■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■
ゼニアオイ
空堀川沿いにて (20190523)
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介護施設での介護者による不祥事が後を絶たないのは何故だろうか?
最近では東京の施設で高齢男性が介護人の暴力を受けて死亡したとの容疑で逮捕された。
私は介護の仕事に従事している人はある特別な信念を持っていると思い、入浴介護に来るヘルパーさんも含めていつも感謝の気持を失ったことがない。
しかし、世の中には私が思うような信念を持っていない介護職の人もいるようだ。
介護する人が介護される人を虐待する話しは、時々ニュースとなって報道されるが、それを聞く度に何故だろうか? と、疑問の気持でやり切れないことがある。
おそらくは介護する人が指示する通りに介護される人が動かないことが、苛立ちを誘って暴力行為に及ぶのだろうが、忘れてならないのは健常者のようにスムーズに動けないから要介護の認定を受けていることや、高齢なるが故に施設に入所していることを忘れてしまったことが大きな原因かもしれない。
私もMを介護しながら、時には苛立ちが募って語気も鋭く、時には手を使ってしまうこともあるが、そんな時の後には必ず後悔の念で苦しむことになる。
Mの動きが緩慢な時に不思議と想い出されるのが元気だった頃の姿だ。それと比べて今の姿の緩慢さを見ていると自然と落ち着かねばならない気持が遠ざかってしまうことがある。
今日のニュースによると、亡くなった高齢者は三階から落ちたと同じような体の損傷があったとのことだから、この容疑者は相当な暴力を振るったことが想像される。
だが、このような不祥事は今後も続くことが予想される。
私は 「Mが望んで介護を受けるようになった訳でも無い」 から仕方の無いことだと、素直に納得するように心掛けているが、まだまだ介護の達人にはなれないのが現状でもある。
でも施設で介護する人から暴力を受けるような事だけは、何をさておいても無くなるようにと願うしかない。同時にMを介護する時に私の苛立つ気持が穏やかになるようにと心することにしよう。
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