大喜＠湯島 「１年ぶりの梅塩もりそば」

じっさい
線は引けないのですよ
鬱なのか
そうじゃないのかなんて


自分が鬱だと思って
医者がそれを鬱だと診断したら
そこに病気としての鬱が
成立することになるのですよ


知り合いの専門家は
そう語っていたのでした


あのころ自分は
鬱なんかじゃないと思っていたけど
あのころの自分は
鬱だった


ただ
診断されるのが
負けてしまうようで
イヤだった




例えるに
ヘビ


執拗なヘビ


嫌がらせを繰り返して
折れるまで繰り返して
折れないからエスカレートして
毎日毎日



オマエ正気か？
オレ様にそんなこと
やっていいと思ってんのか？



そんなオレ様も
あまりの悪気にアテられて


ひと月も繰り返されてみると


立派な鬱に
なったのでした




卵が生めなく
なりました





世の中には
こんな非道な人間がいて
こんな非道なふるまいを繰り返して
こんな非道な被害にあっている
こんな人たちがたくさんいるんだろうけど



神様は見てるぞ　バカ！！


何でオレ様が
毒ヘビなんぞに
付き合わなきゃならん！！


そう思った瞬間
気が楽になったのでした



多くを捨てた
あの日


心に沁みた
あの日の一杯を
一生忘れないと思う





この日
１年ぶりに訪れても




覚えていて下さった
武川さんやスタッフの方たち




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


涙が出たね
じっさい




ヘビに飲み込まれなくて
本当に良かった




神様が見ていてくれて
本当に良かった



いつかオレは
公衆の面前で
マングースになる


そうも
思っていたのだけど


神様も見てることだし


ヘビ狩りも
神様に任せることにしたのでした



これを
平穏というのでした


いまが
平穏なのでした


人間は
救われてなきゃ
ダメなのでした