そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

味噌屋八郎商店@新宿 「辛味噌らーめん+塩玉子」

2009-08-04 09:43:11 | ラーメン 新宿区
どうしても
どうしても


辛いのが
食べたい


こんなとき
どんなとき


飲んだとき
残っているとき


もう僕には
あっこしか
浮かべることが
できないのだけど




地元にできた新店
有名どころの新店
見て見ないフリにも
限界がある


しかるに
辛くて
圧倒的
安心感


しかるに
新店
圧倒的
義務感





辛いのが




ある (゜∀゜) じゃん!!




ほぅ




¥980    ね




そうです    か



その勇気に
応えて



僕も
勇気を出さなければ!!


負けちゃダメだ!!
負けちゃダメだ!!




中本の
「冷やし味噌ラーメン」
いかに素晴らしい逸品かを
ここで述べることにしたいと思う


言わずと知れた
中本において
最強の辛さを誇る2品のうちの
つけめんバージョン


北極とともに
5段階中の5のランク付けではあるが
温度が高い分だけ
北極の方が辛いのでは?
という一般的認識ではある
さらには「冷やし味噌ラーメン」などという
羊の皮をほっかむったネーミングに
劣情を喚起しにくいとの向きもある


しかるに
ただ辛いだけではなく
圧倒的なコクがたなびく一品に
虜となる老若男女数知れず


豊富な野菜をウリにしている他のメニューに対して
冷やし味噌はもやしだけ
あとは赤汁の中のわずかな豚肉と
色合い的な一抹の物悲しさを感じさせるが
このストイックなビジュアルが逆に
タイトに人を惹きつけているという見方もある


辛さをアップさせるテクとして
卓上の唐辛子を追加というのも良いが
単品マーボを追加
赤汁の中に溶かし込むことによって
片栗粉由来の粘度を赤汁にトランスファー
持ち上げる量を増すことによって
凶暴さを演出する方法がある


マーボを途中から加えることによって
少なくなりゆくスープを補完するのに併せ
薄くなりゆく濃度を補強する意味もあるが
この場合
食べ終わり時の器には
汁の一滴も残っていないことが多く
つまるところさっきの赤汁がすべてこれから
我が体腔内をめぐることを意味しており
その苦しさを想像するだけで
お腹のひとつも緩さが増すものと
日夜筆者を苦しめる


ちなみにデフォルトでは
5mm以上 へたをすると10mm近くにもなる
ラー油の層が赤汁に浮かび
そのカロリーばかりか
生産物の緩さに一役買ってしまうこともあり
注意が必要となる


なお
そのオペレーションの適当さを揶揄する向きもあるが
脂の量は注文に応じてコントロールをしてくれるので
店内の喧騒に我を忘れず
食券を手渡す時点の一言
留意しておきたいところである


ちなみに筆者のフルコースは
冷やし味噌ラーメン
麺硬め 脂少なめ
もやし増し
北極卵
単品マーボ
半ライス


定食を大盛りにするより
マーボ単品に半ライスの方が
若干量ライスが多いという
これも隠されたテクなので
覚えておいて損はないであろう



続いて
中本の
「五目味噌タンメン」
いかに素晴らしい逸品かを
述べることにしたいと思う


中本のラーメンバージョン
最も辛いのは「北極ラーメン」と
上でも書いたところだが


もやしの白とラー油の赤
あまりの地獄絵図に併せて
実は麺量が他よりも多めという
あまりに漢好きする内容から
その下のランクである4段階目の
「味噌卵麺」に逃げる向きも多いと聞く


「味噌卵麺」
実はやはり野菜はもやしのみという
その事実から目を背けられがちなものの
青ネギの緑と卵の黄色が目に映え
ビジュアル的になかなかの美しさを誇っている


しかし
およそ2個分は投入されているかと思われるゆで卵
どうせなら味玉であるところの北極卵
そちらを賞味したい筆者としては
この卵は明らかに不必要


だからといって
もう一段階下の蒙古タンメンとは一線を画す
北極と蒙古のハイブリッドスープであるところの味噌卵麺
もどかしい葛藤に悩まされるところに
「五目味噌タンメン」の朗報


スープが味噌卵麺と同様の4段階目にして
シャキシャキにしててんこ盛り
もやしと白菜を主体とした複数種類の野菜
それに負けることなく肉も気前良く投入されており
さらにはやはりゆで卵ではあるが
彩を添えるには的確すぎる黄色の丸2つ


何より嬉しいのは
味噌卵麺同様
北極や冷やし味噌のレベルには至らない
油膜にならない程度の適度な脂


まさに夢が具現化された一品に
筆者自身はひそかに
「完全食」と踏んでいる一品である


ちなみに筆者のお気に入りは
五目味噌タンメン
麺硬め マーボ単品 とシンプルに


マーボも最初には投入できないぐらいの盛りっぷりに
半ライスを我慢せざるを得ないのは残念至極ではあるが
その有り余るインパクト
他では得られない食後の多幸感
これで¥950はどう考えても安すぎる


なお本品においては
野菜のバランスが効を奏しているのか
数時間後の猛襲もなく
トイレタリズム的にも
非常にエコな一品となっている





もう




中本が



食い (゜д゜lll) てぇ!!



食いたくて
食いたくて



死んで (゜д゜lll) しまう!!



僕はもう
迷わない


決してもう
迷わない
Comment (1)
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