MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

摩周湖に咲く花たち 2

2007-08-23 22:37:49 | 旅行


Nickさん、jisamaさん、panaさんのお陰で
花の名前が解明されてきました
 有難うございます 


ヒダカトウヒレン (日高唐飛廉)
キク科 トウヒレン属
絶滅が危惧される花です。




ミヤマアカバナ (深山赤花)
アカバナ科 アカバナ属
中部以北の本州と北海道の高山に分布
花期は7,8月、高さ5-20cmの多年草
アカバナの仲間は、他にシロウマアカバナ、ヒメアカバナなど
見分けがつきにくいそうです





キオン (黄苑)
キク科 キオン属
ほぼ日本全国の山地、亜高山の日当たりが良い場所に生える
花期は8,9月
紫苑に対して、鮮やかな黄花から黄苑と名づけられた。




ヤマハハコ (山母子)
キク科 ヤマハハコ属
日本では本州長野県以北、中国、ヒマラヤ、北アメリカに分布
山地や草原に生育する多年草
雌雄異株





不明???





オオハナウド (大花独活)
セリ科 ハナウド属
本州近畿以北から北海道にかけて分布する大型の多年草
本州では高地、北海道では低地でも見られる
白い花が無数に集まり半球形となる
花が咲くと辺り一面、オオハナウドの香りに包まれるとか・・・
左側が花後 右側が実をつけたところ
残念ながら花は終わってしまいました

オオハナウドとシシウドは
周囲の花が中心部より高いのがオオハナウドと区別するようです




ツルアジサイ(蔓紫陽花)
ユキノシタ科 アジサイ属
山野に生える落葉つる性で、気根があり、木や岩などに這い登る。






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摩周湖って・・・?

2007-08-23 22:35:20 | 旅行

摩周湖は周囲19km余りのカルデラ湖です。
約7000年前の巨大噴火で、活火山の上が吹き飛び、陥没し
そこに水が溜まったもの。

摩周湖に流れ込む川も、流れ出す川もないのに、一定の水位を保ちます。
昔は41.6mもの水の透明度を誇りましたが、
段々と低下し、現在では20m程度のようです。

アイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、
その南東には「カムイヌプリ(神の山)」(摩周岳・標高858m)
がそびえ立ちます。

水面の標高は355m
最も深い水深は211.5mもあります。

湖の周囲は、切り立った断崖となり、湖に下りることは禁止されています。

摩周湖の真ん中に浮かぶ島・・・カムイシュ
アイヌ語で「神となった老婆」という意味

大噴火で陥没した後、また新たな活火山が現れました
その山頂部が、この島なのです

 

この島には、悲しいアイヌの伝説が伝わります

昔、アイヌの族長が殺されてしまいました
族長の老いた母は、孫を抱き逃げます
山野を逃げ惑い、孫と離れ離れになってしまいました

孫を探し続けた老婆は、いつか摩周湖のほとりに来ました
山の神に一夜の宿を願います

カムイヌプリ(摩周岳)は、老婆を憐れみ
島に変えました

今でも、この島を人が訪れると
老婆は、孫が来たのかと思い
嬉し涙の雨や雪を降らせるそうです


 

コメント (2)
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