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写楽・・話楽・・・な日々

釧路川の源は? ( リバー・トレッキング ) 後編

2007-08-25 20:57:09 | 旅行


ガイドのAさんとBさんは、地元の女性
明るくて たくましくて とても楽しい

魚の見分け方、木、草花など、たくさんの事を教えてもらいました

山の中で、日が出ていない時に方角を知るにはどうするの???

それはね・・・・・例えば・・・・・

クマゲラの巣穴の出入り口は南を向いています
木に苔がついている側は北なんです
暗くても霧の中でも大丈夫
触れば分かります!


自然の中で生き抜く知恵です

川の幅は狭くなり、水の流れもゆっくりになってきました
辺りはシンとして、苔むす石や倒木に、木漏れ日が射し
神秘的な雰囲気

ここが摩周湖の伏流水の湧き出るところ
釧路川の源のひとつです



岩陰からこんこんと水が湧き出ています
コップを渡され、湧き出る水を汲んで、ゴクリと飲みます

円やかな味わい 冷たい水が喉を潤し 染み渡ります

ペットボトルも用意してくださっていて、この湧き水を持ち帰ることができました



今まで訪れたことのある湧水地は、どれも特別な雰囲気がありました
ここもまた 神聖な場所であることを感じ 敬虔な気持ちになります
きっと、原始の時代から、人間の中に埋め込まれた本能なのかもしれません

この辺りの木は紅葉が始まっているようです
水の中には 赤や黄色の葉が浮き沈みしていました




この湧き水が川となり、屈斜路湖に注ぎ
屈斜路湖から流れ出した川が、釧路川なのです

清らかな流れの中には、藻が生えていて、水面に花が顔を出していました



遡ってきた川を、今度は流れにのって戻って行きます
時々、魚を捕りながら・・・

おー!!今度はヤマメが捕れました



夫もかなり上手になったようです
捕まえた魚の1匹が「ミヤベイワナ」かも・・・とガイドさんが話しています

とすると、この流域で始めて生息が確認されたことになるらしい
この袋の中の1匹がそうなんですけど・・・

私には、どうやって見分けるのか分かりません



木々が強い夏の日差しを遮り
足下を流れる渓流が涼やかな冷気を送ってくれます

こんな夏の一日・・・

素晴らしい旅の想い出になりました










コメント (18)
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