MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

摩周湖に咲く花たち 1

2007-08-22 21:24:57 | 旅行


摩周湖には、たくさんの花が咲いていました。
それをUPしますネ!!
ところが・・・名前が分からないんです・・・
調べて、これだと思ったものは書きます。(でも間違っているかも・・・)

もし、知っている方がいらしたら、是非教えてください。
間違っていたら、遠慮なく指摘してくださいネ

Nickさん、panaさんからヒントを戴いて
やっと分かりました

オンタデ (御蓼)
タデ科

ウラジロタデの変種。 木曽御岳で発見され、名づけられた。
本州中部以北に分布。
高山の風当たりの強い砂礫地に生える雌雄異株の多年草。




もう少し近寄ります。




キンミズヒキ (金水引)
バラ科 キンミズヒキ属
季節は7月~9月
北海道から九州、樺太・朝鮮・中国・インドシナなどに分布する多年草。




モイワシャジン (藻岩沙参)
キキョウ科 ツリガネニンジン属

北海道の山地に生える高さ30~60cmの多年草
花の色は、薄紫または白色
花柱は花冠から少し突き出る




タカネトウウチソウ (高嶺唐打草)
バラ科 ワレモコウ属
花穂の形が唐打(中国の組みひも)に似ていることから
名づけられたそうです。

*** サラシナショウマ(晒菜升麻)ではありませんでした ***





エゾノコギリソウ (蝦夷鋸草)
キク科 ノコギリソウ属

葉の縁がのこぎり状のギザギザになっています。







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摩周湖

2007-08-21 21:17:03 | 旅行

北海道に行ってきました。
といっても、摩周湖、屈斜路湖の狭いエリアなんですけど・・・

朝8時半ごろ、摩周湖の第3展望台に着きました。
まだ、観光客はほとんどいません。
車から降りて、階段を上がり・・・
目に飛び込んできた摩周湖(上の写真)

何という神秘的な美しさ
思わず息をのみます
信じられないほどのブルー



湖は、刻々と姿を変えていきます。
薄くかかったもやが晴れていき、水の輝きが増していきます。

摩周湖の反対、西側も素晴らしいパノラマ
土色が見えるのが、硫黄山。
その右手に、屈斜路湖が見えます。
遠くには、雄阿寒岳の高い峰も見えました。



 

北東には、斜里岳を始めとする知床の山々・・

 



ただただ・・・言葉もなく、ここに居る幸せ・・・

霧のかからない摩周湖に会えるのは幸運。
この第3展望台から見た摩周湖は忘れられない想い出です。



長い間ここにいて、第1展望台に移りました。
もうその時には、摩周湖は美しいけれど、神秘的な雰囲気はなくなっていました。
観光客も続々と押し寄せてきます。

地図

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このグラスを飲み干して・・・

2007-08-16 22:02:15 | 小さなおはなし

あなたの願いをひとつ叶えてあげましょう。
さあ、このグラスを飲み干して・・・
強く 願いなさい。

と言われたら
何を願いますか???

愛?
成功?
財力?

さあ・・・あなたは何???


******
数日間、夏休みで出かけます。
また帰って来てからネ!!
******

 

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水恋う

2007-08-15 21:53:35 | 小さなおはなし

小川は枯れ
地はひび割れる

ジリジリと焼けつく陽射し
熱い風が駆けめぐる

草木は一滴の水も逃すまいと根を張り
ひたむきに耐える

日が傾き
北の空に入道雲

恵の雨をもたらしますように・・・
願いは届くのだろうか


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小さな秋

2007-08-14 23:44:53 | 小さなおはなし

背伸びしても 届かない
胸を張っても 敵わない

射抜くような 夏の陽を
真っ直ぐみつめる ひまわりには

そう思う コスモスに
スイと微笑む 赤とんぼ

ゆらりと 陽が翳る
小さな風が吹き抜ける

ほんの一瞬 微かな秋の予感





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夏の夕暮れ

2007-08-13 21:20:04 | 小さなおはなし

チリンと風鈴が鳴って
小さく涼やかな風

壁を紅色に染め上げ
落ちていく夕陽

影もなく 白く シンとしていたおもてに
人の声が戻りはじめる

蝉時雨

夏の夕暮れ


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光前寺  ( 長野県駒ヶ根市 )

2007-08-12 22:13:36 | 旅行


信州は、昔、よく行ったところ。

今回行った「駒ヶ根」は、中央本線の松本の手前にある「岡谷」で
飯田線に乗リ換えます。
信州でも、初めて行く場所です。

JR飯田線「駒ヶ根駅」では、Nickさんが私たちを出迎えてくれました。
Nickさんの車で、光前寺という紀元860年(千百余年前!!)に開かれた
由緒あるお寺に連れて行ってくださいました。

この杉並木、すごいでしょう!?
樹齢数百年の巨木です。



天台宗のこの寺は、幾度かの焼失にみまわれましたが、
武田、羽柴、徳川と、時代の覇者の庇護をうけ、
この地方の寺院として隆盛を極めました。



三門から本堂を眺めます。
右手に見える小さなお堂は、弁天堂です。
この寺の中で、最も古い入母屋造りの建物。



本堂手前にある手水舎(ちょうずや)。
池のほとりにあり、観音様が静かに佇みます。




境内には、まだアジサイが咲いています。
気温が低いのでしょうね・・・・・
その中でも、タマアジサイが初々しい。





1808年(200年前)に再建された三重塔です。
優美な姿です。
正面ではなく、裏から撮ってしまいました。




この寺には、早太郎伝説が語り継がれています。
寺に飼われていた早太郎という犬が、村人を苦しめていた怪物と戦い、
退治するという話です。
傷ついた早太郎は、山門までたどり着き、
一声高く吠えて息をひきとったそうです。(涙)
お墓もあるそうです。(その時は知りませんでした・・・)




女郎花(オミナエシ)を撮ったのですが・・・
何だかよくわかりませんネ!





大講堂(阿弥陀堂)は昭和55年に建てられたもの。




しだれ桜が、たくさん植えられています。
春には、桜の名所として、多くの人が訪れます。

もう一度、春に訪れて見たいな・・・
でも・・・杉がネーーー
花粉すごいでしょうね!




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中央アルプスの高山植物 2 - 千畳敷から宝剣岳 -

2007-08-11 20:58:08 | 



タカネツメクサ (高嶺爪草)
ナデシコ科 タカネツメクサ属



本州中部の高山に咲く、草丈5cmほどの花です。
細い針状の葉、小さな白い花をびっしりつけます、




シナノキンバイ (信濃金梅)
キンポウゲ科 キンバイ属



花びらにみえるのはガク。花弁はオシベの周りにあって目立ちません。







ウラジロナナカマド (裏白七竈)
バラ科 ナナカマド属

本州中部~北海道に分布する落葉低木。
秋には美しく紅葉し、赤い実をつけます。






クロユリ (黒百合)
ユリ科 バイモ属




本州中部以北に分布する褐紫色のユリ。
花言葉は、「恋」「呪い」だそうです。







カラマツソウ (唐松草)
キンポウゲ科 カラマツソウ属



花が、唐松の葉に似ていることから名づけられました。
ほぼ全国で見ることができます。
花にみえる部分はオシベです。





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中央アルプスの高山植物 1 - 千畳敷から宝剣岳 -

2007-08-10 22:08:08 | 


千畳敷から宝剣岳の間に咲く高山植物です。

もっと撮っておけばよかったと後悔・・・
でも、歩くのに気を取られ、
いちいちカメラを出すのが面倒だったのです。

コバイケイソウ (小梅恵草)
ユリ科 シュロソウ属



高さ50~100cmにもなります。
今年は当たり年だそうで、群生がアチコチに見られました。
黄色い花は、シナノキンバイです。





コイワカガミ (小岩鏡)
イワウメ科 イワカガミ属



イワカガミの変種で、イワカガミより小ぶりとのこと。

下の写真は、コイワカガミの花が咲いた後だと、
Nickさんから教えていただきました。
別の花だとばかり思っていました。





キバナノコマノツメ (黄花駒爪)
スミレ科 スミレ属

葉が馬蹄型をしているところから名付けられたそうです。





チシマギキョウ (千島桔梗)
キキョウ科 ホタルブクロ科



今回撮った花の中で、一番高いところに咲いていた花です。
4cmほどの青紫色が美しい、縁に白い毛が生えています。








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宝剣岳直下へ - 3 -

2007-08-09 23:49:11 | 小さなおはなし


風さんを発見したIさんが来てくださったのは、何よりでした。

詳しい状況が分からないまま、いろいろなことを想像するのは
ろみさんにとって、とても辛いこと。

Iさんの話で、遭難した時の状況を知ることができました。

でも、それを冷静に受け止める為には、
半年もの時間が必要だったのかもしれません。

伊那谷を、そして、遥か彼方の南アルプスの峰々を見下ろす崖のふちに、
小さなケルンが積まれました。

*** 8/6の記事をご覧下さい ***



「風」という文字を石に書く、ろみさん・・・
書き終わると、顔を覆い、大声で泣き出しました。

晴れわたった空の下、子どものように泣き叫ぶ・・・
そう出来るのは、幸せなことなのかも知れません。

泣きたいだけ、泣けばいい・・・

みな、想いは同じだったのでしょう。
私たちは、黙ってそこに立ち尽くしていました。



顔を上げると、谷から、雲がゆらゆらと湧き上がり、
内からの輝きを持った、光に包まれた空間が拡がります。

どこまでも明るく、希望に充ちていて、
微笑みながら、私たちを温かく包み込むように見えました。

心の奥深くから、不思議な幸福感が湧きでてきます。
満ち足りた安らぎ・・・
それは、私たちが命を授かり、やがて還っていく世界。

風さんは、決して、絶望と寒さのなかで亡くなったのではなく
「よく長い間頑張って生きてきたね」と温かく抱きしめられながら
明るく輝く光に向かって、足を踏み出したのですね。

***** 下の写真は、ろみさんのをお借りしました *****


さあ、おにぎりを食べようね!
生きているとお腹も空くんです・・・・
宿が持たせてくれた大きなおにぎり2個をほおばります。

山の上では、たくさんの言葉は必要ありません。
言葉が少なくなった分だけ、
普段眠っていた五感が研ぎ澄まされていくような気がします。

遠くの山にかかる積乱雲。
素晴らしい天気に恵まれた午前中・・・
山の天気は変わりやすく、そろそろ下山の支度をしなければなりません。

ここで、宝剣岳の頂上を経て、千畳敷に下りるIさん
お別れすることになりました。
私たちのために来てくださり、本当に有難うございました。



下りは、上りよりも、足元に気をつけなければなりません。

急な下りをどんどん下りて、
千畳敷のロープウェイのアナウンスの声が耳に入る所まできました。
雷雨警報がでているので、なるべく早い下山を呼びかけています。



千畳敷駅は、人で溢れていました。
ほんの僅かな時間ですが、千畳敷の花畑に行ってみました。

ここは、ロープウェイに乗りさえすれば、誰にでも簡単に行けます。
たくさんの高山植物が咲いています。
ここにも、時々ガスがかかり始めていました。

マップ

***** 次は高山植物をUPします *****

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