ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

生まれ変わらぬ

2022-04-20 09:26:24 | Weblog

人間て、本当に、嫌な生き物だな。

何で、今時、戦争してんの。
ムダなエネルギーだよ。
それを壊して、どうすんの?

ズルしたり、差別したり、
ストレスで他人をイジメたり、バカなのか?

こっちが、気を遣ってしゃべってるのに、
私をウザいと思うなら、挨拶もしてくんな。

人生は一度だろうけど、生まれ変わっても、

人間にはなりたくない。

学生時代のテストなんか、もう受けたくない。
好きな事しか、興味がわかない時期に、
一夜づけなんかしたくない。

私の顔をバカにしたり、性格をナメたりしてた奴、
今でも許してねーからな。
まぁ、オメーらに負ける私じゃないけどさ。

今は今で、仕事も家事も、
両方やるのがしんどい。
「時間」を気にしないで過ごせる「時」が無い。

私は、他人を、心から頼った事などないし、
そもそも、人が人を、完全に支えきれるはずがない。

動物や虫にも、なりたくない。

強いて言うなら、

すごく綺麗な花ならいいか。

サイクルが早いし、頭で考えなくていいし、
痛みとか無さそうだし。

花を観に行くようになって、気づいた。
人間は、あんなに凛としていない。
コンクリートを割って、出て来る力も無い。

人は、安易に産む事も、生まれる事も、できないのだ。
その瞬間、目の前にいるモノに、
生を受けた者の運命がかかっている。

私は、今の両親の元で、幸せに育ったから、
他の親から、生まれたくない。

この年で、
「お母さんが生きてる間は、援助してあげるからね。」なんて、
言ってもらえる子供は、そうそういない。

たとえ、残りの人生が、
貧乏で、つまらないものであっても、
私は、このありがたさを、
他の誰かに、還元しなければならない。

今年度は、自治会の務めがあり、
色々な問題に、介入している。
腕の見せどころだ。

しかし、しんどい。
みんな、勝手だ。

美味しい物を食べて、パワーつけたいところだが…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オフシーズンこそお出かけ

2022-03-16 09:27:57 | おでかけ

日本民家園

バラ園の時と同様、
誘ってきた友人の方から、キャンセルしてきたので、
1人で行ってみようと思った。

小学生の時に入ったかどうか、記憶もさだかでない。
林の奥の、岡本太郎の方が面白いので、
わざわざ、古民家を見ようとは思わなかった。

「A」のポイントカードを見せたら、100円引きになった。
大人500円なのだが、年間パスポートが1000円というからウケた。

2回行くなら、年間パスポートの方がいいじゃないか。
2回も行かないという事か。
そもそも、年間パスポートは必要か?

しかし、スケッチする人もいるようなので、
そういう人は、年間パスポートにするのかもしれない。

敷地内には、合掌造りの「白川郷」というソバ屋がある。

最近、耐震工事をしたそうで、
神事のオブジェも、まだ白い。
いぶす事で丈夫になると言うのだが、
客がいない時に、装置を使ってやるそうで、
古民家の維持には、お金がかかるらしい。

「民家園ソバ」は、三色で美しく、美味しかった。

近所の常連さんは、ソバだけ食べられるルートで入ってくる。
防犯カメラが、あちこちにあるので、インチキはできない。

小学生が、ボードを首にかけて、レポートしていたが、
集合時間ばかり気にして慌ただしい。

あれでは、全然観察できていない。
まるで、意味の無い遠足だ。
先生達、分かってないなー。

私は、写真を撮りながら、5時間はいたよ。
有意義な遠足だった。

しかし、あの大きくて深いトイレの展示は、危なくないか?

くりはま花の国

冬は、ハーブも花も咲いていない。
しかし、椿の情報があったので、
問い合わせた上で、見に行った。

期待していなかった以上に、咲いていなかった。(笑)

枯れていないのは数えるばかりで、
探すのに一苦労だ。
それでも、写真に撮ると、美しいのが 2、3はあった。

年配女性に、話しかけられた。
「椿を見に来たんですが…。」と言うと、
「すみませんねぇ。(わざわざお越しいただいてみたいな。)」
「こちら(施設)の方ですか?」と聞くと、
「いえ、近所の者です。」
まるで、山のオーナーのような口ぶりである。(笑)

客は少ないが、長い坂道は、
老夫婦達のハードな散歩コースになっているようだ。

20年くらい前は、高級レストランだった「ロスマリネス」は、
メニューも減り、食券購入、水はセルフの、「食堂」に成り下がっていた。

しかし、ハーブチキンプレートの盛り付けは美しく、
店内からの海の景色は、一流リゾートのままだ。

早めの閉店時間が近づいたので、
トイレに寄ったら、一瞬消灯され、
私が店から出ようとしたら、
スタッフに、「まだ、いたのか。」というような顔をされた。

「15時30分までに、出ればいいんですよね?」と言ってやったら、
「ドアは、開いています。」と慌てた様子。

オフシーズンとはいえ、
スタッフのオフモードには、興ざめした。

すっかり薄暗くなり、もと来た長い坂道を行くと、
ザザザッと、木の葉が追いかけて来る。
一瞬、小学生の時、原っぱで遊んだ気分になった。

ほとんど咲いていない椿園。
人のいない心地良さを満喫。

いざ鎌倉

三谷幸喜の大河ドラマは、面白い。

やっぱり、ターニングポイントは、
景時が、頼朝を見逃してやった事だろう。
雅な頼朝が、「ハキダメにツル」に見えたんじゃないのか。

北条氏展に行った。

「アンという名の少女」を見て、
あえて、手間がかかる事をやりたくなって、
安いかごバッグを買い、
それに入れるバゲットサンドを買う為に、
人気パン屋に、朝一で寄って、
そのまま、行列のできる白玉のカフェに、並ばずに入った。

玉こんにゃく大の緑色の白玉を、丸ごと口に入れ、
テキトーに噛んで、飲み込もうとしたら、
喉につかえそうになった。

しかも、スプーンしかない。
危険を感じて、少しずつ噛み切ってから食べた。

最初は、しばらく写真を撮っていたので、
私のだけ、固くなってしまったのかと思った。

しかし、ネットでワード検索してみたら、
同店で、同じ思いをした人の書き込みが、
考えていた以上に多かった。

今まで、窒息死した人がいないのが不思議だ。
そういえば、客に、それほど年寄りはいない。

10年以上前、小学生が、給食で喉に詰まらせた白玉は、
直径2㎝程だったと言う。
しかも、今まで給食に出されていたのに、その子は死亡した。
前例が無いので、訴えは棄却されたが、注意喚起はするべきであった。

危ないと感じた人が報告していないと、こういう事が起こる。
初めて食べる人は、尚更分からない。

白玉は美味しいし、有名店なので、
みんな、店に対して、おせっかいな事は言わないのであろう。

デブなおばさん達は、夫のグチで盛り上がっていたが、
女子3人連れが、急に黙食し始めたのは、
コロナのせいではなく、
白玉を食べるのに、慎重になっていたからではないか?

アクリル板と換気はしっかりしていたが、
あの店は、白玉の食べ方を注意した方がいい。

外に出ると、行列ができていた。
これでは、早く行かないと、ゆっくりできない。
私は、初めて行ったのに、ラッキーだった。

北条氏展の後、ベンチで、バゲットサンドを食べたら、
差し歯が、ぐらつきそうになった。

年を取ると、何もかもが危険だ!

北条氏つながりで、
頼朝の墓と、北条高時の腹切りやぐらに行ってみた。

やぐらの入口のハイキングコースは、
立ち入り禁止のロープが張られていた。

私の頭上で、大きなタイワンリスが2匹、
笑いながら走り去って行った。

かごバッグは、邪魔である。
そうとう呑気でないと、持ち歩けない。

薄暗くなった鎌倉は恐い。
7時間以上いても、多くは観られなかった。

乗り継ぎの駅で、なつかしい人の面影を見た。

家に戻ったら、急に不機嫌になったので、
疲れても、鎌倉は楽しかったのだろう。

又、かごバッグと白玉に、チャレンジしてみるか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空気しか読めない女

2022-02-10 11:08:50 | Weblog

何度も書いているが、
いまだに、エスカレーターの右側を、
「偉そうに」歩くのが、当たり前だと思ってるバカがいるんだよ。

この間、商業施設から駅構内へ上がるエスカレーターの真ん中に立って、
右のベルトにつかまっていたら、
抜かれはしなかったものの、上がった直後に、
後ろにいたと思われる、綺麗なお姉さんに、
「空気、読まないね~。」って、
女らしい声で、シラッとささやかれたのよ。

「バカじゃねーの。」

私は、その女に向かって言った。

さほど、急ぐ様子もなかったその女は、
小走りに離れて行き、こっちを睨んでいた。

何で、まともに利用している私が、
そんな事、言われにゃならんのだ。
許せない。

私は、上がってきたエスカレーターを下りて、
施設のサービスカウンターへ行き、
「エスカレーターは歩くなと、もっと強調するように、
上の人に言っておいて。」と伝えた。
ま、ムダだろうけどね。

そもそも、商業施設に寄ってるんだから、
急ごうとするのは、テメーの時間配分が悪いんだろ。

考え方が違う以前に、
エスカレーターが何なのか、分かってねーんだよ。

どうせ、みんなと同じ事やってればいいと思ってるバカ親に、
育てられたんだろーよ。

私が、小さい事でキレてると思うか?

自分の頭で考えない人間を、のさばらせておくから、
この国に、バカが増えるんだよ。

SDGsとか言う前に、ああいうヤツらをシメろよ。

あんな女に、子孫を残してほしくない。
あの女が、一生歩けなくなる事を、心から祈る。

ところで、ドラマ主題歌のオーディション番組で、
顔出しNGの、審査員とかチャレンジャーとかいるって何?

顔見せたくないなら、ネット上で演ってろよ。
犯罪者じゃあるまいし。
選ばれたんだから、堂々としてろよ。

ああいう現象も、いかに周りを気にするかって事だよね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おい〇〇屋!!

2022-02-10 09:37:38 | Weblog

「おいハンサム!!」のワンシーン。
若い頃のハンサムが、「焼き芋、1本くれ。」と言うと、
腕ぐらいの長さで、大きい芋を差し出され、
「2000円です。」と言われる。
ハンサムは、引っ込みがつかず、買ってしまう。

ハハハハハー。
私は、久しぶりに大声で笑った。
何でだと思う?
ただ、ウケたんじゃないんだよ。
私には、幼少期に、苦い思い出があるのだ。

おい焼き芋屋!!

近所に、焼き芋屋が通りかかった。
母は、幼い私に、1人で買いに行かせた。

小銭が無かったのか、500円札だったか、
とにかく、多めに渡された。

芋は、1つでよかった。
私は、聞かれた。

「いくら持ってるの?」

おじさんは、私の手のひらを見て、
大きいのを1本よこした。

私が、ワクワクしながら、母の元に戻ると、
「お釣りは?」
「ない。」
「何で、こんなに大きいのを買ってくるの!!」

私は、泣いた。
焼き芋屋のボッタクリと、母のヒステリーのはざまで、
それは、私の罪となった。

母は、私が、
「そんなに大きいのはいらないから、お釣りをよこしてよ。」と、
交渉できるとでも思ったのだろうか。

今なら、こう言う。

「選ばせろ。」

すごく高いホールケーキの1ピースを買う時も、
「写真撮るから、ここにして。」と、うっとうしい事を言って、
美味しそうなカットを選ぶ。
(そこじゃ、損じゃねーかって部分もあるんだよ。)

嫌な顔された事なんてない。
バタバタしてる店じゃないからだ。

それでなくても、世の中、不良品が多い。
チェックしろ。

おいモツ屋!!

まん防が出る前に、
1人で、鍋小屋イベントに行った。

色々試したいので、チョイ〇〇セットのクーポンにしたのだが、
いくらチョイでも、北海道の味噌モツは、チョビッと過ぎる!!
あれじゃ、スーパーの試食だ。

あらかじめ、会場スタッフから、
「店によって量が違う。」と聞いていたので、
文句は言わなかったが、悪意を感じた。

ほっともっとのトン汁の方が、
安くて多くて、美味いわい!!

しかし、日本酒のチョイ呑みは、
とても良い気分になり、楽しかった。
人は幸せだと、寛大になれる。

しかし、インチキしようとするヤツは、
絶対に許さない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムーミンママにはなれない

2022-02-10 09:37:38 | Weblog

フィンランドが作った立体アニメ、
「ムーミン谷のなかまたち」を知ってるか?

私は、日本が勝手にアレンジした、
一番最初の「ムーミン」が好きなのだが、
最近は、これも見ている。
原作マンガを持っている私は、見覚えのある話もある。

そこで、改めて驚いたのは、
ムーミンママの寛容さである。

いくら小説家だからと言っても、ムーミンパパの妄想はひど過ぎる。
しかし、ムーミンママは、ムーミンパパが何をしても、慌てない。
いつも優しく、無謀な冒険に付き合う。
しばらくすると彼が飽きるのを、分かっているのである。

そして、ムーミンママ自身も、やや天然である。
バケツにまで、大量のジャムを作ったりしている。

ムーミンママも、ゲゲゲの女房も、
「アンという名の少女」のギルバートも、
同居人に優しすぎるのだ。

使えねーパートナーに合わせて、人生を楽しむ事は、
共倒れのリスクを伴う。
私は、ああはなれない。

私を含め、結局誰もが、自分の事しか考えていない。

私は、若い頃、
寛容と自由、思いやりは賢さだと、こだわってきたが、
この年になって初めて、

自分が器の小さい人間だと認めるのである!!

自分以外の人間の人生に責任を持つほど、寄り添えない。
できるところまでしか、できない。
できないものは、できない。

しかし世間は、頑張っている者に、もっと頑張れと言い、
やる気のないヤツを、更に甘やかす。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねぇムーミン

2022-01-05 10:20:43 | おでかけ

久しぶりのバスツアーだ。

ガキが、何度も鼻をかんでいるのが、うるさ過ぎる。
体調悪いのに、連れてくんなよ!

ムーミンバレーパーク

ネットで、公式に紹介されているイメージとは、まるで違う。
テーマパークとして、洗練されているわけでもなく、
湖の周りに、カフェや施設が点在していて、
「こどもの国」を、小さくした感じだ。

ただ、本当に、北欧やムーミン好きなら、
こんなもんでいいかもしれない。
散歩するには、いい場所だ。

運休中だが、湖上を滑走する「飛行おにのジップライン」がある。
これは、別料金払っても、面白そうだ。

コロナでディスタンスだから、
キャラクターは、円の仕切りの中にいて、
客が声をかけたら、振り向いてくれる。

ムーミンにいたっては、
ムーミンハウスのベランダから手を振るのを、
遠くから撮るだけだった。

事情を知らずに、
移動中のムーミンを追いかけてしまい、
アングルが変な、気味の悪いツーショットが撮れた。

メインの施設「コケムス」の外観に、違和感あり。
ぼんやりしたグレーで、
遠くから見ると、廃墟の病院のようだ。

その手前に、いい感じの、ムーミンのオブジェがあるのだが、
そこに座って写真を撮ると、
後ろのコケムスが映り込んでしまい、嫌だった。
ムーミンの世界観に、合っていない建物だ。

あらかじめ、ネットで調べておいた土産物を買い、
ホットドッグを食べたら、自由時間がもうすぐ終わり。

満喫するには、5~6時間かかる。

ムーミングッズはバカ高いので、十分なお金を用意せよ。

あしかがフラワーパーク

日本三大イルミネーションとか言ってるが、
私は、そうは思わない。

確かに、規模は大きいが、
「これを、電飾で見るイミあるのか?」と思うのもあった。

しかし、藤棚は綺麗だ。
可愛いカップルシートも多く、
記念写真を撮るには楽しい。

すごく混んでて、お城も見られなかったし、
光るキャンディーも買えなかった。

何でも、光ってればいいってもんじゃない。
品もムードも無い。
子供向けのテーマパークだ。

帰りの蓮田SAのトイレが、広くて綺麗で感動した。
しばらく遠出しないと、SAも変わるもんだ。

時間にうるさい私は、
20分ごときの休憩では、何もしたくないのだが、
今回の旅では、目一杯、時間を使っている。

コンビニで、サンドイッチを買って食べ、
赤ベコを売ってたから買い、
自販機でココアを買って、
二度目のトイレに行ってから戻った。

想像とは違うテーマパークだったが、
楽しかったので満足。

疲れるけど、たまには遠出もいいもんだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沙也加へ

2022-01-05 09:20:07 | 気になる

人身事故が多い。
お願いだから、電車で死ぬのは止めてくれ。

私は、満身創痍で、振り替え輸送は、体力を消耗する。
死にたくなったら、小野田さんの本でも読んでくれ。

しかし、一番許せないのは、放火や無差別殺人である。
全く関係ない人を巻き込む。

悲しみや怒りを感じた時、
全て周りのせいにする奴は、他人を殺し、
それができない場合は、自殺する。

そんな矢先、神田沙也加が死んだ。

ショックだった。
ファンでも身内でもないのに、とても悲しかった。
松田聖子の悲しみを思うと、ゾッとした。

何で、あんなかわい子ちゃんが、死なねばならんのだ。
私が、あの顔なら、とりあえず生きる。

三浦春馬を思い出した。
彼と沙也加の死は、どこか似ている。

容姿にも恵まれ、ストイックで仕事も順調。
しかし、それを全うせずに死んでいる。

人生は、0か100なのか。
自分が死んだら悲しむ人がいる、と思えなかったのか。

恐ろしや、子は自らの死をもって親に仕返しす。

松田聖子が悪いとは言わない。
でも、彼女は、ずっと寂しかったと思う。

母親より、歌が上手くても、
永遠のアイドルにはかなわない。

理由なんかどうでもいい。
理由なんて無い。

恋人とうまくいかないとか、喉の調子が悪いとか、
そんな事じゃない。

ただ、寂しい。
生きるのに疲れた。
どうでもよくなる。

薬が、後押ししたのかもしれない。

でも、あなたには、最強のおかあちゃんがいたんだよ。
松田聖子を頼れよ!
できなかったんだろうな。

まるで映画のワンシーン

倒れていた彼女の上には、雪が降っていた。
眠り姫のように、霊安室に横たわる彼女の傍らで、
松田聖子が、泣きくずれる。

想像するが、リアリティーがない。

しかし、神田正輝の泣きはらした目を見ると、
2人の凄絶な悲しみは、想像に難くない。

聖子ちゃんともなると、
遺骨や位牌を胸に、記者会見せねばならんのか。

いや、2人が望んだのかもしれない。
心配されてるから、顔を見せなきゃとか、
出て来ないと、勝手に色々言われるからとか。

身内も私も、ただ、
「かわいそう。」としか言えなかった。

ひとり娘に、先に逝かれるのは、キツイなぁ。

聖子ちゃんも、もうすぐ還暦だ。
これをキッカケに、どっとフケこんでしまわなければいいが。

今は、そっとしておくしかない。

沙也加さん、残念だよ。
みんな、あなたが、お腹にいる時から知っているよ。
でもそれが、あなたには、重かったのかもしれないね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「生きる」に特化した人

2021-11-17 09:32:31 | 映画

草を背負ってる姿が、とても悲しかった。

サブタイトル通り、いったい何と戦っていたのか。

フランス人監督による、国際共同製作映画「ONODA」は、
興行目的の作品とは思えなかった。

まるで、楽しむべきものではないかのように、
最初から、パンフレットも作成されていない。

エピソードがフィクションでも、
29年を3時間で、淡々と描いたそれは、
ひたすら虚しい。

しかし私は、それだけでは済まなかったのだ。
改めて、「小野田寛郎」にハマってしまった。
あの頑固さと、晩年の笑顔に惹かれた。

子供の頃TVで見た、オンボロの服を着て、敬礼していた日本兵。
口角泡でしゃべる、プライドの高そうなおじさん。

実家には、当時のインタビューがレコード化されたのがあり、
先日聴いてみた。

いつのまにか、ブラジルに行ってしまい、牧場を経営した後、
子供の為のサバイバル教室を開いた。

枯れ枝で、あっという間に火を点けたのを、TVで見た瞬間、
「さすが、筋金入りのサバイバー!!」と、リスペクトした。

千年の孤独 万に一の奇跡

小野田さんは、29年間、
ずっと1人でいたようなイメージがあるが、
そうではない。

投降や死亡で、味方がどんどん減り、
1972年10月に、最後まで一緒にいた小塚さんが銃殺されるまで、
2人だったのだ。
それから、1974年2月に、鈴木紀夫青年が、
単独アプローチするまでが、本当の1人である。

私が、映画の冒頭シーンで、
草を背負っているオノダを見て、悲しくなったのは、
背負っていたのが、身を隠す為の草ではなく、
恐ろしい孤独に思えたからだ。

私は当時、鈴木さんの事を、
ミーハーなジャーナリストだと思っていた。

しかし彼は、
次のターゲットである雪男を探しに、ヒマラヤに行き、
遭難して、37才の若さで亡くなった。
何て事!!

そんな人が、チャラい気持ちで、
小野田さんを探すはずはない。

小野田さんが、心の中で上げたのろしが、
鈴木さんに伝わったのだろう。

スパボラのオバタさんが、幼児をみつけた時のように、
何か、自分なら探せる、そんな勘があったのではないか。

彼の思いつきと行動力が、
その後の、小野田さんの40年の人生を、
大きく変えたかと思うと、ゾクッとする。

本当にすごかったのは、鈴木さんだ。

映画の中で、
「これから、どうするんですか?」
「1人になってから、どれくらいたつんですか?」
鈴木青年の問いかけに、私の方が涙した。

オノダは、無表情だった。

上官の命令解除があれば、帰国する。
オノダという鬼が、人間に戻った瞬間だった。

英雄なんかじゃない

陸軍中野学校では、
自分が自分の指揮官であれ、玉砕は許さない、
生きて任務を貫徹せよ、と教育されている。

小野田さんは、戦争が終わっているのは知っていた。
しかし、エリートの兄や父が、拡声器で、
「ひろお、出て来い!」と叫んだところで、
のこのこ出て行けるだろうか。

島民から略奪をくり返し、
30人くらい殺しているのだ。
うかつに出て行くと、殺されかねない。

もっと早く投降していれば、
島民も小塚さんも、死なずにすんだかもしれない。
しかし、あれでは、出るに出られない。

それに、カッコ悪いのは嫌だったと思う。

ラストシーンで、
ヘリコプターの中のオノダは、無表情だった。
(ネットで、涙目だったと書いてる人がいたが、私はそうは思わない。)

ルバング島に残してきた仲間の顔や、
29年間は何だったのかという思いがよぎっても、
これから日本で、何が待ち受けていようとも、
孤独からの解放で、頭はカラッポだったんじゃないかと思う。

小野田さんは、任務を果たしたんじゃない。
「生きる」を貫いたのだ。

迎える日本人の狂気

英雄に仕立て上げられる反面、軍国主義とバッシングされる。
それは、本人の問題なのか?
SNSの無い時代だというのに、
過剰な反応は、今も昔も変わらない。

半年もたたないうちに、別宅に缶詰にされ、
手記を書かされる。(しゃべらされる。)

ゴーストライターが、3年後に、
暴露本を出したなんて知らなかった。

暴露も何も、
小野田さんは、最初から本当の事を語っているのに、
内容がヤバくて、ありのままを書けなかったライターと、
英雄本にしたかった出版社が悪いんじゃないのか?

滞在中の家の池の鯉が、
鷺に狙われる様子を写真に撮りたいと、
1日中カメラを構えていたそうだ。
まるで、ハシビロコウみたいだな。

稀有な人生だったが、自らの経験を生かし、
サバイバル教室に転じた小野田さんは、幸せだったろうか。

本当に強い人ならではの、穏やかな笑顔を拝見して、
そうあってほしいと、私は心から願った。

ちなみに、ネットによると、
最初の頃の、サバイバル教室のメニューは、
そうとうハードだったらしい。
子供相手でも本気なところが、小野田さんらしいと笑える。

91才で亡くなった時、
「え、死んじゃったの。」と、とても寂しかった。
私にとって、小野田さんは、不死身の人だったから。

今頃、鈴木さんと再会しているかなぁ。

身内は言う。
生き延びられたのは、南国だったからだろうと。
そういえば、水木しげる氏も、ラバウルだった。

そういう条件も、運も能力も、
小野田さんにはあったのだろう。

これほど「生きる」事に特化された人はいない。

私が1人になった時、
小野田さんの強さを、思い出そう。

今、ここにいない人は、
誰かが探してくれる事を、待っているかもしれない。

岸田さん、拉致被害者の人達、探してやれよ!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味方であれ

2021-10-20 10:38:42 | Weblog

昔、のりピーがあぶった時、
ダンナが連行される車に向かって、
「守ってやれよ!」と叫びながら、
靴を投げつけたファンがいたのよ。

本人を守るのは配偶者だから、
ファンも、諸悪の根源であるダンナを応援(?)せざるを得ない。

あの心理は妙なものだが、分かる気がする。

だから、小室さんよ、眞子さまを守ったれよ。
世界中、敵に回しても、男気見せろよ。

いつまでも、お互いの月であれ、太陽であれ。

何があっても味方するのが、夫婦ってもんよ。
相手に関心無くなったら、おしまいだからね。
「干渉」じゃないよ。
関わっていられるかって事よ。

第1エンジンが止まってしまったら、
第2エンジンが稼働するごとく。

しかし私は、家事やりながら、
身内、近所、職場の、使えねー奴らへの文句言ってる。

独り言だよ。ヤバくね?

何で、こんなにイライラするんだろ。
あ~、つまんない。

仕事や買い物でしゃべっても、
自分の事をしゃべる相手がいないんだよ。
LINEとかメールじゃ、違うんだよなー。

缶ビールとかワイン飲むと、
眠くなるんだが、腹の調子が悪くなる。

マスクしてるから、
外でムカつく奴とすれ違う分には、悪口言いやすい。(笑)

「炎の体育会TV」で、水谷隼が考案した「動く的」で、
チャレンジする後輩に、
ぞんざいな口の利き方してたのが、面白かった。

彼が、パワーソングについて語った時、
「乗り越えられたわけじゃない。」と言ったので、
「そうか。」とハッとした。

引退した白鵬も、
日本人に受け入れられていない孤独を、感じていたようだが。

そんな事ないよ~。
私は、力士の中で一番好きだったよ。
あんなに強くて、あんなに綺麗なフォルムのお相撲さんはいないからね。
身内も、「大横綱だよ。」と言ってる。

一流アスリートでさえ、くじける事があるんだから、
私が腐っても、しかたないよね?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見ないふりするなよ

2021-10-20 09:22:25 | 映画

ヘビが湾を這うように、列車が行く。
熊本って、こんな景色があったんだ。

「MINAMATA」は、患者に同情している映画ではないね。
みんな、思惑が違うんだよ。

LIFE誌は、売り上げを回復したい。
ユージンは、芸術家だから、美しい写真を撮りたい。
(アイリーンが、患者にポージングさせているくらいだ。)

そのセンセーショナルな作品は、世間を騒がす。

ユージンは、言うじん。
写真とは、

「撮った者は、心を奪われる。」

これって、分かる気する。
私が、バラ園で写真を撮った時、
「何て、凛として、美しいんでしょう!!」って、思ったもん。

それをプリントすると、
被写体がいいのか、私のセンスがいいのか、
すごく良い作品になってたりするんだよね。

正直、この役は、ジョニデじゃなくても成立する。
ジョニデ史上最高の演技なんて、ウソだ。

ただ、ワンシーンだけ、ジョニデらしいのがあった。

患者の母親とアイリーンが、買い物に行くので、
ユージンは、娘の面倒を頼まれる。

「できない!!」と言い張るユージンだったが、結局やるハメになり、
自分のヒゲを、こすりつけてふざけたり、
「あなたの夢が叶うように~♪」みたいな事を、
子守唄のように口ずさむ。

この時の歌が、
未来も希望も無い娘の、ありのままを受け止める、
ジョニデの感性に泣ける。

産業の発展は、いつもリスクを伴う。
人も物事も、何かを得れば何かを失う。

それが原因と気づいても、
海に、メチル水銀化合物を流すのを止める事ができない。
何が、一番大事なのか、その人によって違うから。

國村隼の社長、怖い。

新ドラマ「日本沈没」でも、國村隼は怖い。(笑)

昔、村野武範主演でドラマ化されて、とても良かった。

子供だった私は、なぜか大人目線で、
あの社会派ドラマを見ていた気がする。

五木ひろしの「明日の愛」は、
ドラマティックな主題歌で好きだった。

バラバラになり、他の国へ移動する日本人。
本当に、ああいう事になって初めて、
難民の気持ちが分かるんだろうな。

日本列島は、沈没した。
ひたすら悲しかった。
津波を見た時と、同じような感じだ。

今、気づいた事を、見なかった事にするなよ。
すぐに、行動に移せよ。

みんなの思惑が違うから、なかなかできないけど、
何事も、観察は続けなきゃいけない。
対処は、遅くなってはいけない。
(子殺しもだね。)

小栗旬て、「人と向き合う演技」する人だから、
キャスティングには、生かされてると思う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする