ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

彼と彼女と私の「いいわけ」

2007-05-30 22:41:25 | Weblog


僕がいなくなりゃ 誰か泣くかな 
寝る前たまに こんなバカな事とか 考えたりした


私もたまに、同じような事、考えたりする。

あいつみたいな 顔に生まれりゃ 
きっと楽しい 人生のはずなんて 考えたりした


本当にその通りだと思う。

今、何が欲しい?

1.お金
2.あなた
3.美貌
4.若さ

でも、これは時と場合で、順番がチェンジするかもしれない。

今、何が苦しい?

1.お金
2.恋
3.人間関係
4.肉体

1と2は、いつでも一緒だな。(笑)

なぜ彼は、別れた事を言いふらす?

彼女への復讐のつもりだろうか。
確かに彼女は、彼を裏切った。
でも私は、彼女の「自由」に同情する。
彼はきっと傷つきながら、プライドを保っている。
愛しているから、許せないのだと思う。

男なら 負けてやれよ 
女なら 感じろ 
男なら カッコつけろ 
女なら 見ぬけよ


彼は負けてやれるほど、大人じゃない。
彼が彼女と別れても、私の気は休まらない。
あれほど待ち望んだ「2人の別れ」なのに、
全てがシャットダウンしてしまった気がする。
次のステージへ前進したが、このまま何も無くなる可能性もある。

「上辺だけのつきあい」は止めた 
そして「上辺だけのつきあい」をする


人間関係は、面倒くさい。
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雨の近代文学館「中原中也」

2007-05-30 22:20:15 | おでかけ


ホームに張ってあったポスターを見て、行ってみようと思った、
「中原中也と富永太郎展」。
学生時代に、中原中也に興味を持っていた事がある。
ずいぶん前に、古尾谷雅人と三上博史が出演したドラマ「中原中也」を見たが、
とても面白かった。

高台の公園内にある文学館。
久しぶりの海の景色やローズガーデンも、ゆっくり楽しみたかったが、
午後から大雨になると言うので、さっそく中に入る。

入場料600円。1000円以上していたら来なかったかもしれない、貧乏な私。
いつになく、ゆっくり館内を回る。
お金のない今、楽しみ方でも元をとる。

特に「手紙」は興味深い。
太郎の手紙は、それだけで小説のようだ。
そして2人とも、習字がすごく上手い。
中也の繊細な美しい字には驚いた。

帽子をかぶった童顔の写真や奇行のせいで、
すごく子供っぽい人かと思っていたけれど、
子供を抱いている写真などは、とても「父親」で、
人はしょせん印象にとらわれ、その人の「本当」など知りえないのだと思った。

疲れたので、ソファーで目を閉じた。
初老のガードマンが巡回に来て、
一瞬、寝ているのを、とがめられやしないかと思い、
ブラインドの外をのぞく彼に、わざと声をかけた。

「雨、降ってきました?」
「降ってきたみたいです。今日、雨って言ってましたからね。」
「今、雷鳴りましたよね?」

とうとう本降りになってしまうと思ったが、あきらめた。

平日の、雨のミュージアムはよいものだ。
人も少なく静かだし。
故人の思いが雨と一緒に、この身に浸透してくるようだ。
コメント (2)
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