契約GBが少ないので、パケ食う動画は、
低速化してから、見るようにしている。
元々、スマホで、何か見るのに興味は無かったが、
たまに、主題歌で気に入ったのがあると、聴いたりしていた。
画像が、時々止まったり、
ザラザラしたりするが、それでもよかった。
ひどく落ち込んだ時、あるブログで、
空港のライブ配信があるのを知り、
旅行気分になる事で、現実逃避した。
管制官のやり取りも、
意味が分からなくて、聞き取れないところが、
かえって、カッコいいBGMのようで良かった。
しかし、海保機の事故以来、聞かなくなった。
基本的に、しゃべりがウザいユーチューブは苦手だ。
以前、やりたくてできなかった、
焚き火のパチパチ音に、癒された。
関連するものが、どんどん出てきた。
焚き火→キャンプ
文字と手元だけの、ソロキャンプ飯が気に入り、
その人のを、一通り見たら、キャンプに行った気になった。
今度は、分かりやすく、
キャンプ道具の比較説明している人がいて、
楽しくなってきた。
家でも使える安いのを買ってきて、
斜めに焼き目がついた、プレスサンドを作ったり、
炊飯器で炊いた飯と、コンロで焼いたリブ肉を、
メスティンに入れて、なんちゃってキャンプ飯にした。
キャンプ→ホームレス
野宿つながりか、
ホームレスを、取材しているのが出てきた。
最初は、それなりの事情がある、
真面目な話に聴き入っていたのだが、
だんだん、興味本位になってきた。
ホームレス自身を、ユーチューバーにさせたり、
雑な企画を、押し付けているようなのもあって、
利用する方も、される方も、
それでいいのか?と思ったりした。
歌舞伎町のAさんを見て、
横浜のメリーさんを思い出した。
(メリーさんの方が、品があって、ミステリアスだけど。)
立ちんぼ、統失、ウソツキとか、
クズみたいな人達を見て、周りは、
「自分の人生の方がマシ。」と思いながら、
応援、同情、批判してるんだろう。
ホームレス→病気・障害
自分の辛さを、ユーチューブで語る人が、
こんなにいるとは思わなかった。
顔だけが奇形の女性は、綺麗なロングヘアーと、
スレンダーなスタイルの方が気になった。
乙武さんの場合は、顔や頭がいい。
見た目は、回を重ねれば慣れていくもので、
やがて、本質しか見えなくなる。
確かに、「人は見た目」かもしれないが、
整っているものの中に、つまらなさを感じたり、
人当たりの良さの裏に、嫌悪を感じたりもする。
→波瀾の人生
最近、上祐さんが人気らしい。
あの組織の中で、自分の考えを持ち、
内なる正義・純粋を守ったから、今があるのだろう。
責任転嫁せず、「自立」という方向性も、良いと思う。
Q&Aで、若い女の子が、彼に憧れ、
「ひかりの輪に入ろうか。」と書いたところ、
「ファンてことで良くないですか?
ひかりの輪に入ったら、上祐さんは、
遠くなっちゃうんじゃないでしょうか。」と、
はやる気持ちを、優しくたしなめる人がいた。
入会するなと言うのではなく、近づくより、
その気持ちを大切にしてほしいという事だ。
全く、同感。
大川隆法の長男は、
本だけでなく、しゃべっても面白い。
若くして、がんになってしまった人は、
本当に、キツいと思う。
しかし私は、「両親が死んで辛い。」という人や、
路上演奏を聴いて、友人の死を浮かべて涙する人を見て、
シンプルに泣けた。
気づくと、テレビより、
ユーチューブを見るようになっていた。
他人の不幸を見て、落ち着くなんて、
不謹慎じゃないか?
ドライアイが、ますますドライになってしまう。
目だけでなく、頭も疲れる。
見ているものに飽きるのも、すごく早い。
それでも、何かを、ずっと探している。
「脳」が、全てを支配するなら、
イカれないように、コントロールできるのは、
「自分」しかいない。
取材する人、される人、見る人、みな中毒である。
ユーチューブを見るのは、
バーチャルの世界に入るのと似ている。
その人の人生に、参加している。
見るのを止めると、現実に戻る。
話しかけてくる相手がいなくなり、
私1人になる。
以前の孤独より、もっと孤独になる。
人は一人、一人で生きて、一人で死ぬ。
全てを受け容れて、生きて行かねばならない。
誰かが、誰かの寂しさに、ハマる。
ユーチューブ中毒、ヤバい。