ダーリンはいい男

Ｙさんに言ったの。
「勝手な妄想で、あの人の事、ダーリンって呼んでいいかな。」って。

だから最近、そう書いてる。
辛い恋でも、自分でおちょくれば、少しは楽しくなるでしょ。

ダーリンは、いい男なのよ。
若いけど、渋く見えるの。
男らしくて、ドキドキする体つきなの。

私は、その見た目が好きなんだ。
完成された男の中にある、未完成な男。
それがダーリン。

街中歩いてても、駅のホームでも、
ダーリンよりいい男っていないって、本気で思う。
カッコイイ、ダーリン！

大好き！

元彼女は、少年体型でも色気のあるしゃべり方で、モテる女の子。
でも、寂しがりやだから、彼を１人にしてあげられなかった。
私なら、放っておけるわ。

Ｒちゃんは、美人でイイ子。
でも何か、話しててつまんなくない？
私の方が、面白いわ。

でもそんな私を、ダーリンは嫌がるの。
しつこいお姉さんだから。
悲しいね。

思わぬ返事

昼間いない理由を、メールで問うたら、
Ｙさんを通じて、返事してきた。

やっと、あなたに会えた。

Ｙさんの質問も変で、
「何で、今日いるの？」
なんて、聞くもんだから、
「誰かの事を避けてもいないし、勤務変更もしてないですよ。」
と、答えたらしい。

Ｙさんに言えば、私に伝わると思ったのだろうが、
かえってＹさんが、不思議がってしまった。
「私達の話、聞いてたみたいじゃない。」って。

どんな言い方だったのか。
イヤミっぽくか、怒っていたようだったか。

誤解しないでよ、ダーリン。
私はＹさんに、全部話してるわけじゃない。
私がアドレス知ってる事は、秘密。

答えより、何より、
ただ、会いたかっただけ。

ダーリンの悪口

Ｙさんたら、笑える。
あなたと彼女が、別れて久しいから、
「絶対に、チ○玉が重くなってるね。」とか言うんだよ。
私が優しくすれば…って、冗談でけしかけるの。

そんなので、なびくような人なら、とっくに押し倒してるよ。（笑）

本当はコミュニケーションが苦手なのに、
いつもネットワークの中にいたがる。

今年の花火も、仕事だったから行かなかったらしいけど、
「本当は、飽きたんじゃないの？」って、Ｙさんも言ってる。
そうかもね。

ダーリンの事、好きだから悪口言うよ。
陰でコッソリ、ダメ出しするよ。

それで、ダーリンと関わってる気になってる。
一言も、話せやしないのに…。

禁断のメール

ロトで○億、当たったら。
思い通りの事が、できたら。
言葉を発せず、あなたに気持ちを伝えられたら。

全部、無理。
何の為に生きてるの、私。

あの人が又、昼間来なくなったよ。
又、夜勤なの?
いつまで会えないの？

意味の無いオシャレは、笑われるから早く来て。
Ｔ子が、いちいち私を見るから、ムカつくのよ。
私のささやかな楽しみを、
メチャクチャにした人達、許さない。

人が足りないからって、
あなただけ借り出されるのは、おかしくない？

だから、破ってやったよ、禁じられていた事。
捨てろと言われたツール。
聞いてやったの。

「私のせいなの？」

着信拒否も、アドレス変更も、されてなかった。
答えてくれるはずもない。
今度会ったら、今まで以上に避けられる。

ダーリン、それでも、あなた以上の薬は無いのよ。
泣き過ぎて、頭が痛い。

ダーリンに会いたい！

負けたくない

こんなに枯れかけた心と体でも、
時に　アナタニ　ダカレタイ　と思うのは、
私の中でもまだ、ほんの少しだけ、
女としてのサイクルが、機能しているせいだろうか。

ＤＮＡレベルで、似てるんじゃないかと思うほど、
あなたは、私に似ていて、
そして、そういうあなたに恋している私の方こそ、
自分しか愛せない人間なのかもしれない、と思う。

この先も、「こんなところまで同じ。」と、
何度、発見する事だろう。

「あなた」という「私」。
「私」という「あなた」。

それゆえ相容れず、同局の磁石のように、
すれ違い、遠ざかる。

それでも恋していたい。

私が「負けたくない」のは、
元彼女でも、Ｒちゃんでもなく、特定の人ではなく、
面白おかしく、他人の噂をする「人間の性」そのものなのだ。

だから私は、大切な情報を流す事もなく、
他人を信用する事も無い。
わずかに話す人は、自分の為に利用できる人だけ。

それが、与えられた屈辱に対する、
ささやかな仕返し。

たどり着けない

Ｇの地図は、あなたの家を表示しなかった。
ストリートビューでは、
あなたの家の前まで、たどり着けなかった。

近くの大通りさえ、閑散としていた。
あなたはたぶん、家賃よりも、
故郷の雰囲気に、近い場所を選んだのかもしれない。

近くの風景が、私を寂しくさせた。
たどり着けないのは、心だけではないと思った。
私はあなたの事、何も知らないんだね。

家でも職場でも、気が狂いそうになる。
あなたにも、周りの態度にも、イライラする。
この虚しさを、ぶつける場所も無い。

よく狂わないな、と思う。
本当はもう、耐えられない。

あなたに想われてる元彼女は、
しょっちゅう過呼吸症になるのにね。

知りたい。

今の私は、
「あなた」をコレクションするしかないんだから。

新しいスカート

　「ストロベリー・フィールズ」　　の新しいスカート　　はいて行ったのに、
あなたが休みを取ってたのは、　

①　元彼女が休みを取ってたから
②　Ｒちゃんの定休日だったから
③　私に会いたくなかったから

これらが、重なったからだと思われる。

Ｔ子が、横顔でバカにする。
「オシャレして来ても、今日は彼がいないのに。」って、
ほくそ笑んでる。

自分だって、同じ事してたくせに。
「お気に入り」が異動になった時は、
「ザマーミロ。」って思ったけどね。

ひどいよ、休みだなんて。
わずかな日にち、わずかな時間、楽しみにしてるのに。
（辛い想いしてるのに。）

だから、周りに八つ当たりしよう。　

私をバカにするネットワークの人とは、
ますます、口をきかないように…。　

言葉の矢

気をつけた方がいいよ

言葉の矢が　刺さったら　

永遠に　抜けないよ


あなたが放った　１本の矢が

体中に　毒を巡らして

私を　腐らせてしまった


私は今　全ての人が　嫌いになってる

１人になりたい

長年一緒にいて、
どんなに相手の事を知っていても、
いずれ話す事も無くなり、
そばにいるだけで、うっとうしくなる。
相手が「使えねぇヤツ」なら、なおさらだ。（苦笑）

世の中に、話す人が誰もいなくなれば、
それは寂しいだろうが、
私は基本的に、１人が好きなので、
他人というのは、必要な時にいてくれるだけでいい。

それが勝手な言い分だと、わかっていても、
他人が私に望むのだって、その程度だろう。
相手と自分のタイミングが合う事など、めったにない。

私が今、一緒にいたいのは、
あの人だけなんだよ。

電車の中で隣にいた、独身女性と思われる２人が、
結婚について語っていて、
「好きな人には相手にされない。」と言っていた。
「私も、私も！」心の中で思って、ニヤニヤしてしまった。

でも、あの人と２人きりになったら、話す事あるんだろうか。
今はあっても、何年分も無いよね。

話せないから執着してるんだよね、きっと。

美しくなければ意味がない

結局、誰だって心の中では、
「ブス」とか、「デブ」とか、「汚い」とか、
醜いものを、差別してるんだよね。
口に出さない人でも、同じなんだよ。

でもシンスケみたいに、いちいち指摘する人って不愉快。
自分が、容姿にコンプレックスがあるから言うんだろうけど。

オグシオが負けて、ブスなスエマエが勝って良かった。
綺麗な上、もてはやされたら、イライラする。（笑）

開会式で歌った少女が、口パクだったのは、全然問題ないと思う。
表舞台に立った子は、確かに可愛いかったし、
それぞれの長所を活かしたんだもの。
使い方がハッキリしてて、いいじゃない。

私だって、電車に乗ってる時とかに、思ったりしてるよ。
「年をとると、醜くなるなぁ。」とか、
「何で、そんなに太ってるの。」とか。

あなたも職場で、醜い人には話しかけもしないよね。
わかるよ、その気持ち。
悔しいけど。