安倍さんが撃たれたと知った瞬間、
赤木さんの呪いだと思った。
と同時に、「今時、暗殺(と言えるのか?)なんてあんのかよ。」
そう思っていたのは、当の本人もだろう。
バズーカみたいな音がして、
周りの人は、かがんでいるのに、
安倍さんは、突っ立ったまま振り返った。
たとえ、それが1秒で、
間に合わなかったにしても、
あれは、油断し過ぎだ。
知人から、メールが来た。
「アメリカ映画じゃ、SPは、要人にタックルしてでも覆いかぶさる。」
SPが、覆いかぶさったのは、犯人だった。
安倍さんが、星野源の企画にのっかって、
動画流したら、バッシングしたくせに、
死んだら、泣いて献花かよ。
それとこれとは、別かもしれないが、
泣く資格があるのは、身内と地元民くらいだろう。
政治的ではなく、個人的な理由により、
とばっちりを受けて、
あっけなく死んでしまった事に、
私にも、虚無感はある。
しかし、悲しくはない。
巡り巡って、こういう事もあるのかと、
しみじみ思う。
安倍さんは、昭恵夫人をよく守り、
善き家庭人だった。
しかし、ボンボンがゆえか、
ご自分が、小さく関わる事の大きな影響を、
忘れてしまっていたのかもしれない。
ふと、父親の晋太郎氏が亡くなった年令が気になり、
調べてみたら、同じ67才だったので、ゾッとした。
弟の岸さんの方が、体調悪そうなのに、
淡々としたコメントが、政治家の家柄を感じさせた。
昭恵夫人を待ってからの、
「死」となったのであろう。
不思議な事に、私はこの日、心臓付近の痛みが、
水を飲んでも治まらなかったので、仕事を早退した。
東日本大震災の日も、激しい腹痛で、
職場から救急搬送され、そのまま帰宅した。
いずれも、初めての症状ではなかったが、
強度のストレスを感じる事が続いていた。
不吉な事と、連動している気がしてならない。
山上の頭は、すこぶる正常で、
ターゲットは1人だけ。
肯定はできないが、死ぬ気でやったのだろう。
恨みの矛先は、お門違いでも、
晋三の心臓が撃ち抜かれた事により、
世間の目が、宗教団体に向けられた。
安倍さんは、復讐の道具となった。
昭恵夫人に残されたのは、犬と姑だけ。
考えただけで、恐ろしい。
同じく未亡人となった彼女に、
赤木夫人は、何を思うのか。
岸田さんは、「大きな存在を失った感」ばかり出してないで、
自分が、大ボスになってみせろよ。
じゃないと、国民はついていかんよ。