ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ファースト介護

2024-11-13 09:34:49 | Weblog

まるで、ファーストラブみたいな物言いだが、
とうとう来た、親の介護。

母のボケの方ではなく、
父の高熱がキッカケだった。

弟に着信があり、
2人して、職場から実家へ直行。
人に頼るのが嫌いな父が、
初めて「来てほしい。」と言ってきたのだ。

脚が立たなくなり、朦朧としているので、
掛かり付けのクリニックに電話したら、
「風邪のような症状や熱は無いですか?」と聞かれ、
父に確認したら、「少しある。」と言うので、
測ったら、39度。

しんどいはずだ。
なぜ、先に言わない?

父は、黒のパッチのまま、タクシーに乗り、
車イスで出迎え。
別室で、点滴。

しかしその後も、
父は、以前のようには歩けなかった。

布団からトイレに行くまでに、お漏らししてしまう。
その部分の病気の影響もあってか、
コントロールできなくなっていた。

私はその日、実家に泊まり、
次の日もう一度、
父を、クリニックに連れて行くはずだったが、
出発前に、父が転倒して頭を打ち、
よけい動けなくなってしまった。

クリニックに相談したら、
「頭のCTは、ウチではできないので、
救急病院で調べてもらってほしい。」と言われ、
別の病院へ搬送。

CTの結果、頭は異常無し。
同病院で、点滴もやってくれた。

少々ボケの母は、家事はできるが、
だんだん省略するようになっている。

母は、父が、いつまでも元気でいると信じていたいのか、
「頑張れ。甘えるな。」と、
前日も、高熱の父に、ひどい事を言っていた。(笑)

ルーティーンが決まっていて、プライドもある父は、
弟が、「オムツを。」と言うと、否。

私が、女性用生理用品の残りを持って行き、
「とりあえず、これをパンツにはさんでみたら?」と提案すると、
やってくれたが、位置が違うので、パンツが濡れてしまった。

そこで、以前から、買い置きしてあった紙パンツを、
「オシッコは、トイレですればいいから、
これをはいてみたら?」と促したら、
あっさり承諾。

年寄りを納得させるには、順番があるのだ。

私は今まで、苦労知らずで育った。
両親には、感謝しかない。
だから、介護も嫌ではない。

父が倒れた後、帰宅途中、
夜風を浴びながら、清々しい気持ちになった。
悲しくはない。
これで、やっと恩返しができる。

介護で頭が一杯で、
自分の、普段のイライラが無くなった。

次に、実家に行った時は、
オシッコ臭くなった父を、スポンジで丸洗いした。
「三助」になった気分で、面白かった。

今はまだ、この程度だから言えるのかもしれない。

しかし、むしろ私には、両親への執着があるのだ。
他人に、両親の気持ちなど分かるまい。
私が、2人を守りたい。
弟とも、介護について、意見がぶつかるだろう。

私は、両親を頑張らせない。(できる事はやってもらう。)
私も、頑張り過ぎない。(やれる事をする。)

少し落ち着いてから、秋のばら苑にも行ったし、
温泉施設で、マッサージも受けた。

先日、実家に行ってみたら、
父は、以前より歩けるようになっていた。
クリニックの医師の言葉を思い出した。
「治るには、時間がかかるんです。」

一気に、介護と決めつけていた、
弟も私も、あせり過ぎていた。

しかし、紙パンツは常用となったし、
2人のボケも、少しずつ進んでいる。

予定は、カレンダーに記入してあるのに、
日にちや曜日を、何度も聞いてくる。

粗大ゴミの申し込み方法が、
年寄りには複雑過ぎる。
防災用のペットボトルは、用意してあっても、
母は力が無く、キャップが開けられない。

そういう事からして、簡単にはいかない事を、
世間や行政は、分かっているのだろうか。

全てが、これからなのだ。
この年で、何もかも初めてだが、
この年だからこそ、惑わず。

体力も気力も、衰えた私だが、
両親への想いがある。
今はそれだけが、私のエネルギーだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横から見たら小池さん

2024-06-19 09:41:34 | Weblog

2年に一度、市の健診を受けている。

大腸がん検査を、オプションでつける。
以前、それで、ポリープがみつかり、切除した。

この2年間の変化は、著しいと思われる。

高血圧を放っておくと、
腎臓に負担がかかるので、不安。
でも、薬は飲みたくない。

眼科と膝のクリニックで、精一杯だ。
通院じたいが、ストレスになる。

缶ビールとツマミを食べていたら、
腰回りが、太くなってきた。
加齢と睡眠不足の為、代謝が悪くなっている。

久しぶりに、体重計に乗ったら、
案の定、基本より数キロ増えていた。

私は、メタボではない。
上半身は、どちらかと言うと細い。
だから、数キロでも増えると、
けっこう、見た目が変わってしまう。

最近の、小池都知事の、横からのショットを見て、
その腰回りに、唖然とする。
「綺麗な人でも、年を取ると、こうなるんだぁ~。」

クリニックで提出するので、
尿を溜めて家を出た。

受付で、
「尿検査の為に、我慢してきたんですが、
血圧や体重に関わるので、先に出したいんですが。」と言うと、
看護師は、バカにする事なく承知した。

女の先生が、パフパフと腕に圧をかけ、
耳で聴いた後、もう一度、パフパフするので、

「2回目って、下がりますよね? いいんですか? (インチキして。)」
「病院に来ると、皆さん高くなるので、平均をとるんです。」

それでも、高めだった。
午前中だしなぁ~。

私は、元々チビだが、
若い頃より、2センチほど縮んでいる。
これは、しかたない。

しかし、体重と胴回りは、
そうはいかない。

他のクリニックだと、服の分を引いてくれたのだが、
今回、そのまま書いていたので、

「え、服の分、引かないんですか?」
「冬は1キロ、夏は0.5キロ、引く時もあります。」
「じゃあ、私も、その端数、切ってくださいよ。」
「分かりました。」

看護師は、言われるがまま、二重線を引いた。

自分で訂正させておいて、
「数値って、厳密じゃなくていいんですか?」
「あなたは細いから、大丈夫ですよ。」

ようするに、メタボかどうか、ビミョーな人なら、
慎重に測るという事のようだ。

だったら、目視でいいじゃんか!!

胴回りはというと、
若い頃より、10センチも太くなっている。

私は、ちょっと怪訝な顔をして、
「胴回りって、どこを測ってるんですか?
私、そんなサイズの服、買った事ありませんが。」
「え、でも、ありますよ。」

自宅で測ってみたら、本当にその通りだった。(笑)
私も、横から見たら小池さんなのだった。

ブスは、太ってはいけない。
しかし、アルコールとツマミは、楽しい。
ムムムッ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーチューブチュードク

2024-04-17 09:26:54 | Weblog

契約GBが少ないので、パケ食う動画は、
低速化してから、見るようにしている。

元々、スマホで、何か見るのに興味は無かったが、
たまに、主題歌で気に入ったのがあると、聴いたりしていた。

画像が、時々止まったり、
ザラザラしたりするが、それでもよかった。

ひどく落ち込んだ時、あるブログで、
空港のライブ配信があるのを知り、
旅行気分になる事で、現実逃避した。

管制官のやり取りも、
意味が分からなくて、聞き取れないところが、
かえって、カッコいいBGMのようで良かった。

しかし、海保機の事故以来、聞かなくなった。

基本的に、しゃべりがウザいユーチューブは苦手だ。

以前、やりたくてできなかった、
焚き火のパチパチ音に、癒された。

関連するものが、どんどん出てきた。

焚き火→キャンプ

文字と手元だけの、ソロキャンプ飯が気に入り、
その人のを、一通り見たら、キャンプに行った気になった。

今度は、分かりやすく、
キャンプ道具の比較説明している人がいて、
楽しくなってきた。

家でも使える安いのを買ってきて、
斜めに焼き目がついた、プレスサンドを作ったり、
炊飯器で炊いた飯と、コンロで焼いたリブ肉を、
メスティンに入れて、なんちゃってキャンプ飯にした。

キャンプ→ホームレス

野宿つながりか、
ホームレスを、取材しているのが出てきた。

最初は、それなりの事情がある、
真面目な話に聴き入っていたのだが、
だんだん、興味本位になってきた。

ホームレス自身を、ユーチューバーにさせたり、
雑な企画を、押し付けているようなのもあって、
利用する方も、される方も、
それでいいのか?と思ったりした。

歌舞伎町のAさんを見て、
横浜のメリーさんを思い出した。
(メリーさんの方が、品があって、ミステリアスだけど。)

立ちんぼ、統失、ウソツキとか、
クズみたいな人達を見て、周りは、
「自分の人生の方がマシ。」と思いながら、
応援、同情、批判してるんだろう。

ホームレス→病気・障害

自分の辛さを、ユーチューブで語る人が、
こんなにいるとは思わなかった。

顔だけが奇形の女性は、綺麗なロングヘアーと、
スレンダーなスタイルの方が気になった。

乙武さんの場合は、顔や頭がいい。

見た目は、回を重ねれば慣れていくもので、
やがて、本質しか見えなくなる。

確かに、「人は見た目」かもしれないが、
整っているものの中に、つまらなさを感じたり、
人当たりの良さの裏に、嫌悪を感じたりもする。

→波瀾の人生

最近、上祐さんが人気らしい。

あの組織の中で、自分の考えを持ち、
内なる正義・純粋を守ったから、今があるのだろう。
責任転嫁せず、「自立」という方向性も、良いと思う。

Q&Aで、若い女の子が、彼に憧れ、
「ひかりの輪に入ろうか。」と書いたところ、
「ファンてことで良くないですか?
ひかりの輪に入ったら、上祐さんは、
遠くなっちゃうんじゃないでしょうか。」と、
はやる気持ちを、優しくたしなめる人がいた。

入会するなと言うのではなく、近づくより、
その気持ちを大切にしてほしいという事だ。
全く、同感。

大川隆法の長男は、
本だけでなく、しゃべっても面白い。

若くして、がんになってしまった人は、
本当に、キツいと思う。

しかし私は、「両親が死んで辛い。」という人や、
路上演奏を聴いて、友人の死を浮かべて涙する人を見て、
シンプルに泣けた。

気づくと、テレビより、
ユーチューブを見るようになっていた。

他人の不幸を見て、落ち着くなんて、
不謹慎じゃないか?

ドライアイが、ますますドライになってしまう。
目だけでなく、頭も疲れる。

見ているものに飽きるのも、すごく早い。
それでも、何かを、ずっと探している。

「脳」が、全てを支配するなら、
イカれないように、コントロールできるのは、
「自分」しかいない。

取材する人、される人、見る人、みな中毒である。

ユーチューブを見るのは、
バーチャルの世界に入るのと似ている。

その人の人生に、参加している。
見るのを止めると、現実に戻る。

話しかけてくる相手がいなくなり、
私1人になる。
以前の孤独より、もっと孤独になる。

人は一人、一人で生きて、一人で死ぬ。
全てを受け容れて、生きて行かねばならない。

誰かが、誰かの寂しさに、ハマる。
ユーチューブ中毒、ヤバい。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狂ったミライ

2024-02-21 09:28:42 | Weblog

世の中、何でこんなに、
極端になっちゃったの?

クドカンも、頭に来て、
あーいうドラマ、作ったんだろう。

人によって、基準が違うから。
自分の頭で考えないバカが多いから。

もう、何も言えないし、何もできないね。
恋さえも、セクハラ。

「寄り添い」と言っておいて、
AI化して、会話無し。

何でも、スマホで、やらすんじゃねーよ。
紙や窓口の処理だと、手数料かかるって?
ふざけんな。

メール送信したら、全部伝わってると思うなよ。
見てねーし。

デリケートな人は、SNSに、
書いたり、読んだりしない方がいい。

綺麗事も、ウソくさいが、
驚くほど、文句ばかりのコメント読むと、
こんな人とは、絶対に関わりたくないと思う。

心の中では、誰だって「差別」してる。
でも、それは、単に「好みの違い」でもある。
黙って、自由に、生きてればいい。

権力とか、お金がある人は、
近づいて来る人が多いから、
いい気になってると、因果応報な結果になる。

無名の私でさえ、いつも嫌な気分。
通勤中でも、ムカつく事あり。
仕事の前に、疲れている。

こういうストレスが、高血圧の原因だろう。
でも、むやみに、健康になろうとする気は無い。

未来に行きたくない。
執着すると、しんどい。

美味しい物を食べて、綺麗な景色を見て、
自然に死ぬ。
ただ、それだけ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅白と生死と

2024-01-31 09:26:58 | Weblog

一昨年、出ていた藤井風に、
「花」を歌って欲しかったが、出演ならず。

橋本環奈が、あんなに司会が上手いとは思わなかった。

ゴンドラで降りて来るなんて、
恐くて、よけい緊張しそうだが、
オープニングは、楽しそうで良かった。

これが、一日ずれていたら、
どうなっていただろうか。

坂本冬美を囲んでいる若い男子の中に、
歌いながら踊っている子がいて、好感持った。
あのぐらいの演出が、ちょうどよい。

失敗して、ドッチラケになる企画などいらない。
ケン玉なんて必要ないし、
ドミノに気を取られて、
水森Adoの歌が、入ってこない。

ディズニーも、ミュージカルも、もうたくさん。

Yoshikiが、サビを、オクターブ下げて歌わねばならないほど、
Toshlと、確執があんのか?

フミヤが、有吉に、
「大きな雲になったなぁ。」と言ったのに、感動した。
その有吉が、緊張して、
真面目に司会してるのも良かった。

有名人が、どんどん死んでいく。
原因も年令も違うのに。

職場に、電話のしゃべり方が雑で、
もっさりした中年男性がいて、
しばらく見かけないので、
クビにでもなったのかと思い、SVに聞いたら、

「〇〇さんは、辞めたのでも何でもなくて
バイク事故で、亡くなったんです。」

もう、一年近くたっていた。

全く親しくなかったが、
声だけは、いつも聞いていた。
ショックで、泣いてしまった。

職場から、いなくなるどころか、
この世から、消えてしまったのだ。

いつどこで、何が起こるか分からない。

海保機と衝突した日航機が、
脱出後に、丸焼けになったのを見て、ゾッとした。

能登の地震で、
住民の人数が、確認できない地域があり、
ある番組が、取材に行ったら、
家の前にいたおばあさんが、

「消防の人が来ました。3人無事です。
食べ物はあります。
干して食べてます。
水もあります。湧き水が出ます。

家の中が寒いので、外で雪かきしたら、あったまるかと思って…。」

普段から、自給自足に近い生活をしているのだろうか。
特に、最後の一言には、感動した。
すごいメンタルだ。

まだ、死ねない。
まだ、死ねないのだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〇〇周年記念のイジワル

2023-12-13 09:55:50 | Weblog

海外在住の友人とは、
去年と同じ街で、会う事にした。

私は、まるで彼氏のように、
ランチする店を調べた。
そうさせる雰囲気を持っているから、
彼女は、モテたのだろう。

下見をしなかったので、
思ったより、ビルは古くなっていて、
内装は、ネットの写真ほど、オシャレでもなかった。

味は、まあまあだったが、
口コミ通りの客層で、
よりによって、簾ごしに隣にいたオバサマ達が、
ものすごく、うるさかった。

空いていたので、長居はできたが、
スマホで注文なのが、嫌だったので、
もう行かない。

私は、後日、
記念日のディナーを、予約していた。

それを、彼女に話したのは、
10年前の話を、蒸し返す為だ。

そう、10年前、私は、やはり記念日で、
HホテルOノ森で、ディナーする事にしたと、
彼女に話したのだ。

すると彼女は、
「あのホテル、まだあったの!!」と、驚くように言った。

おそらく彼女は、若い時に、
デートで行った事があったのだろう。

ただ懐かしくて、そう言ったのかもしれないが、
私は、あまりいい気がしなかった。
彼女の中で、このホテルは、
「もう終わっている」という感じがしたからだ。

彼女は、10年前の会話を覚えていて、
私の指摘に、とても驚いていた。
「ホテルが長く続くって、すごい事だからだよ。」

しかし、箱根の富士屋ホテルや、
日光の金谷ホテルであれば、
「まだ、あったの?」とは、言わないのではないだろうか。

私は、当時も今も、何を言われようと、
考えに考え、調べに調べて選択したのだから、
ブレたりはしない。

実際、Oノ森に行ってみたら、
バスを降りて迷う私達を、
スタッフが、道路まで探しに来てくれたり、
最初の1時間は、貸し切り状態だったので、
ゆったりした時を過ごせて良かった。

私が言いたいのは、彼女の真意よりも、
言葉の選び方一つで、失礼に聞こえると言う事だ。

「懐かしい。」とか、
「行った事あるけど、良かったよ。」ならまだしも、
年取ってから、高額なディナーに、
初めて行こうとしている者に、
「まだ、あったの?」は、テンション下がる。

私は、親友とも言える彼女に、
今更どうでもいい事を言い、
少し、イジワルしたかったのだろう。

そして私が、今年の記念日に選んだのは、
老舗のK軒の中華ディナーだった。

普通に美味しければ、それでいいと思っていたが、
前菜の右端にあったチャーシューと、
最後のデザート以外は、
とても高級レストランの味とは言えず、
連れに、「ごめんなさい。」と謝ったくらい、
イマイチだった。

特にひどかったのは、北京ダック。
最初から、皮にくるまれていて、
ダックは欠片ほど。
ネギとキュウリだけの、
ベタッとした春巻きのようだった。

給仕の女性は、落ち着いていて良かったが、
電話口のオッサンは、早口でイラッとしたし、
売店の若い子は、愛想なし。

駅の売り場の店員は、元気ある人が多いのに、
本店ともなると、ブランド名に乗っかって、
味もサービスも、変えようとしないのだろうか。

美味しいのは、
シウマイと、シウマイ弁当だけなのか。

友人は、私と会った後、
自身が記念日に買って、
長年、着けていたブレスレットを無くした。
そのデザインは、私も気に入っていたので、
彼女以上に残念だった。

オシャレな彼女のマネをして、
私も、ブレスレットを買ってみた。

記念日のネタで、色々あったものの、
彼女とランチした後に入ったドトールは、
レストラン仕様で、すごく良かった。

K軒で、一番高いコース料理より、
ドトールの、フレンチトーストの方が、
記憶に残る嬉しさよ。


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フマンはノロイ

2023-12-13 09:28:02 | Weblog

「途中で投げ出したら、自分がカッコ悪くて、ムカつく。」
「相手の為じゃない。自分の為。」

ゆりあ先生のセリフ、そのまんま、私。

できない事はできないって言うし、
やれるところまではやるっていう意味だけど。

それを続けてると、正直しんどい。

何十年、お弁当作ればいいんだよ。
このお弁当作るのに、
いくらかかってると思ってるんだよ。

仕事して、家事も支払いも、全部、私。
自分が休みの日でも、
相手が早出なら、先に起きて、支度する。

世の中、ワンオぺで寝不足なんて、
私だけじゃないだろう。

しかし、ほとんど金を入れないヤツは、
「会話」だけの価値しかないのに、
それすら無いと、腹も立つ。
寿命も縮まる。

ああ、そうだよ。
これは、修行なんだ。
分かってるさ!!

ゆりあ先生の主題歌、矢井田瞳の「アイノロイ」。
相変わらずの、サンタフェ風なサウンドは、
荒涼とした、どうしようもなさを感じさせる。

ドラマじたいは、
「いちばんすきな花」と「セクシー田中さん」が良い。
他人にとっては、面倒くさい本音が、いちいち頷ける。

先日、渋谷龍太が、
「長い間」をカバーしたのを聴いたが、とても良かった。
彼、バラードの方が、いいんじゃないか。

彼のノーブルノーズは、あの人を思い出させる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようこそ、ウチへ

2023-10-25 09:41:59 | Weblog

北海道物産展で、木彫りのお地蔵様と出会った。
シンプルな形に、可愛らしいお顔。
10㎝くらいと小さいが、8800円。

他にも、リアルな生き物やアクセサリーが、たくさんあったが、
どれもすごくて、どれも高くて、
写真を撮るだけで、我慢しようと思っていた。

でも今、
私は、辛かった。

他の人なら何でもない事が、すごく気になる。
管理される、監視される、みんな敵に思えてくる。

周りに人はいても、
身内がいても、
メールをしても、

私は、誰ともしゃべっていない。

かと言って、一方的に好き勝手な事を言う人や、
私の話に全く興味が無い人とは、しゃべりたくない。

知らない人と、何かのテーマで盛り上がっても、
生活サイクルを乱してまで、
お茶に付き合ってくれたりはしない。
いつも、振られてしまう。

だから寂しくて、後日、又行って、
私と、一番仲良くしてくれそうな顔立ちの、
お地蔵様を選んだ。

執着するとよくないので、名前はつけない。

私が買わなければ、他の仲間達と一緒に、
北海道のアトリエに戻れたのに。
ごめんね。
ありがとう。

flightradar

「孤独」で検索したら、精神を病んでいる人の、
ゆったりするブログをみつけ、ハマっている。

「デイケア」という言葉があったので、
最初は、老人なのかと思ったが、そうではなかった。
(「デイサービス」とは異なる。)

「しゃべる人がいない」という共通点、
ポエムのような、弱音のくり返し。
夜間飛行や近所の静かな風景に、見入ってしまう。

空港の生ライブ配信がある事も、このブログで知った。

旋回する飛行機が、カッコいい。
車輪が格納されると、
まるで、イルカが飛んで行くみたいだ。
ずっと見ていても、飽きない。

絶望しているのに、
デイケアのハヤシライスや、近所の寿司を、
楽しみにしているところが、ちょっと笑える。

でも、そんなものなのだ。
食べられるから、生きている。
死にたいのではない。
ただ、しんどいのだ。

私も、辛い。

通勤電車に早くから並び、ギリギリ座れているが、
最近、新しく早く来る人がいて、
更に早く、家を出なければならない。
眠くてしかたない。

親の体調も、急に悪くなってきた。

どうしようもない。
考えたくない。
でもせめて、痛みをどうにかしてあげたい。

他人の辛さで、
自分の辛さを、紛らわせているのかもしれない。

お守り代わりに持っていたはずの「救心」が、
いつのまにか、空になっていた。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多様性って?

2023-08-16 09:23:52 | Weblog

世の中、多様性って言い過ぎじゃね?
かえって、逆差別では。

男女平等もだけど、
身体のしくみも、能力も違うのに、
全部一緒にできるわけないじゃん。

そうしたい人の、
行く手をさえぎるなって事でしょ。

女に、社会進出を促すと、
少子化、進むよ。

この間、「やりたくてシングルマザーやってます」みたいな人が、
マッチングアプリで、何人かと会って、
選んだ人と子供作って、
「父親はいりません。」って言ってたけど、
子供の気持ちは、どうなるの?

まるで、シングルマザーのパイオニアみたいな口きいてたけど、
1人で育てるなんて、大変に決まってるだろ。
番組は、「それでも産め!」って言いたいの?

精子バンクからの提供で、生まれた子供が、
大人になってから、
「母親」と「物」との間にできたみたいで嫌だから、
ドナーに会いたいって言ってたよ。

両親がいるのにだよ。
無精子の父親、ショックだろうな。

近所の、若いシングルマザーは、
小1の女児を、パシリに使って、
自治会の仕事をサボる理由を、子供のせいにして、
勝手な事ばっかり言ってる。

余裕が無いから、他人の事なんか考えない。
最初から、ああいう態度だと、励ます気にもなれない。
ヤンキー上がりの、嫌いなタイプ。

政府は、「子供」って言うけど、つまりこの先、
「納税できる大人」を、増やして欲しいんでしょ。
だったら、子供をマトモに育てられる、マトモな親を増やせよ。

自由に生きるって、難しいんだよ。
自分だけならまだしも、家族がいたら、なおさら。

りゅうちぇるも、自分の女性化だけの問題なら、
どうにかなってただろう。

ただ、ペコちゃんの立場が、どうなるのか考えたら、
私も正直、「ペコちゃん、かわいそう。」と思った。

でも、死ぬくらいなら、
いったん、夫も父親も、
辞めてしまってもよかったかもね。

瀬戸内寂聴レベルでも、
自由の為に、娘を捨ててるんだから。

帰国したペコちゃんの後ろ姿が、
「こうなる事は分かっていた。」と、
言ってるみたいだった。

若いと、先が長いから、
絶望しちゃうんだろうけど。
寂しいね。

米良美一のすごさ

彼はずっと前、ゲイボーイを呼んで、
気に入らなくて、20発以上殴って、
10万円以上の札束を投げつけて、
(払うもんは払うっていうのがカッコイイ。)

その後、ボーイに慰謝料30万円払って、謹慎した。
そもそも、ボーイのせいじゃないだろ。(笑)
しかし、落とし前つけた。

男だねぇ~。
九州男児だねぇ~。

彼は、見た目だって障害あるのに、
世界的カウンターテナーは、何も言わせない。

さかなクンだって、あの帽子とあの声を、
今はもう、誰も、おかしいとは思わない。
直に見た事あるけど、彼は、イケメンだったよ。

職場にいたトランスジェンダーの人、
結局、どの人なのか、私には分からなかった。

おしゃべりな同僚に聞くと、やはり知っていて、
ガタイのいい男が、女装しているとしか思えない見た目だったそうだ。

職場から、わざわざ理解を求める告知があったにも関わらず、
一部の女子から、ロッカーの共有を反対されて、別な場所を使用し、
今はもう、辞めているらしい。

無理に分かってもらおうとせず、
何も言わんで、職場が、
グレーゾーンの設備を用意した方がいいのでは?

イジメじゃなければ、
拒絶する権利だってあるんじゃないの?

全ての人が、
子供好き、動物好きで、あるわけではないように。
「お好きにどうぞ。関わりはいたしません。」だって、ありだろ。

普通に生きてる、ブスやデブやバカの方が、
よっぽど差別されてるよ。
好みの問題だよ。

その人が、その人である事が認められるには、時間がかかる。

本当に個性が強い人は、
いちいち多様性なんて言わない。
それが、自然だから。

彼らは、知らん顔して、
才能で、世間をねじふせる。
それを周りが、「あっぱれ!」と思った時、
多様性なんて、どーでもよくなる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死んでないだけ

2023-04-19 09:24:56 | Weblog

大腸ポリープ切除に続き、
院長とすったもんだあった、白内障の手術も完了した。

最初にやった右目は、
院長ではなく、Y医師が執刀した。

「何だよ。保険診療に対して、
サービス(インフォームドコンセント)しないのは分かったけど、
手術もしてくれないのかよ。」

執刀医が、院長1人だと思って、
選んだクリニックだったので、がっかり。
(しかし後から、Y医師は院長から、
「あの人は天才だ!」と言われていると聞いた。)

手術直前に待たされる部屋は、アロマの匂いがした。

手術室の椅子が倒されると、
腹の上に、黄色いテディベアが載せられた。
患者のリラックスの為だと言う。

顔にカバー、目の周りをテープで固定。
下半身の手術とは違い、緊張して、
しゃべるどころか、固まっていた。

かと言って、尖った物が、
目の前に迫ってくるとかではない。
ただ、ライトの影が変化したり、
ピンクや緑の輪が、濡れるように動いているだけだ。

まるで、UFOに連れ去られ、
人造人間にされているようだった。

10分くらいかかると聞かされていたが、
本当に長いと感じた。
Y医師は、落ち着いて執刀していた。

翌朝、自分で、ガーゼを取るのが恐かった。
ちゃんと見えるのか、不安だった。

術前の血圧が高かったので、
精神安定剤を注射されていた。
寝る時に、息が浅くなり、
このまま死ぬんじゃないかと思うほど眠かった。

左目はまだ、真っ白な視界で、ド近眼なので、
ちぐはぐな感じはしたが、
単焦点とはいえ、右目に透明感があると、
室内も屋外も、ある程度は見えた。

想定していた見え方だったので、皆が言うように、
「世界が変わった。」というほどの感動は無かった。

決められた順番・回数で目薬をさし、
普段は保護メガネをかけ、寝る時は保護カバーをつける。
しばらくは、洗顔も洗髪もできない。
だから、夏を避けたのだ。

一週間後、左目の手術の直前に、
準備室で初めて、院長が執刀すると知った。
何だか、気まずかった。

アロマの部屋にいた時、「手を動かさないで!」と、
術中の患者を注意する声がしたので、
院長は、今日もピリピリしているなと思った。

呼ばれて、サッサと椅子にもたれると、
院長は、私の左まぶたを、ガシガシと思いきり消毒し、
カバーで鼻を押さえつけたので、一瞬、息ができなくなり、
目を開く為のテープを、ベリッと勢いよく張り付けた。

「やばい! 院長って雑!」

私は、技術よりも、その扱いに恐怖を覚えた。(笑)

前回、何なのか分からなかった英語の音声が、
南国系の歌だと、この時はっきり分かった。

院長は、自分の方に顔を傾けて動かすな、と指示した。

Y医師の時とは違い、看護師がやたら、私のデータを読み上げ、
「○○先生の紹介です。」と、手術に関係ない情報まで言う。
院長も、今やっている事を、しゃべりながら執刀した。

「痛くないですか?」と聞くので、
「圧痛が…。」と言うと、それに対する回答は無し。
じゃあ、聞くなよ。(笑)

「注射するから、チクッとします。」くらいならいいが、
「今、レンズを吸い出してます。」は、
気持ち悪いから、言わないでくれ。
よけい恐くなる。

看護師が、「○○、狙います。」と言ったが、何の事だろう。
レンズを入れる時の、要領でもあるのだろうか。

院長が、最後に珍しく、
「よく我慢しましたね。
痛かったところは無かったですか?」と気遣うので、
もはや、どうでもよかったが、
「注射が痛かった。」と答えると、
それは感染を防ぐ為だと、ピシャリと説明された。

院長の手術は、早かった気がしたが、
後で、看護師に聞いたら、
Y医師も院長も、同じ5分で終わっていたと言う。

右目を手術した4日後に、診察した女医が、
洗顔、洗髪してもかまわないと言うので、
シャワーで流してしまったのだが、
注意書には、1週間は保護メガネ、とある。

ああ、もっと慎重にするんだった!
そのせいか、後からやった左目より、右目の透明感が劣る。

禁止期間を過ぎても、ノーメイクでいたが、
久しぶりに、裸眼で見た自分の顔は、
改めてブサイクだと思った。

精神安定剤の注射による筋肉痛が、長引くので恐い。
調べたら、もむと組織が壊死すると書いてある。
もんではいないが、効き目がキツかったので不安。

白内障ロス

何だかんだ言って、
院長が執刀した左目の方が、予後が良かった。

事務的な部分もあったが、
色々話してくれる看護師もいて、面白かった。

続けてクリニックに通ったり、
検査するのは、面倒だったが、
無料サーバーのアップルティーは、美味しかった。

クリニックを去る時、なぜか寂しくなった。

「月曜から夜ふかし」で、
中国人のおばあさんが、長寿の秘訣を聞かれ、
「生きてるってより、死んでないだけだ。」と、
答えたのには爆笑したが、哲学だと思った。

金が無かろうと、不安が残ろうと、
四の五の言わずに、クリアな視界を取り戻す。

1つのミッションに向かって集中していると、
日々の嫌な事は、考えずにいられた。

こうやって、パーツを取り換え、
アンドロイド化しながら、生きていく。

小さな何かを、クリアしていく事で、
毎日をやり過ごす。

本当に、死んでないだけだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする