ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

荒げない人

2021-07-21 10:57:09 | ドラマ

「TOKYO MER」における、
鈴木亮平の喜多見ドクターは、秀逸である。

彼は、元々、演じ分ける役者だが、
今回は、非常に細かい。

あの手の役は、大袈裟になりがちだが、
緊急時だからこそ、声を荒げないところに、
リアリティーを感じる。

セリフとはいえ、よくあんなふうに、
専門用語をスラスラ言えるものだ。

鈴木本人が、自信家なんだと思うが、
実際、テキパキ指示を出してくれると、
周りも、信頼してついてくる。

トリアージをする時に、
まず、「こんにちは、〇〇です。」と、名乗るのがすごい。

意識の確認や、名前くらいは聞くだろうが、
たとえ死にかけでも、黙って何かされるより励みになる。
声かけの重要性を感じた。

脚本や演出が良くないと、役者は生かされないが、
ガタイは良くても、イケメンではない鈴木が、
主演を多くこなしているのは、こういう事なんだなと思った。

1話で2案件、ぶっ込んでくるのも、
ドラマに、スピード感を持たせている。
これからが楽しみだ。

コスパ野郎

職場で、仕事上の相談をする時間さえ、
「コスパが悪い。」と言うヤツがいるんだが、
そいつのせいで、最近ストレスがすごい。

上から言われた事に忠実で、生真面目なのは分かるが、
ムキになって言う事で、
人心が離れていくのが、分からんのかね。

私が指導者なら、
そんな事は、絶対に言わんがなっ!!

 

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面白い人

2021-07-21 10:05:21 | バラエティ

アンタッチャブルのシバタは、面白い。

久しぶりに、ザキヤマと漫才やった時に、
こんなに面白い人だったのかと思った。

普通の話をしていても、
朗らかで、周りを楽しくさせる。
すごく、プロっぽい芸人だと思う。

トム・ブラウンの布川も、振り切ってていい。

彼が、「菜々緒」をやった時は、ブッ飛んだ。

誰のマネをしても、
気持ち悪いが、クオリティーは高い。

髪の毛、綺麗だし。

山内のエッセイを読んだ。

彼の息子の後ろ頭は、山内にソックリだ。
山内に乗っかっている、飼い猫の無表情が可愛い。

しかし、山内は、
頭はいいが、器は小さいように思う。

かまいたちの「顔」は山内だが、
山内がピンでも、ハマイエがピンでも、
売れなかっただろう。

山内が、しつこく言うように、ハマイエは目が細い。
あの顔では、確かに華が無い。

しかし、ハマイエが、山内とコンビを組む時に、
周りに何と言われても、
「あいつは、気持ち悪いが面白い。」と言い切ったので、
目が細くても、先見の明はあったと思われる。

山内が、あか抜けてきたのはいいのだが、
私は、以前の、無表情で気味が悪く、
嫌われそうな山内に、興味があったのだがねぇ。
(これは、四千頭身の後藤にも言える。)

愛想なしがポップになると、
好かれるかもしれないが、個性は死ぬ。

山内は、寛大な実父に近いハマイエを、
偶然ではなく、必然で選んだのではないか。

山内は、ハマイエの一番の長所である、
「面倒くさがらない」ところを、よく分かっている。

そして、この私も、
男女問わず、長く付き合えるのは、
「面倒くさがらない人」なのだ。

 

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育成失格

2021-07-21 09:24:40 | 映画

サンスベリアのスーさんを、腐らせてしまった。
ある朝、突然、3枚の葉のうちの1枚が、倒れていた。

見ると、葉の付け根に、黒いカビのようなものが生え、
折れた部分は、ジクジクしていた。

すごくショックで、その1枚をはがし、
汚れを取って、置き場所を変えた。

買った店に相談しに行き、今度、鉢を大きくして、
スタッフに、植え替えしてもらう事にした。

しかし、その前日、
今度は、根そのものに青カビが生えていたのだ。

オーマイガッ!!

もはや、日本語では言い表せない。
スーさん、ごめん!!

私は、育成をあきらめた。
いや本当は、面倒くさくなったのかもしれない。

スーさんの葉を切り、なぜか、洗濯バサミに吊るした。
ドライ葉にならないだろうか。

マイナスイオンを出してくれるという、丈夫なサンスベリア。
湿った部屋で、スーさんは、自ら弱っていった。

そんな部屋で過ごしている私は、大丈夫なのだろうか。
ゾッとした。

死体保存

ちょうどその頃、映画「アーク」を観た。

プラスティネーションで、死体をオブジェにする。

写真ならまだしも、
生前の動画さえ見たくないと思う私は、
そんなもの飾りたくないが。

大切な人は、心の中にはいても、
死体は忘れなきゃ、前に進めないよ。

不老不死のシステムができて、
永遠の命を得る者と、
貧乏人や抽選もれの間に、格差が生じる。

腹にブスッと注入するのは、インシュリンを思わせる。

芳根京子に、この役は難しい。
しかし、彼女のエイジレスなルックスは、
「べっぴんさん」で証明済みだ。

「生と死は対極じゃない。死は生の中にある。」

エマの言う事は、正しい。

少子化、自殺者の増加は、当然の結果だろう。

永遠に生きるのが可能になれば、
生きるのが辛くても生きるか、それとも死ぬか、
自分で決めなきゃならないんだぞ。
ありえそうで、ありえない話だ。

つーか、やっば金なんだな。(笑)
金持ちで運がいい人、それでも幸せとは限らない。

 

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