2年に一度、市の健診を受けている。
大腸がん検査を、オプションでつける。
以前、それで、ポリープがみつかり、切除した。
この2年間の変化は、著しいと思われる。
高血圧を放っておくと、
腎臓に負担がかかるので、不安。
でも、薬は飲みたくない。
眼科と膝のクリニックで、精一杯だ。
通院じたいが、ストレスになる。
缶ビールとツマミを食べていたら、
腰回りが、太くなってきた。
加齢と睡眠不足の為、代謝が悪くなっている。
久しぶりに、体重計に乗ったら、
案の定、基本より数キロ増えていた。
私は、メタボではない。
上半身は、どちらかと言うと細い。
だから、数キロでも増えると、
けっこう、見た目が変わってしまう。
最近の、小池都知事の、横からのショットを見て、
その腰回りに、唖然とする。
「綺麗な人でも、年を取ると、こうなるんだぁ~。」
クリニックで提出するので、
尿を溜めて家を出た。
受付で、
「尿検査の為に、我慢してきたんですが、
血圧や体重に関わるので、先に出したいんですが。」と言うと、
看護師は、バカにする事なく承知した。
女の先生が、パフパフと腕に圧をかけ、
耳で聴いた後、もう一度、パフパフするので、
「2回目って、下がりますよね? いいんですか? (インチキして。)」
「病院に来ると、皆さん高くなるので、平均をとるんです。」
それでも、高めだった。
午前中だしなぁ~。
私は、元々チビだが、
若い頃より、2センチほど縮んでいる。
これは、しかたない。
しかし、体重と胴回りは、
そうはいかない。
他のクリニックだと、服の分を引いてくれたのだが、
今回、そのまま書いていたので、
「え、服の分、引かないんですか?」
「冬は1キロ、夏は0.5キロ、引く時もあります。」
「じゃあ、私も、その端数、切ってくださいよ。」
「分かりました。」
看護師は、言われるがまま、二重線を引いた。
自分で訂正させておいて、
「数値って、厳密じゃなくていいんですか?」
「あなたは細いから、大丈夫ですよ。」
ようするに、メタボかどうか、ビミョーな人なら、
慎重に測るという事のようだ。
だったら、目視でいいじゃんか!!
胴回りはというと、
若い頃より、10センチも太くなっている。
私は、ちょっと怪訝な顔をして、
「胴回りって、どこを測ってるんですか?
私、そんなサイズの服、買った事ありませんが。」
「え、でも、ありますよ。」
自宅で測ってみたら、本当にその通りだった。(笑)
私も、横から見たら小池さんなのだった。
ブスは、太ってはいけない。
しかし、アルコールとツマミは、楽しい。
ムムムッ。