ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

コレクション

2019-07-17 12:00:30 | おでかけ

滅多に行かない町だから、
博物館→美術館→動物園と、ハシゴした。

昔、あんなにハマってた歴史の企画展なのに、
あの時代の道具に、興味も無い。
テキトーに、ウロウロしただけ。

前売り券でも高いのに、
身内と言えども、連れに悪かった。

Mコレクションは、私が誘った。
有名画家の色彩は、やっぱり違う。

どちらも、展示場内が暗過ぎる。

目がよく見えないから、
暗いと、疲れて集中できない。

博物館の敷地内のレストランは、
高いランチなのに、マダイが生臭い!!

同じくらいの値段なのに、
葉山の美術館とは大違い。
損した気分。

何もかも変えようとしない国立のしょぼさ、
昭和な感じのスタッフ。

カウンター席は、おひとり様のお年寄りで一杯だ。

動物園は、ガイドを取り忘れ、
歩き疲れて、半分見ないで帰ってしまった。
ショック!!

私の好きなハシビロコウに会えなかった。
白黒のあの子は、長蛇の列で、あきらめ。

もっと癒されるかと思ったのに、
動物の刑務所みたいで、嫌だったなぁ。

誰も見なさそうなところに、
ポツンと入れられてるのがいたり、
狭いし、暗いし、汚いし。
動物園は、人間のエゴだな。

最近、美術館で、ハガキ1枚だけ選んで、
コレクションするのが、マイブーム。

同じのを、美術館めぐりが好きな友人に、
送ってみたりする。

 

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アンジー

2019-07-17 10:08:22 | Weblog

10年前に、30代で亡くなった、
元同僚の墓に、初めて行ってみた。

当時、彼女の家族は、激しくショックを受け、
職場の人の訪問も香典も拒否した。

しかし、おせっかいなおしゃべり女は、
全員から香典を集め、
聞いてもいない寺まて、私に教えてきた。

こんな女が、かつて親しい友人だったかと思うと、イラッとした。
亡くなった本人を弔う気持ちはあっても、
元ラーメン屋のせいで、行く気になれなかった。

苦々しいたき火カフェの体験があるので、
墓の場所を教えてもらえるのか、
あらかじめ、寺に電話して聞いてみた。

有名人にしろ、誰にしろ、場所を教えるだけなら、
個人情報漏洩にはならないらしい。

墓参りをよそおって、ハカイシ(墓石)を、
ハカイシ(破壊し)に行ったら、どうするんだ。
甘いね。
野口健なら、疑うね。(笑)

石材でできた小さい動物が、
彼女を取り囲むように置かれていた。
彼女が寂しいだろうと、誰かが置いたのだと思うと、
よけい寂しくなった。

モスバーガーを、トマト抜きにするほど、
好き嫌いが多かった彼女。
カラオケで、「デカメロン」を、
ダラダラ歌うのが面白かった。

いつも穏やかだったその性格が、ストレスを吸収し、
彼女を、病へ導いたのではないかと、私は思っている。

「Aちゃん、〇〇に移転だって。どうしたらいい?」
声に出して言ってみた。

山の方から、ホーホケキョ。
青い空には、ひこうき雲。
まるで、ユーミンの歌みたいじゃないか。

「生きてるだけ、マシだよね。」
そう思いたくて、私は、ここまで来たのだ。

でも、寂しさだけが増して、自分が死んでも、
墓石の下には入りたくないと思うだけだった。

アンジーの墓にも、ついでに行く事にした。

階段と急な坂道は、小学生のハイキングみたいだ。

心細い山道は、昼間なのに、不審者が出そう。
身内に、もっとハッキリ行き先を言うべきだったと、
本気で不安になった。

管理事務所に人はいて、
墓の場所を確認したが、まだ先だった。

たどりついた公園の、メイン広場には誰もいない。

石碑の前まで来た時、下の方に、
大型バイクが止まったので緊張した。
ここで襲われても、誰も気づいてくれないよ。

急な階段の上にある夫婦の墓は、シンとしていた。

写真を撮っていたら、
体格の良い、サングラスの老人がやって来た。
年寄りでも警戒するくらい、狭い場所だった。

話しかけてきたジイさんは、
週に3回ほど、散歩していると言う。
雑学や地域の事を、やたら正しく説明しようとする。

寺で、ウグイスが鳴いていたと話したら、
「ウグイスは、本当は、スズメみたいで汚いんだ。
みんな、メジロと勘違いしてるんだよ。
(スマホで)調べてみな。」

あ、本当だ。
ウグイスは、スズメみたいなカーキ色。
メジロは、綺麗な抹茶色。

ずっと前に、この場所で、
彼女連れの有名人と会ったと言う。

ムロツヨシと言ったかと思ったら、
アスリートの名前だった。

「あの、砲丸投げの…。」
「違う。砲丸投げは、球を持って投げるの。あれは、ハンマー投げ。」
「ウグイスとメジロみたいな事になっちゃいました…。」

恥ずかしい。
似てるようで勘違いって、けっこうあるのね。

長話していたら、墓の後方から、
「歩く会」の80人の年寄りが、ぞくぞくとやって来た。

最初の人達だけ、説明を受けていたが、
後から来る人達は、アンジーをスルーして行った。
寂しい公園は、あっという間ににぎやかになった。

東屋のベンチで、尺八の練習をしている人もいた。
たまに、音が止んだりすると、
たとえ、吹いていた曲が「トトロ」であっても、
豹変するんじゃないかと怖かった。

後から、ネットで知ったのだが、
10年ほど前、この公園の港の見える場所で、
夫婦の首吊り自殺があったらしい。

わっ、あそこかよ!!
荷物、置いちゃったよ!!

夜景を見に来た人が、発見したらしいが、
よく見えなくて、遺体に話しかけちゃったらしい。

あんなとこ、夜歩くなんて、ありえない!!

アンジーと言えば、
アンジェラ・アキの「手紙」って、すごいな。

外国人の風貌で、もっとも日本人らしい言葉で、
あんなピュアな気持ちを、大人になってから歌えるなんて。

それに、彼女のカジュアルファッションて、
やたらオシャレに見えるんだよね。

拝啓 アンジー、私を守ってよ。

 

 

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シツケじゃねーし導

2019-07-17 09:37:30 | Weblog

「教育」とか「しつけ」とかいう言葉は、好きじゃない。

押し付けがましい。
犬じゃあるまいし。
ああ、みんな、犬なのかもね。

そこに、「愛情」あるの?
「指導」でしょ。
「お手本」見せればいいだけじゃん。

後から続く者の心がゆがんだら、
それは、指導者の責任なんだよ。
先を行く人の背中が、カッコ良かったら、
何も言われなくても、学べるもんなの。

マトモな人間になるには、良い指導者に付くしかない。
親にしても、先生にしても。

運が良ければ出会えるけど、
カスみたいな世の中だから、ムリだな。
自分で考えな。

私は、職場で挨拶はしない。
必要な事は言わねーくせに、
陰で何言ってるか分からない、カスどもと話すのは、
用がある時だけで十分だ。

いくら頭にきても、人を殺したら、おしまい。
指先を、ちょっと切っただけで痛いのに、
よく、人を刺したりできるもんだ。
先に、自分で試してみろ。

応援歌って、誰を応援すんの?
「きみは一人じゃない。」なんて言われたら、
よけい不安にならない?
「みんな一人だよ。」の方が、納得できると思うけど。

入江って、いつか、あーなると思ってたんだ。
友達多いって、そんなに自慢になるの?
調子こいてるから、利用されるんだよ。

あなたのファンは、世の中に、1人くらいいるよ。
人気者になったら、死ぬほど嫌われるけど、どっちがいい?

 

 

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