ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

シジュウカラヨガ

2022-07-20 09:20:48 | スポーツ

上野樹里のウエストに憧れて、
ヨガパンツを衝動買いした後、
更に、イオンで、安いヨガマットを手に入れた。

ヨガパンツで、すでに気分は上がっていたが、
実際やる気にさせたのは、ヨガマットとシジュウカラだった。

早朝、台所のフローリングに、それをペロンと敷くと、
そこは、私の特別な空間。
シジュウカラの鳴き声は、自然のBGM。

出勤前の短時間でも、
私は、朝ヨガを続けている。

休みの日は、ゆっくり寝ていたい気もするが、
“午前中”ではなく“早朝”というのが、クセになる。

何と、ものぐさな身内にも、
同じマットを買ってやったら、
一緒にやり始めたではないか!!

無理をしない

私は、何より、このヨガの心得が気に入ったのだ。
真面目で頑張り過ぎる人間にとって、
これほど癒される言葉はない。

ヨガは、座禅とストレッチの狭間にあるように思う。
昔買ったストレッチ本を、引っぱり出してみたら、
同じポーズがあった。

「ストレッチ」と言うと、「やらねば。」になってしまうが、
「ヨガ」と言うと、「好きにしな。」になる。

寝てるだけ、座ってるだけ、
深呼吸するだけだって、ヨガなのだ。
そう思うと、イライラしなくなる。

加齢というのは、悲しいものだ。
全てのやる気を無くさせる。

それでいいんだよ~。
やんなくてもいいんだよ~。
ピチュ ピチュ ピチュ。
シジュウカラが鳴く時間も、テキトーになってきた。

座る場所がある、居場所があるって、
すごく大切な事なのだ。

悩める人よ、イライラしてる人よ、
マットでも、クッションでも、
まず、座る場所を決めるといい。

話し相手など無くていい。
居場所を作るのだ。

まず、そこに座れ。 そして、深呼吸せよ。

 

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オリンピアード

2021-09-15 09:23:17 | スポーツ

いつも思うのだが、やるって決まった事とか人に、
なぜ皆、協力しないのかね。

私は元々、
「東京でオリンピックなんて、やらなくていい。」と思っていたから、
決まった時は、ドッチラケだった。

エンブレムが、変更になった時は、
葬式みたいな柄だなと思った。

でも、「コロナだから中止にしろ。」って、
そういう風潮だから、他の人と同じ事を言ったり、
辞退したりしたんじゃないの?
オファーを受けて、やり切った人は、偉いと思うよ。

開会式だけ、録画してみた。

人の影が、双葉になった時、
シンプルで、いい感じに始まったと思ったけど、
コントとタップは意味不明で、
子供を使うのは、あざとい気がした。

コンテンポラリーダンスは、
菅原小春かと思ったら、森山未来だった。

パフォーマンスじたいは良いが、
「慰霊」というより、
「死」そのものを表現しているようで、暗過ぎた。

飛んでいるうちに、
森山の顔に、布がかぶさってしまったので、はがしたかった。

ピクトグラムは、面白かったが、
途中で失敗したのが、かえってご愛嬌。

後日、飲食店で、「酒無し」のお知らせを、
うなだれたピクトグラムで、描いていた店を見かけたよ。

松井が、老人のシャツの後ろを、つまみ上げているから、
「誰だろう。元オリンピック選手かな。」と思っていたら、
長嶋さんだったので驚いた。

右腕が壊死して、歩きかねているのが痛々しかったが、
向こう側にいるのは、
「あれ、王選手だ。」と言ったら、
身内に、「選手じゃないだろ。」と、ツっこまれた。

私らの時代は、ナボナとムアツ布団の王選手なんだよっ。

でも、この2人は、スポーツ選手の代表みたいなもんだから、
東京でオリンピックやったら、聖火ランナーやるよね~。

マンガの吹き出しのプラカードが、
英語のアナウンスの後に、クルッとひっくり返されて、
あからさまに、カタカナ表記になるのが面白かった。

誰の為のオリンピックって言われたけど、
誰の為でもない。

世界には、色々な国があって、色々な人達がいる。
多種多様なんて、言わなくても分かる。

戦争してる国から来てる人達、
普段は参加しない、できない国から来てる人達もいる。

全員集合するから、オリンピックは特別なんだ。

せっかく来たのに、コロナ陽性になっちゃった人。
脱走して捕まって、ションボリ帰って行った人。
フライングで走れなかった人。
亡命した人。
何しに来たのか、分からない人達もいた。

私は、以前から、伊藤美誠に注目していたが、
彼女にしては、珍しく緊張してミスしていたところ、
水谷が、落ち着いて挽回したのには感動した。

メチャ強い人が、ガンガン勝つより、
負けるだろうと思っていたのに、あきらめないで勝つってすごい!!
水谷、さすが年の功。

いざ開催されたら、良かったので、
記念に、公式グッズのノートとピンズを買っちゃった。

唯一、この東京オリンピックでダメだったのは、
話が長いバッハ会長と、金メダルを噛んだ河村市長だろう。

ケニアと呼ばれても

今から考えると、ひどい話なんだが、
高校の時のクラスメートで、スレンダーな美人がいたのだが、
地黒で、あだ名が「ケニア」だった。

私達は、「ケニちゃん」と呼んでいたが、
彼女は、嫌な顔一つしなかった。

もっとひどいのは、目がギョロっとしていて、
明るくて、面白い性格の女子が、別なクラスにいて、
あだ名が「ペリア」だった。

ホラー映画の「サスペリア」のように、
ちょっと不気味な顔だったからのようだ。
しかし、彼女も又、平気で受け入れていた。

彼女をよく知る人が、
「ペリアって、すごく性格いい子なんだよ。」と言っていた。

周りは、頭の良い人ばかりで、差別もイジメもなかった。
だから、あだ名なんて、どうでもよかったのかもしれない。

多種多様なんて、元々当たり前なのに、
いちいち叫ばなきゃならない現在が、異常なんだよ。

全く興味なかったパラリンピックの、開・閉会式の方が、
ショーのような演出で良かった。

「サーカス」という表現をしている人もいたが、
身内は、「見せ物小屋」みたいで嫌だと言った。
どっちにしろ、
「ありのままで、よくできている。」という事だろう。

四肢欠損の人が泳ぐ姿は、クリオネのようだった。

車椅子レースで、解説者が、障害の特徴の他に、
その「強味」を語っていたのが妙だったが、面白かった。

そうか、私達は、
見ようとしなかっただけだったんだな。

パラリンピックは、東京でやる意味があったよ。

 

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白鵬の涙

2016-04-13 09:59:48 | スポーツ

強くたって、泣くんだよ。
強いから、泣くんだよ。

先へ行く者は、勝たなきゃいけないから。
結果が、全てだから。

「変化」が、ダメだって。
そんなの、見てる人達の勝手な言い分でしょ。

ヤジは止めろ。
一番不本意なのは、本人なんだから。

学生の時、―の団体戦の市大会で、
優勝した事があった。

でも次の年、私は、1番手で、
一番強いペアだったのに負けた。

そうしたら、2番手の人が、聞こえよがしに、
「1番手からして負けてるんだもん!」って、
憎々しい顔して、イヤミ言ったのよ。

こっちだって気にしてるのに、
仲間内でそういう事言うのかと、ア然としたよ。
私なら、そんな事、まず思わないね。

その人は、高学歴一家で育ち、
負けず嫌いな人だったけど、友人だったのに、
その一言で、見る目が変わった。
(今なら、彼女を嫌っただろう。)

終わった事を、誰かのせいにしたり、
いつまでも、ゴチャゴチャ言う人って、本当にヤダ。
しかも、スポーツで。

確かに、その人を思ってのヤジもあるよ。
ちょっと、そう思ったのは、あの事件の時、
のりピーのダンナに、靴を投げつけて、
「守ってやれよっ!!」って叫んだ人のヤジ。

そういうのは、応援のようで、ウルッとくる。

 

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超新星卓球少女

2016-03-16 09:54:46 | スポーツ

この間、TVつけたら、
たまたま、女子の卓球の決勝やってて、
ずっと見てしまったんだけど、
伊藤美誠選手って、すごいねー。

本人も、
「楽しんでる。緊張してないしー。
精神的には中国に勝ってる。」と、言ってたらしいけど、
本当に、堂々としたプレーで、
ミスしても、落ち込むのではなく、
「おっかしいなー。」って感じ。

10才年上の、世界ランキング2位の選手に負けてしまったけど、
相手の選手、本気出してたもんね。

解説者も、
「中国人は、『この子、何?』って思ってるはず。」って、話してたけど、
私も、そう思ったもん。

福原愛ちゃんは、お姉さんになったねー。
彼女の場合は、密かに応援してる、中国人ファンがいるんじゃないの。

石川選手も、おとなしそうに見えて、
試合になると、気強いねー。

最初に2ゲーム取ってたのに、あれは惜しかった。
勝てると思ったよ。

相手の選手、最初、あれだけ緊張してたのに、
残りの3ゲームを、続けて取って勝つなんて、
どんな精神力なんだよ。

中国の卓球の強さは、尋常じゃないね。

そこまで努力できる民族なら、
そのエネルギーを、マナーにも使ってほしいがね。

 

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ユリアにハートブレイク

2014-04-16 09:53:56 | スポーツ

ユリア・リプニツカヤ、気に入った!

世界フィギュアの、フリーの演技で、
最初に振り返る時の、
あの、悲しみとも怒りともつかない表情が、
破かれたアンネ・フランクよりも、「シンドラーのリスト」っぽい!!
元々、いい曲なんだよなぁ。

ロシアの取材でも、
すごくストイックで、友達少なそう。(笑)
モットーは、「ガマンする。」だって。(笑)

この間は、「赤いパーカーみたいな衣装」って言って、ごめんね。
長袖が、好きなんだね。

日本で、見たいと言っていたサクラは、見られただろうか。

国旗掲揚、国歌斉唱。
白地に赤丸。
何てシンプルで、清々しいデザインでしょう。

自分が所属している「日本」という国を、
改めて意識して、ちょっと、ジーンときた。

 

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今更だけどソチ

2014-03-17 09:33:48 | スポーツ

8年前は、荒川さんが好きで、フィギュア見てたんだけど、
(2006.3.23のブログで熱く語る。)
今回、ショート見てなくて、
真央ちゃんが、16位って聞いた時、
最初、「自殺でもしちゃうんじゃないの。」って思ったよ。

銀メダルでも、喜べない子でしょ。
(周りがそうさせた。)
大丈夫かなぁって。
家族も、「それこそ、『2番じゃダメなんですかぁ?』だよね。」って。

それで、フリーはどうするかなぁと思って、あわてて録画したわけ。
そしたら、すごい事になってたから。
「あらら、良かったじゃない。できたんじゃないの。」

金メダルとか、トリプルアクセルの呪縛から解かれると、
こんなに自由になれるものかと、しみじみ思いました。

まさに、フリーは、心がフリーになった演技だったね。
正直、いつも金メダルにこだわってる真央ちゃんに、
嫌気がさしていた私でさえ、泣いたもの…。

他人との戦いじゃなくて、
自分との戦いなんだって、改めて思う。
真央ちゃん、ショートが16位で良かったんじゃないのかな。
メダル争いして、中途半端に、銀とか銅だったら、
本人も不完全燃焼で、周りもデリカシーが無いから、
又、「残念!」とか言うでしょ。

銀メダルでも、喜べるようじゃなきゃダメなのよ。

ちゃんと喜ぶ

長谷川理恵を膨らませたような感じの、竹内智香選手も、
4度目で、やっと銀メダルでしょ。
(スノボのパラレル大回転って、シンプルだけど面白いね。)

葛西選手が、個人では、初めてのメダルっていうのも、意外だった。
「葛西」って名前、ずっと昔に有名な選手いたよなぁ、と思っていたら、
本人だったから驚いた。(笑)

そんなに長くやってる人達もいるんだね。
メダルが何色でも、ちゃんと喜んでる姿を見ると、
こっちも嬉しくなるよ。

新人とベテラン

確かに私も、「真央のショートは、そこまで悪いか?」とか、
「ソトニコワのフリーは、そんなにいいか?」って、ギモンはあった。

同じ事やっても、新人だと、「大変良くできました。」で、
ベテランだと、「そのぐらいできて当たり前。」に、なってしまう。。
できる人は、より高いレベルを求められるのかも。

真央もヨナも、上手過ぎて、飽きられてるんじゃないの。
人の目は、何でも、次世代に移行するんだよ。

だから、韓国の人が、署名なんか集めても、
ヨナの疲れが、増すだけだと思うよ。
休ませてあげなよ、って思う。

コストナー姉さん

真央には申し訳ないけど、
私は、コストナーが銅メダル取ったのが、
すごく嬉しかったのさ。
真央がメダル取ってたら、
コストナーは取れてなかったかもしれないでしょ。

コストナーが、フリーで立ち位置決めた時、
そのスタイルの良さに、クギづけ。
カッコイイ!!

体のラインも、大人の女性だし、衣装もシック。
彼女の場合は、ニコニコ顔だから、黒でも暗く見えない。

演技も優雅で、27才なのに疲れも見せず、
もはや競技選手のソレではなく、プロのショーだなぁと思って。
これがベテランだよねって、感動した。

だから、コストナーの銅メダルは、本当に価値がある。
「おめでとう、コストナー!」

それに彼女は、すごく「お姉さん」で、
金メダルのソトニコワとハイタッチして、
写真撮影の時も、背中に腕を回していたし、
全てにおいて、余裕を感じた。

反面、ヨナは、ソトニコワから求められて、
握手しただけだった。

私は、ヨナの、そのドッチラケぶりが面白くて、
第4グループの練習後のピリピリ感や、
表彰台の映像も残した。

でも、ヨナが悪いわけじゃない。
彼女だって、あの負けず嫌いな国の代表で、
日本よりもっと、プレッシャーあると思うし、
それでいて、いつも完璧に仕上げて来てるのは、すごいと思う。
バンクーバーの金メダルは過去の事って、言ってたし。

だから彼女は、金メダル取れなかったから不機嫌だったわけじゃなく、
「ソトニコワ、そんなにいい?」っていう、
あのロシアの空気に対する、ドッチラケだったんじゃないのかな。

ロシアのギャラリーは、
ロシア人が出てないと帰っちゃうっていう報道あったけど、
ヨナを見てて、アジア人の孤独を感じた。
5位の真央より、銀のヨナの方が、淋しかったと思うよ。

ロシアは、いろんなイミで寒い。
ウォッカでも飲んでないと、やってられない。
何だか、人種の壁を感じたよ。

衣装は何色

以前、荒川さんが、金メダル取る選手は、
ブルーの衣装が多いって、言ってたんだけど、
私、そのイメージ分かる。
色で、印象違うと思うから。

だから、真央のフリーの衣装は、
彼女には似合ってないけど、ブルーで正解。
すごく華があって、清々しかった。

ヨナは、ショートの黄色は可愛かったけど、
フリーのは、曲に合わせたにしても、暗過ぎた。
まとめ髪だと、寺島しのぶみたいだし。
実際、終わった後、疲れてる感じがした。

リプニツカヤは、練習の時の赤いパーカー?、
脱ぐのかと思ったら、そのまま衣装だった。

ソトニコワに至っては、あのグレーのは何?
地味過ぎる!!
若くて、顔が派手だからいいのか?
もうちょっと可愛いの、着せてやれよ。
それに、彼女の腋の下、カミソリ負けの傷があったような…。

ああ、私、ロシアをバカにしてるみたい?
すまぬ、ソトニコワ。
そんなつもりじゃ…。(汗)

でも、メダル取れなかったリプニツカヤの方が、
顔は可愛くないけど、伸びしろがある気がしたなぁ。

その後、真央のドキュメンタリーも見たけど、
あの、ショートの振り付け師の、
ローリー・ニコルさんは、すごいね。
真央が親密なの、分かる。
指導してる時の表現力、年取ってるのに、
真央より動きが可愛かった。

それにしても、荒川さんは、
金メダルも、仕事も、結婚も、
本当にタイミングのいい人だと思う。
周りに振り回されない、彼女のなせる技か。

今更だけど、みんな、おめでとう!

 

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泣くな、武井壮

2013-11-18 12:07:25 | スポーツ

武井壮が、マスターズで走った事を、
特番でやっていた。

過去を語って、泣いていたが、
武井に、涙は似合わない。

家を、持たない。
伴侶を、持たない。
自ら、孤独を好んでいるのかと思っていたら、
「愛されたい。」とは、意外だった。
でも、分かる気もする。

武井が、挫折したと言うならば、
大半の人間は、成功すらしていない。

私は、家族に恵まれ、
不幸だとは思っていないが、
それでも、人生は空しい、と思う。

本能かも

身体能力が高い人には、ファンが多い。
生き物は、体が基本だから、
本能的に、憧れるのだろうか。

成功者の例として、
イチローの名前は、必ず上がる。

私が、武井をカッコいいと思うくらいだから、
彼は、十分愛されていると思うがなぁ。

それでも、1人、味方が欲しいと言うなら、
結婚した方がいいかもしれない。
でも、自由な生き方には、合わないと思うが…。

 

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メダルの色より服の色

2010-03-02 17:07:05 | スポーツ


金メダル以外いらないなら、返上したら?
「おめでとう。」って言われても、辛いだけでしょ。
でも、そうさせたのは、周りだよね。

松岡修造の「真央よ、飛べ~。」ってCM、最悪。
頑張ってる人に、何て過酷な事言うの?

ヨナ、可愛いじゃん。

本当の色気なんて、20代にならないと出ないから、
彼女が、そんなに妖艶だとは思わないけど。
表情も、作り過ぎると、あざとく見える。

ヨナの方が、綺麗に滑ってたから、しかたないよ。

真央は、ヨナと金メダルを、意識し過ぎ。
あのアイライナーの入れ方、ヨナと同じじゃん。

フリーの曲は、重過ぎるし、
赤と黒のコスチュームは、真央に似合わない。
別の大会で着ていた、胸元に花が付いてた、
くすんだピンクのコスチュームの方が、可愛いかったのに。

トリノの時、荒川さんが言ってたんだけど、
金メダル取る選手は、ブルーのコスチュームが多いって。
荒川さんもフリーの時、意識してそうしたみたいだし、
今回、ヨナもそうだった。
ロシェットもブルー系。

ブルーは、沈静の色だし、リンクの白に清々しく映える。
演技も、より美しく見えるのだとしたら、
あながち、偶然では無いかもしれないね。

高橋の銅メダルは、
プルシェンコの銀メダルより、価値があった。
「4回転ジャンプを失敗した時の、立て直しの練習もした。」と言っていた。
偉い!

安藤は、落ち着いてたけど、スタミナ不足だったかな。
4位を、維持して欲しかった。

鈴木は、11位から8位入賞で、よく健闘したよ。
彼女は、滑れる事じたい嬉しい、観客の後押しが嬉しいと、
オリンピックを楽しんでるのが、見ていて気持ち良かった。

ヨナのピアスが、気になったんだけど、
やっぱり、そのブランドが注目されてるみたい。
荒川さんの三連ピアスも、話題になったけど、
選手のピアスって、目立つんだよね。

でもやっぱり、荒川さんが、金メダル取った時の、
美しさ、感動には、かなわないな。
荒川さんには、その「美」にさえも、
他者と比較せず、
ひたすら自分と勝負する事の、強さを感じたもの。

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歴史を走る聖火

2008-08-10 13:20:49 | スポーツ


北京オリンピックには、興味は無かったのに、
1日遅れで見た、聖火台への点火に感動。

チャン・イーモウの演出だとか。

あんなに高く、ワイヤーで吊られる事もすごいが、
スクリーンに映し出された、巻物が紐解かれ、
体操選手の美しい肉体が、その上を走る姿は、
まるで「中国の歴史を駆け抜けているよう」で、
ここまでの道のりは、本当に長かったのだと、涙が出てしまった。

過去「三国志」オタクだった事で、
中国の良さも、わかっているつもりの私だが、
細かい技術や鍛練には、美しくこだわれるのに、
何で他の事でインチキするのかと、つくづく残念に思うよ。

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フィギュアの4分は逆転の人生

2006-11-16 11:13:47 | スポーツ


フィギュアスケート・グランプリシリーズを見ていて思う。
一度失敗したからって、動揺してはいけない。
最後まであきらめないで、集中しなきゃダメだって。
誰だって失敗するかもしれないんだから、逆転もありうる。

あの短くて長いフリーの4分間が、大げさにも「人生に似ている」と私は思う。

男子で1番好きなステファン・ランビエールは、ショート7位からフリーで1位になった。
高橋大輔も、以前より優雅になって成長したと思う。

格闘家のような恩田さんも、女らしくなっていた。
ミキティは、今回は「自分」と勝負できている。
真央とキム・ヨナは、技術はあっても、若さゆえ精神的に弱い。

それに比べて、ベテランの村主さんは相変わらず恐い。(笑)
「フィギュアの鬼」と言えよう。
彼女は、技術も大人の表現力もありながら、
少女のように細い体のラインが、不安定で損してる気がする。
あまりにも闘争心が強いので、表情もあざとく感じてしまう。

「他人」とではなく、「自分」と戦っている人は、やはり強い。
何事も、そうだと思う。
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