インプリンティングされた 私はヒヨコ
いくら追いかけても ついては行けず
蝶のように舞う その指に惑わされ
あなたの群青に このまま埋もれてしまいそう
インプリンティングされた 私はヒヨコ
いくら追いかけても ついては行けず
蝶のように舞う その指に惑わされ
あなたの群青に このまま埋もれてしまいそう
空色のダルマの みくじは末吉
願かけながら 左目に墨
叶った時に 右目を開く
そんな日は もう来ない
次のいい日も 決まっていない
海色の私の 心は末期
初めての 航海
初めての 後悔
取り返しが つかない
次の音が 聴こえて来ない
白い隊列 途切れたそこには
海から届いた 音への賑わい
人寄せパンダの 隣にたたずむ
日に焼けた笑顔 あなたを見つけた
Sの会じゃない Jの為でもない
今日はあなたの maritime
なのに周りは それを気にしない
今すぐあなたを 抱きしめtime
Patio of bamboo 私は見ている
降ろした指先 乱れぬ白さを
Patio of bamboo 私だけが知る
風無き中庭 しなやかに光る緑よ
Happy birthday dear Sir.
壁打ち禁止の 張り紙に
ボールの跡さえ 残さない
ここは 子供のいない街
そんな張り紙 出さずとも
子供は 外で遊ばない
こんな張り紙 ばかりなら
人は 言われた事しかしない
曲り角で 見かけた人は
人のようで 人じゃなかった
「こんにちは。 あなたはだぁれ?」
「私は 介護ロボットです。」
あの人は いなかったよ
来テイルカト 来タイシテ
視線 泳がせたけど
どこにも いなかったよ
別に 会いたくもなかったけど
パーティーは つまらなかった
つまらない ビュッフェの
カレーだけは 美味かった