ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ようこそ、ウチへ

2023-10-25 09:41:59 | Weblog

北海道物産展で、木彫りのお地蔵様と出会った。
シンプルな形に、可愛らしいお顔。
10㎝くらいと小さいが、8800円。

他にも、リアルな生き物やアクセサリーが、たくさんあったが、
どれもすごくて、どれも高くて、
写真を撮るだけで、我慢しようと思っていた。

でも今、
私は、辛かった。

他の人なら何でもない事が、すごく気になる。
管理される、監視される、みんな敵に思えてくる。

周りに人はいても、
身内がいても、
メールをしても、

私は、誰ともしゃべっていない。

かと言って、一方的に好き勝手な事を言う人や、
私の話に全く興味が無い人とは、しゃべりたくない。

知らない人と、何かのテーマで盛り上がっても、
生活サイクルを乱してまで、
お茶に付き合ってくれたりはしない。
いつも、振られてしまう。

だから寂しくて、後日、又行って、
私と、一番仲良くしてくれそうな顔立ちの、
お地蔵様を選んだ。

執着するとよくないので、名前はつけない。

私が買わなければ、他の仲間達と一緒に、
北海道のアトリエに戻れたのに。
ごめんね。
ありがとう。

flightradar

「孤独」で検索したら、精神を病んでいる人の、
ゆったりするブログをみつけ、ハマっている。

「デイケア」という言葉があったので、
最初は、老人なのかと思ったが、そうではなかった。
(「デイサービス」とは異なる。)

「しゃべる人がいない」という共通点、
ポエムのような、弱音のくり返し。
夜間飛行や近所の静かな風景に、見入ってしまう。

空港の生ライブ配信がある事も、このブログで知った。

旋回する飛行機が、カッコいい。
車輪が格納されると、
まるで、イルカが飛んで行くみたいだ。
ずっと見ていても、飽きない。

絶望しているのに、
デイケアのハヤシライスや、近所の寿司を、
楽しみにしているところが、ちょっと笑える。

でも、そんなものなのだ。
食べられるから、生きている。
死にたいのではない。
ただ、しんどいのだ。

私も、辛い。

通勤電車に早くから並び、ギリギリ座れているが、
最近、新しく早く来る人がいて、
更に早く、家を出なければならない。
眠くてしかたない。

親の体調も、急に悪くなってきた。

どうしようもない。
考えたくない。
でもせめて、痛みをどうにかしてあげたい。

他人の辛さで、
自分の辛さを、紛らわせているのかもしれない。

お守り代わりに持っていたはずの「救心」が、
いつのまにか、空になっていた。

 

 

 

 

コメント
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