ドラマ「嫌われ松子の一生」は、「松子」を内山理名が演じると知って、
絶対見ようと思った。
彼女は特別美人じゃないけど、適度に慎ましく、
適度に主張のある感じがとても良い。
演技には「夢」もあるし、「リアリティー」もある、
バランスのとれた女優だと思う。
広末涼子と内山理名が、「元カレ」の堂本剛を取り合うドラマがあったが、
私が男だったら、内山理名を彼女にしたと思う。
「恋のから騒ぎ」をドラマ化した時の、
「イナカッペの押しかけ女」役も、いじらしかった。
年をとったら、「山口智子」になるんじゃないかと思うほど、
顔が似ていると思うのだが、
人気のある山口より、私は内山理名の方が好き。
彼女は、印象が「弱い」ように見えて、実はけっこう「残る」。
映画は時間が短い為、スピード感のある演出と、
ドライで生活感のない、中谷美紀の演技が面白かった。
色と音楽に圧倒されて、涙こそ出なかったが、切なさは残った。
でもドラマは「シリアス」に、ゆっくり見せてほしい。
「こういう人、いるよなぁ。」という、リアリティーをもっと感じたい。
映画の「龍くん」は、伊勢谷君でカッコ良かったが、ドラマでは要潤。
彼もクセのある役が似合うから、いいと思う。
「たったひとつの恋」
亀梨君は、やっぱり少しダルい役が似合う。
目も色っぽいし、「野ブタ。」の時と同様に、彼のナレーションはすごくいい。
綾瀬はるかは「白夜行」といい、お嬢様づいているが、ちょっと弱いかな。
それより「野ブタ。」「デスノート」と、戸田恵梨花のクセ者そうな目が気になる。(笑)
要潤は、こっちにも出てるなぁ。