ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ステキ女子モモエ

2019-09-19 09:23:39 | 

やっぱり欲しくて買ってしまった、百恵ちゃんのキルト本。
何度も本屋で立ち見して、癒されると思ったから。

ドラマでは、国仲涼子や石田ゆり子が、
見た目も、仕事も、プライベートも充実の、
「ステキ女子」を演じているけど、
本当の「ステキ女子」って、
60才の百恵ちゃんみたいな女性を言うんじゃないかと思ったりする。

やっぱり、出て来ないところが、カッコいい!
作品と家族について語っても、妬む気にもならない。
むしろ、その「幸せ」にあやかりたい。

まさに「菩薩」のキルト本

作品によっては、決してプロではない配色も、オリジナリティーがある。
1つ1つに、思い入れと強い意思が感じられる。

サイン会もやらない。(やってほしくない。)
キルト講師の話も断ったらしい。(慎ましい。)

美術館のような家に住む、セレブ オブ セレブ。
私とは、大違い。
でも、彼女だって、生い立ちは厳しい。

人はみな、若干、不幸である。

キルター・ジンクスを尊重して、1つだけ色を変えたりする。
なるほど、他の作品も、アシンメトリーが多い気がする。

「神様以外、完璧な事をしてはいけない。」
もしかしたら、百恵ちゃんのポリシーでもあるのかもしれない。

上手いキルト作家の本なら、いくらでもあるだろう。
私は、彼女のファンでもなく、キルトにも興味が無かった。

最初は、太った百恵ちゃんに、少しがっかりした。
しかし、何度も見ているうちに、太った百恵ちゃんもいい、
いや、太った百恵ちゃんだからいい、と思うようになった。

美魔女などと言って、ムリする人より、ずっと美しい。
やはり、「幸せ」という美しさには、かなわないのだ。

私は、今の百恵ちゃんのファンになった。

 

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本 ポン ポーン

2019-08-15 12:04:43 | 

あゆ本

ああそう、松浦さんの事、歌ってたの。

女性コメンテーターが、
「(自分のイメージがあったのに)これからは、
松浦さんの顔が浮かんじゃう、知りたくなかった。」
なんて言ってたが、

私は逆に、松浦さんかと思うと、リアリティーを感じたし、
あの頃の歌が、悲しくなったよ。

でも、次の彼氏の立場は、どうなるんだと思ったけど。

一番忙しい時にそばにいて、育ててくれて、
そりゃ~好き(尊敬と信頼)になるわな。

著者が本人じゃないから、
これは、図書館で借りる事にする。

キルト本

百恵ちゃん、太ったね。
イメージ的には、老けても太らないでいてほしかったけど。

しかし、年寄りの男性に写真を見せると、
みんな同じように、「幸せそうで…。」って言うんだよね。
若い時も、「菩薩」とかって言われてたしね。

太る=幸せ とは限らないのに、彼女が引退後、
子育てをし、ゆっくりキルトを作ってるなんて、幸せに違いない、
誰もがそう思い、それを望んでいるのだろう。

ファンでもない私でさえ、
キルト本を手に取って、パラ見する。

わざとらしくなく、マイクを置ける人なんて、そうそういない。
だから、悪意なく、興味が持てるのだ。

その人にとっては、普通の暮らしなのに、
周りが勝手に「伝説」にしちゃうんだから、
有名な人は、大変だね。

名倉が、首の手術で、ウツになったのは気の毒だけど、
YOSHIKIの場合、コルセットをデザイン化して、
あそこまでパワフルなのが、かえって恐ろしい。

パワーは、人による。

 

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セカオワのバンハジ

2018-09-19 10:50:00 | 

「ふたご」を読んだ。
これって、ほぼ自叙伝?
名前を変えただけの事実?

だとしたら、
なかじんは「神」で、フカセはひど過ぎる。(笑)

直木賞候補だったのに、残念だったが、
バンめた後半は面白くて、どんどん読めた。

初めてのライブで、
月島が、後ろ向きで歌ったって、ウケる。
(彩織らしき)なっちゃんが、
「明るく歌わなくてもいいけど、前は向いた方がいいよ。」って、
気を遣いながら、真顔で言ってるのが、目に浮かぶ。(笑)
「何で?」って、怒ったように聞き返す月島、面倒くさい。

「どこからが病気で、どこからが性格なのか、分からない。」
っていうのは、よく分かる。

でも、「神様の贈り物」みたいな声で歌う、月島の全てを、
許してしまう彼女は、やはり芸術家なのだろうね。

彩織さんて、もっとクールな人かと思っていたが、
そうでもないみたい。

クラッシックがベースにあって、はりつめた感性豊かな音。
彼女のピアノ、好きだな。
特に、「幻の命」の、“星のきらめき”の音は、すごい。
あ、これって、彩織の作曲じゃん!! (今、気づいた。)

ちなみに、セカオワの歌では、
「Hey Ho」が、一番好きなんだが。
何でかって?

「この嵐の中、船を出す勇気なんてにあるのかい。」って、
あえて、自分に向かって言う事で、聴いてる方は、
おまえは、見て見ぬ振りをするのかい。」って、
言われてる気がするでしょ。

「誰かを助けることは義務じゃない…、
笑顔を見れる権利なんだ。自分のためなんだ。」
そう、あらゆる事は、自己満足だからね。

あ~、ラストアイドル二期生、篠原さん、落ちちゃった…。

 

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細胞と寝る女

2017-01-18 10:40:17 | 

非校閲ガール

小保方晴子さんの「あの日」が、ようやく図書館から回って来た。

研究者に向けて書かれたような専門用語の羅列の中にも、
彼女がやろうとしていた事、到達していたのは、
途中段階である細胞の発現であった事などが、
素人なりに理解できた。

問題は、「STAP細胞があるか無いか」ではなく、
責任の所在が、不明確になってしまった論文に、
記述と違う写真が、掲載されてしまったという、
ずさんな最終校閲にあるという事だ。

しかも、「ネイチャー」という、
トップジャーナルに出すというのに。

小保方さんが、熱心な研究者で、悪意が無かったにしても、
結局は、お偉いW先生に、意見する事ができずにいた為、
自分が担う責任以上のものを、背負わされたのだ。

もし彼女が、W先生を弾劾するつもりで、この本を出す決意をしたのなら、
「あんなに優しかったW先生が、変わってしまった。」とか、
「迷惑をかけまいとして、口をつぐんでいた。」などと、
中途半端な綺麗事は、今更、書くべきではない。

そんな表現はかえって、
「まだ、いい子ぶってるのか。」と、思われかねない。

小保方さんは、マスコミのあおりで、
世の中の全ての人を、敵に回したかのような扱いを受けただろうが、
実際、誹謗中傷しているのは、
それを、ストレスのハケ口としている一部の関係ない一般人と、
アスリートのごとく、負けず嫌いな研究者達なのであって、
周りはそれほど、彼女を責めてはいないと思う。

人命に関わる実害が出ているわけでもなく、
実用化されないと意味の無い事に、わざわざウソをつく必要もあるまい。

それに、一般人は、
批判できるほど、専門的な事を理解していない。(笑)

お笑い番組で、度々、彼女をマネる事があったのも、
本人にとっては不愉快だろうが、
悪意を感じていないからこそ、ネタにされたのだと思う。
(それより、初めて高畑充希さんをCMで見た時、小保方さんに似てると思った。)

彼女は、自身の持つ可憐な雰囲気から、
もしかすると実力以上に、偉い先生から気に入られる傾向があり、
それが本来、悪い事ではない才能の1つであるにもかかわらず、
それゆえに、巻き込まれたように思う。

博士号にしても、似たような不備があった他の取得者が、
訂正や補習で済まされるなら、
大学は、彼女から、博士号を剥奪すべきではなかった。

彼女を守っていた笹井氏を、追い詰めたのは、
小保方さんとW先生が用意した、「論文」という培養皿に、
理研と利権が混ざり合い、緑色に光り始めた、
「引きずり落とすことしか考えていない人間」という、STAP現象である。

社会への安易な迎合が、
これから、社会に貢献するはずだった人材を、
世の中から、この世から、抹殺したのだ。

細胞の再生は願っても、人の再生は許さない。
何て、恐ろしい現象であろうか。

小保方さんに、「お前がかわりに死ぬべきだった。」などと、
メールした者がいたらしいが、
そういうお前こそ、死んでしまえ!!

世間の風潮に惑わされ、図に乗るバカが、
エスカレーターの片側を空けるのがマナーだと、
本末転倒な事を信じて、偉そうに歩き、
スーパーの入口を、自転車でふさぎ、
路上にポイ捨てをし、公共の物を、ぞんざいに扱うのと同様に、
誰がやったか分からないようにして、平気で人を傷つける。

この小さくて大きな悪の発現に気づかない限り、
人間に、未来は無い。

私は、この本を読む前に、「婦人公論」で、
瀬戸内寂聴氏と小保方さんの対談を読んでいた。

瀬戸内氏は彼女に、「作家になれる。」と言った。

確かに、その文章には、ナイーブな表現があり、
罪は比較にならないが、市橋達也の著書を読んだ時と同様に、
客観的で冷静な描写の中にある、情景や心情には、
真面目に勉強してきた人の、純真さ、そして未熟さが感じられた。

又、彼女が、ラクロスをやっていた事は、
この試練を乗り越えるのに、役立ったと思う。

このブログのタイトルは、
実は、小保方さんの事ではない。

体調不良で、精神状態が悪い時、布団の中で不安にかられ、
人嫌いで、誰にも言えない気持ちを、
どうしたらいいかと考えた、私の事なのだ。
それは―、

自分の細胞に話しかける。

「どうか、助けて欲しい。まだ、死ぬわけにはいかない。
もう少し、頑張ってくれないか。」

かつて、宮澤賢治は、
「人体とは、コスモスである。」と言った。

これほど、オートマティックに働き、外敵から守り、
傷ついた自分を、修復してくれるものはない。

細胞は、唯一の味方である。

若い時は、その恩恵に気づかずにいた。
年を取ると、細胞は、シグナルを送って来る。
あちこち痛いし、あらゆるパーツに不具合が生じる。

「もう、オートマティックでは間に合わない。
マニュアル(本人の意思)で改善し、必要な物を補充せよ。」

その発言を、いつまでも無視していると、
細胞は、もう協力してくれない。

細胞が、何も語らなくなった時、人は死ぬのだ。

 

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ようこそ試練

2015-04-15 10:31:26 | 

つんく、かわいそう。
もう、歌えないなんて。

私は昔、つんくが好きで、
シャ乱QのF.C.に入っていたから、すごいショック。

でも、子供3人いるし、先は長いもんね。
生きる事を選んで、正解だと思うよ。

動き出した時計

店頭で、麻原彰晃の三女、アーチャリーこと松本麗華さんが、
自叙伝を出したのを知って、即買いした。

「止まった時計」、タイトルが地味過ぎるなぁ。
(内容はむしろ、「動き出した時計」なんだが。)

表紙は彼女自身で、
「おお、大人になったねー。
とうとう、こういう本を出したか。」と思った。

人には、色々事情がある。
何も知らないで、決めつけるつもりはない。
本人が、何を考えているのか知りたい。
以前、明智光秀に興味を持ったのも、同じ理由だ。

過去に、市橋達也の「逮捕されるまで」、
Toshlの「洗脳」なども読んだが、
そこらへんの小説より、ずっと良かった。

麗華さんの人生は、やはり大変な事になっていた。

ハーフはもちろん、芸能人の子供や、
天皇家の人達だって、イジメられる世の中だ。
彼女の場合、そこに、行政のイジメも加わる。

子供が犯した罪なら、環境を作った親にも責任はあるが、
親が犯した罪を、子供はどうする事もできないのに。

気になる話

笑えたのは、村井さんの両親が、彼を奪還しようとした時、
「うちのまんじゅう返せ!」と言ったという噂。

それを聞いたアーチャリーは、陰で彼の事を、
「まんじゅう」と呼んでいたそうだ。(笑)
村井さんのホーリーネームは、「マンジュシュリー」だけど、
それって偶然?(笑)

彼女が自殺を考え、風邪薬を大量に購入した時、
疑問に思わず、平気で売った薬局はひどい。
ここにも、無責任な世の中を感じる。

石井久子さんに、麻原の子供が3人できた事を、
お母さんよりも先に、
長女とアーチャリーが知っていたなんて、尋常じゃない。

しかも、アーチャリーの家出先が、
石井さんちだなんて、どういう事だ。

お父さんより、お母さんに問題があるんじゃないのか?
今も、お母さんとは、連絡が途絶えているらしいし。

私は本筋より、他の話が、いちいち気になった。

「いい人」「悪い人」じゃない

彼女は小さい頃、まんじゅうに遊んでもらっていたから、
死んだ村井さんの事は、ずっと慕っていたようだが、
村井さんは優しくても、
社会的には、危険な人物だったと思う。

反対に、意見が対立した上祐さんは、
アレフになってから、麻原の本をコピペしたり、
アーチャリーの名前を利用したりして姑息だが、
「社会融和の上で救済活動したい。」というポリシーは、
事件前から、一貫している。

上祐さんは、麻原の人間的魅力を否定したいのではなく、
その犯罪を、自分達の活動から切り離したいだけなのだろう。

彼が、心ないサマナのウソで、
「アーチャリーが、毒殺を企てている。」と信じてしまったのは、
自分が彼女に嫌われていると、意識していたせいではないか。

人を介して話を聞くと、人を信じるのが難しくなるのだ。

麗華さんが、家族として、お父さんの味方をするのはいい。
しかし、社会は誠実ではないし、多くの人は客観的ではない。

まだ若い彼女は、社会と向き合い過ぎている。
お父さんへの依存度も高い。
客観性と主観性が、交錯している。

彼女が、この社会を生き抜く為には、
表向きにはもっと、お父さんを切り離していく必要があるかもしれない。
時には、上祐さんのようなパフォーマンスも必要なのだ。

でも、31才なら、この意気込みで始めるしかないかー。

彼女が、もっと美人だったらなぁ。(笑)

だって、金賢姫は、何人殺したと思ってんの。
それなのに、結婚までしてんだよ。

麗華さんは、バイトをクビになって、
大学3つも受かってるのに、全部拒否されて、
裁判で、ようやく1つへ通う事ができた。

美人だったら、対応違ってたかもよ。

でも、特殊過ぎるから、支援する人もいるだろうし、
目立たず苦労して、勉強する機会も与えられない人よりは、
マシな面もあるかもしれない。
大いに、利用すべし。

キューサイの青汁でも飲んでろ

他人を、「救済したい」と思っている人は、
実は自分が、「救済されたい」のだよ。

シャバに居場所が無く、逃げ込んだはずのユートピアが、
組織化してしまったら、結局同じだ。
戻る場所も無い。

犯罪は許されないが、目の見えない麻原が、
この世の人間を、恨み倒したところまでは理解できる。

しかし、無差別殺人は、犯罪の中でも最も凶悪であり、
麻原自身が、指示していない案件があったとしても、
弟子が、死刑判決を受けているのに、
教祖が無罪は、ありえんだろう。
宗教家なら、なおさらだ。

良くも悪くも、筋金入りの宗教人は、新實さんだけだな。
麻原が、「死にたい。」と言った時、
「お供します。」って、言ったんだから。

世の中を変えたいと思っても、ムダだよ。
人が多過ぎるから。

腹が立っても、
誰も傷つけずに生きていく事こそ、修行だと思う。
本当に、人を助けたいなら、
個人で、ちょっとずつやるべきだ。

生きるって、辛い。

ああ、つんくは、これから、
しゃべりたくても、声が出せないんだね。

私は、声が出せるのに、しゃべりたくない。
ごめんね。

 

 

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明智光秀の本能

2015-01-15 09:49:38 | 

明智光秀は、なぜ、織田信長を殺したのか。
ドラマ「信長協奏曲」が終わった後、今更だけど考えた。

信長も光秀も、好きなわけじゃないし、歴史も覚えられない。(笑)
ただ、その人が、何を考えていたのかは気になる。

歴史好きの家族が、もらってきた文庫本、
「明智光秀と本能寺の変」大和田哲男著と、
自分で買った、
「信長は謀略で殺されたのか」鈴木眞哉・藤本正行著を、読んだ。

どちらも、黒幕説を否定しているが、私もそうだ。

とりわけ、秀吉とは組まないと思う。
信長がいるからこそ、
2人とも家臣として、協力していたかもしれないが、
いなくなったら、ただのライバルじゃん。

秀吉は、信長に憧れてたと思うよ。
私の古い友人で、秀吉タイプの女がいるのだが、
「信長が好き。」と言っていたから。(笑)

家康は、一時、織田家の人質だったらしいので、
信長の幼なじみという事だろう。
子供の頃を知っていると、かなり人格を把握できると思う。
信長相手なら、「待つ」しかあるまい。(笑)

光秀は、自分の正義の許す範囲で、
かつ、自分を認めてくれる人になら、ついて行くけど、
「何か違う。」と思い始めて、

ある日、信長が嫌いになった。

キレそうになるのを抑えていたが、チャンスが来たからキレた。
チャンスは生かせたけど、信長ほどカリスマ性が無かったので、
ついて来てくれる人が少なかったって事か。

一般的に、正義だと思われる事をやっても、
支持されるとは限らないし、
独裁者が、いきなり殺されたら、混乱するだろう。

家康が逃げたのも、彼らしくてgood!!

後者の本のP104に、
「謀反の計画というものは、関係者が二人以上になった瞬間から、
情報漏洩の可能性が、ネズミ算式に増えていくものなのだ。」という文がある。

職場の、おしゃべりバカの1人と関わっただけで、
あっという間に、話が広まるのと同じだと思うと、ゾッとする。

カフェ信長

信長は、本能寺に、
多くの茶器を、持参していたらしい。

当時、信長から名物茶器をもらって、
茶会を開くのが、ステータスだったとか。
女子会ならぬ、男子会か。

「生首取って来て、なんぼ。」の御時世に、
優雅なんだか野蛮なんだか、よく分からんなぁ。(笑)

信長に取られたくないからって、
平蜘蛛の茶釜とともに自爆した、松永久秀の執念もすごい。
でも、気持ちは分かる。

事実は小説よりシンプル

後者の本の中で紹介されている、
「本城惣右衛門覚書」が、リアルで面白い。

老武士が若い頃、本能寺の変に参戦し、
一番乗りした時の、自分の行動のみ記している。
そこには、信長さえ登場しないそうだ。

「鼠一匹すらいなかった。」という表現が、
何度も出てきて、面白い。
(今では、あまり言わないので。)

下級兵士には、誰を殺しに行くかも知らされていなかったらしい。
それでも働くんだから、本当に、
首と引き換えに褒美をもらう事しか、考えてなかったんだな。

親兄弟で殺し合い、女は政略結婚で人質。
同盟と裏切りをくり返し、誰を信用していいか分からない。

光秀が謀反人だと言うよりも、
信長の生き方が、死に方を決めたという事だろう。
恨みを買うような事をしていたら、いつかは誰かに殺られるよ。

私は、威圧感がある人とは、付き合いたくない。
愛想は良いが腹黒く、情報を漏らす奴は、もっと嫌い。

私は、誰にも仕えたくない。(笑)

結局、諸説あっても、
当人の気持ちは、当人のみぞ知る。

私も、思い込んでいた事を、
ずっと後になって、本人に確認してみたら、
全く違う理由だった事がある。

光秀の理由も、意外とシンプルかもしれない。
吉田兼見が、光秀から謀反の理由を聞いていたらしいが。
私にも、教えてよ。(笑)

風林火山な彼

光秀の気持ちはさておき、
新たに興味を持ったのは、武田信玄。

偉そうにしていた信長でさえ、
彼に対しては、ビビリだったらしいから、
そうとう強くて、カッコ良かったんだろうな。

信玄餅しか思い浮かばない私は、
今度は、信玄本を読もうかと思っている。

あのビニールの包みを、パラリと開いて、
プハーッと、きなこが飛び散った時、
歴史を感じるかもしれない。(笑)

ときは今 あめが下知る 五月哉
(今がチャンス!! レリ五ー!!)

是非に及ばず
(明智、んにゃろ!! レリビー!!)

 

 

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顔が命の進次郎

2014-12-17 09:30:46 | 

衆議院解散、全員失職!

テロップが出た時、とても愉快だった。
みんな無職、一文無しだ!!(笑)

バンザイする理由は、
ヤケクソ、鼓舞、落選しないというジンクスなど、
諸説あると、女性キャスターが言った。

麻生太郎は、選挙戦に向けて、
「日本の未来は明るいって、言えるようじゃないとダメなんだよ!」と、言い放った。

太郎ちゃんの5つの信条のうち、2つしか覚えていないが、
「陽気に生きる。」「孤独に耐える。」に感動したと、
2009.7.15のブログにも書いた。

さすが太郎ちゃん、今回も、シンプルで前向き。

失言が多くても、
あまり、気にしていないところが良い。(笑)

「生まれはいいが育ちは悪い。」と、
自分で言っているところが、面白い。
(ウィキペディアより)

社会科苦手な私が、
なぜ、2ケ月連続で、政治を語るのか?

金が無いので、
自分の生活に関わる事が、多くなってきたからだ。

他人の失職で、ニヤニヤしている場合ではない。
よけいな改正されると、私が失職する!

ありえん!!

本屋で、「総理への宿命 小泉進次郎」 大下英治著 
という本をみつけ、図書館で借りた。

進次郎にホレた著者が、彼のルーツと魅力を、
これでもか、というくらい語っている。

進次郎の曾祖父、小泉又次郎は、実家がとび職で、
その象徴である刺青を、全身に入れていた。

その為、逓信大臣をやっていた頃、
「刺青大臣」と、異名をとっていたと言う。
今なら、ありえん!!(笑)

しかも、天皇陛下から「刺青を見せてほしい。」と言われ、
お断りしたのだとか。
天皇が、そんな事言うのも、ありえん!!(笑)

昔はみんな、本物のレリゴーだったのね。

選挙

又次郎は、普通選挙運動の指導者でもあった。

大正時代、選挙権は、
直接国税10円以上の納付者だけに、限られていた。
その後、3円以上と引き下げられ、やがて納税要件撤廃、
独立の生計を営む者で25才以上などと、変わっていったようだ。

当時は、階級制度を無くす為だったのだろうが、
今は、そういう差別も無いので、
20才になったら選挙権なんて、ありがたみも感じない。

昔なら、社会組織を脅威するとして、認めなかった政府も、
今では、ネットでもいい、もっと年令を下げたらどうかとか、
票さえ集まればいいと思ってやがる。

訳の分からぬまま投票すれば、
いらぬ政治家が、増えてしまうではないか!

説得力に欠ける演説を聞いても、
投票したいと思えないし、選びようがない。
よく知りもしない誰かに、一票入れなきゃならないなんて、おかしい!
だから、あえて無効票にする時もあるがな。

だから、進次郎は「顔」なのだ。
しょせん、人は見た目で決めてしまうのだ。
(私は違う!)

外出先で見かけたのは、
ルックスの良さだけを強調した、いやらしいポスターだ。(笑)

兄ちゃんの孝太郎も、
眼光するどく、育ちの良いのが、杉村三郎役にハマり、
「名もなき毒」「ペテロの葬列」は、出世作になった。

宮部みゆきの原作が良かったのかもしれないが、
杉村三郎も、金田一耕助シリーズみたいになるかも?

顔が似ている進次郎も、もはや芸能人扱いだ。
どこへ行っても、大人気。

世襲だとか、政策が無いとか批判され、妬まれても、
本人は、「人寄せパンダでいいんです。」と言っている。

マスコミには、スキが無いから「ゲイなのでは?」と書かれ、
「まな板の上のコイズミですよ。」と、ダジャレもかます。

石破茂も、「必ず日本の首相にしたい。」と言うほどの、ホレ込みようだ。
それより、アンタがなったらどうだ。(笑)
(太郎の次に石破は推しメン。)

ルックスが良ければ、神格化される。
みんな、美しく清廉なものを、かつぎたくてしかたないのだ。

しかし、上でバタバタされても困る。
能力は、そこそこでいい。
でき過ぎる必要はない。

「この人の為に働こう。」
「この人の言う事なら聞いてもいい。」
そういう気持ちにさせる事が、大切なのだ。

だから、進次郎はかつがれる。

しかし、人間は、年を取るにつれ汚れてしまう。
進次郎が、今のイメージを、いつまでキープできるかが問題だ。

いずれにせよ、進次郎が総理大臣になっても、
国民全員が幸せになるのは、ムリだがな。

老いる事に、恐怖を感じるよ。
ウバ捨て山、復活だよ。
部屋の中で、腹すかして死んでるよ、私。
だから、何も考えないようにしてる。

進次郎より、孝太郎のドラマの続きが気になる…。(笑)

 

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社会科苦手のイスラム考

2014-11-19 09:26:13 | 

暗記は苦手なので、
覚える事が多い社会科は、昔から好きじゃない。

だから、池上さんが、
いくら分かりやすく説明してくれても、
イスラムの事は、よく分からない。

何で、いつも戦争しているのか?

家族が、「ニュースではわからない イスラム57か国の実像」
という文庫本を持っていたので、読んでみたが、
やはり、覚えきれなかった。

しかし、想うところはある。
どうか、稚拙だと、バカにしないでくれたまへ。(笑)

イスラムは、「教」を付けなくても、
それだけで、「唯一の神に自己をゆだねる。」という意味だそうだ。

教徒の事を、ムスリムと言い、
スンニ派シーア派に分かれるが、
預言者ムハンマドと、
その後継者の誰を崇拝するかで、違うらしい。

政教分離している国や、
戒律がゆるやかな国もあるようだが、
メディアの報道のせいで、恐いイメージしかない。

だいたい、女性に勉強は必要ないなんて、神が言うか?
どう考えても、それって、ただの男の考えだろ。
マララさんじゃなくても、腹立つ。

宗教は、精進する為にあるんじゃないのか?
戦争が続くのは、イスラムの信仰の目的が、
個人の幸せや、世界の平和ではないって事だよね。

ジハードだって、本当は、「聖戦」じゃなくて、
「努力する事」って意味らしい。

ブルネイでは、同性愛者は、死刑になりかねん。

小さくて、エネルギーの乏しいヨルダンは、
観光収入だけでは足りなくて、難民を引き受ける事で、
外国からの援助を引き出しているそうだ。
「助けて~。」が政策だなんて、可愛い。(笑)

イランは、元々ペルシャだった。
ペルシャ猫、ペルシャ絨毯、
そっちの方がイメージいいから、
いっそ、「イラン」という名前を、「ペルシャ」に戻したらどうか。

ザックリ言うと、独裁者がいると、
国民に不満はあっても、安定はしているようだ。
いなくなると、今度は派閥で争うようになるし、
資源が豊富だと、取り合いになる。

日本が平和なのは、そういうのが無いからか!

独裁者になれるほどの、リーダーもいない。
命を賭けて、こだわる思想も無い。
資源も無い。

イベントは、何を祝っているのか分からなくても、おかまいなし。
ハロウィーンは、コスプレする日。
最近は、季節感も無くなり、11月からクリスマス。

毎月、何か売れればいいので、
激しく世俗主義。

若い女が、太モモ丸出しで歩いても、罪にはならず、
見ている男の方が、セクハラ。
女が、髪の毛を出す事さえ許されない、サウジアラビアとは大違い。

でも内心、女性蔑視は、日本もイスラムに負けてはいない。
女の大臣が増えたと思ったら、誰かが引きずり降ろしてる。

死んでたまるか!

北大生が、就職に失敗して、
「どうせ、1~2年で自殺するから。」と、
イスラム国入りを企てたが、
人殺ししてウップン晴らすつもりだったのか、死に場所探しか。
よっぽど、親の愛情を感じていないのではないか。

就職できないという事は、
本人にとって、大きな悩みだとは思うけど、
プライドが高いだけの若者が、
信仰心も無いまま行ったって、ヒャ~ッだよ、きっと。

テレンス・リーだって、戦場に出てみたら、
「こんなところで死んでたまるか!」って、思ったらしいし。

「信長協奏曲」で、信長になってるサブローが、
「何で戦うの? 何で切腹しなきゃならないの?」って、
現代人としての疑問を、周りにぶつけるが、
日本人が、イスラム国に行ったら、
そんな感じになるんじゃないのか。

ホメイニ、フセイン、顔が良かったビンラディン。
悪いイメージしかなかったが、
本当の彼らは、どうだったんだろう。

日本が、海外支援するのも、ただの親切じゃなくて、
「資源チョーダイ。」とか、「企業シンシュツ~。」とか、
もくろみがあるんだからさ。
真実なんて、分からないよー。

家族の知人の話なのだが、
職場に置いてあったコーランを見た上司が、
「何だ、これは! アルカイダでもいるのか?」と大声で言ったら、
工場で働いているコートジボワール人が、
「あ、それ、僕の。」だって。

日本だから言える冗談だよね。(笑)

ダマランの日は、周りが平気で食べてるから辛いらしい。
ハラール認証された物を、選んで食べなきゃいけないのも、
面倒くさそう。

宗教じゃないけど、カリスマ特集で見た、
加藤ミリヤのファンの信仰心もすごい。

あるファンの家では、ポスターの下に、
「ミリヤ様がいるから生きていける。」と書いてあったが、
ミリヤ様がいなくなったら、どーするんだ?

何が神か

一生、信じられるものなど無い。
そもそも、信じていいものなんて無い。

でも、だまされてもいいと思って信じるなら、
きっとそれは、信じるに値するものなんだろう。
「ちょっと違う。」と思う日が来ても、
悪口は言ってほしくない。

私は無宗教だが、
太陽神は、あってもいいと思う。

だって、太陽って、本当にすごいじゃん!

暗いところを歩くのは、憂鬱だけど、
晴れた日は、気分がいいし。
特に冬は、ありがたく感じるよー。

陽が当たらないと、何も育たない。
人間は、「自然」という神に、支配されてるのよ。

「神」とは、心を豊かにしてくれる存在でなければ。

そして又、神は、自分の心の中にいる。
肉体は、生きている間の借り物。
死ねば、生まれる前に戻るだけ。

何教を信じていようといまいと、自由だけど、
戦争はダメだ!

思想グダグタな日本が、唯一偉いのは、
戦争をしないって事だ。

アッラー、アーメン、ナンマイダー。

 

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芸術の秋なのだ

2014-10-15 10:18:18 | 

やっぱ、ピカソは天才だな…。

今なぜか、古典絵画にハマっている。
ドラマの影響だろうか。

美術館にも、行ったりしているのだが、
先日、「モナリザの秘密」という、面白い美術書を買った。

同じ画家の作品でも、
有名になったのとそうでないのとは、どう違うのかとか、
構図や色を変えると、どうなるかなど、解説している。

「なるほど!」

混乱していた画家の名前と画風も、一致してきた。
その結果、私は、

ピカソルノワールが、好きだと思った。

ピカソのように、元々デッサン力のある人が、
抽象画を描くと、ちゃんとバランスが取れているのだ。
色使いにも惹かれる。

又、神話をモチーフにしたものや、
肖像画にしても、大半が暗い感じだが、
ルノワールは、色が綺麗で、女の子も可愛い。

箱根湯本に、「ユトリロ」という、
雰囲気の良い画廊喫茶があったが、
(今もあるだろうか。)
すごく、行きたくなった!

自分でも描きたいと思い、スケッチブックまで買ったのに、
自由に描けないのは、なぜ?
自称、芸術家なのに…。

とりあえず、デジカメで撮った自分の写真を、
ハガキにコラージュし、友人に送りつけて楽しんでいる。
「自己満足だから、ムシしてくれ。」という文も添えて…。(笑)

  

 

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洗脳につける薬は無い

2014-09-18 09:32:26 | 

ごめん、Toshl。
面白かったよ、「洗脳」本。

深刻な話なのに、随所で笑えた。
トシは本当に、真面目なんだねぇ。

思えば「X」が、年末に新人賞を取った時、
トシが、あまりに丁寧にお礼を言うのを見て、
ビジュアルとのギャップを感じたのを、よく覚えてる。

この本、前半は、「ど~しちゃったの、トシ~。」って感じだけど、
後半は、サスペンスドラマみたいで、マジ怖い。

トシが、家族を信じられなくなって、
ヨシキの厳しい要求にも応えられなくて、
追いつめられていたのは分かる。

でも、自己啓発セミナーを受ける受けないは、自分で決める事。
だから、単純に「だまされた。」と言っていいものか。
良い悪いは別にして、
どんな団体でも、ブレずに満足している人もいるだろうし。

そもそも最初から、守谷さんは、イッちゃってる感がある。

俳句を書いた短冊を、100枚も渡されたら引く。
なのにトシは、その中の、
「死ぬ時は手と手をつなぎ逝きましょう」に、感動したと言うのだから、
そうとう病んでたんだろう。

セミナーのトレーニングで、罵倒されるのならまだしも、
普段から、「アゴ男」だの言われて、
(彼女は、なだめる時でさえ、「アゴさん」と呼んでいた。)
暴力ふるわれて、いつまでガマンしてんだ!!(笑)

もしかして、トシって、少しドM? (変な言い方。)
戻るところが無いと、こうなっちゃうのかなぁ。

トシと守谷さんが、「マシャマシャが…。」とか、
「化け物アゴ男って言われてる。」とか、
2人で仲良さそうに話してるのを、TVで見た事がある。

でも、それを見ていて、
「洗脳されやがって、このバカ!」とは思わなかった。
「トシがいいなら、いいんじゃないの。」って思った。
あの時も、脅されていたのか。

エリートだった次兄は、
会社を辞めてまで、社長になったんだから、悪くないと思うが。
トシが、マシャマシャにお金を貢ぐのを、
止めさせたかっただけでしょ。

P27 
YOSHIKIはネイティブな発音にこだわった。
が、僕は発音以前のYOSHIKIの要求にも応えられないのに、
さらに英語の発音をパーフェクトにすることなんて
到底無理だと思っていた。


何て、スナオなの!
スターなのに、ヘタレな事を平気で言う。!(笑)

英語と言えば、全米オープンで準優勝もすごいけど、
錦織選手の英語力は、すごいなぁ。
やっぱり、生活してないと、ネイティブな発音は難しいよなぁ。

P33  
「またトシくんかよ!」

ヒデ、言いそう。(笑)
(私、ヒデの事、よく知らないけど。)
このページの会話は、目に浮かぶようだ。

P100
YOSHIKIとの厳しいレコーディング中に
時折スタジオに顔を出し、

暗く沈む僕を励ましてくれたHIDE

ヒデは、ハッキリもの言う分、優しいんだろうね。

そりゃー、ヨシキは、クラッシックやってて、
ドラムもピアノもできて、
最初から、ワールドワイドな人なんだから、厳しいよね。

仲の良いガクトでさえ、
ヨシキのキレっぷりには、タジタジみたいだったし。

でも、X JAPANをデカくしたのは、ヨシキの才能だろうし、
小学生の頃から、―ウソがつけない頃からの友人で、
トシの事、一番分かってるのも、ヨシキなんだろうけどね。

P99
他のヴォーカル見つからなかったのかなぁ。

って、トシ、そりゃーないよ。
ヴォーカルが変わったら、もう別なバンドだよ。
オメガトライブじゃあるまいし…。(笑)

トシの、「のんびりさん」は続く…。

マシャマシャは、自分の方から条件をつけて、
「X JAPANを再結成してもいいって言え。」と、トシに命令する。

P161
「再結成してもいい」と言っても、
こちらはすでに契約金ともいえるお金の一部をもらってしまっている。
積極的にやりたいのはMASAYAサイドであって、
受け身のヨシキにこちらから条件を出すのはどうなのか?

そこまで、おかしいと思っているのに、なぜ言いなりに!(笑)

それにさー、守谷さんをオフィーリアに推した竹田って人、
最初から、ホームオブハートとツルんでたんじゃないの?
契約金が、マシャマシャに行くの分かってて、
トシの前で、マシャマシャと面識無いフリしてたんじゃないのかなぁ。
「ヨシキがX JAPANをやりたいと言ってる。」なんて、ウソついてたしさー。
マシャマシャより、竹田の方が怪しいよ。

ヨシキから、新曲を渡された時は、

P168
歌詞は全編英語で …果たしてそんな歌を
十年間、
癒し系の楽曲しか歌ってこなかった僕に歌えるのか?


この素朴な疑問、可愛い。(笑)
トシ、今度は大丈夫だったのか?

P184 
超メジャーなX JAPANの活動に対し、
その前後でも相変わらずショッピングセンターの
催物会場でのドサ回りをやっているという状況にも、
やはりどうしても疑念を感じてしまう。

そりゃ、そーだろ!!(笑)
トシは、天然なのか?

スーパー信者

しかし、トシはすごい!

X JAPAN辞めても、マシャマシャのCDを、
ドサ回りして、売り上げるのだから。

「X JAPANのトシ」というネームバリューはあっても、
売れる理由は、それだけじゃなかろう。

だいたい普通の一般人なら、
その存在だけで、利権が発生する事なんて無い。
周りが、取り合いになるぐらい、稼げるのが、すごい。

皮肉にも、その為に、
ホームオブハートが、存続してしまったが…。

しかし、癒しのCD、聴いてみたい気もする…。

カリスマよりカリスマ

それに、洗脳されている人なんて、
普通は、近づきたくないものなのに、
社長さん達が、お小遣いをくれたり、食事させてくれたり、
助けてくれる仲間もいたりして、すごい。

特に三上さんは、個人的に、トシのファンだろう。(笑)
じゃなかったら、入院費やら隠れ家やら、用意するなんてとても…。

小泉元総理が、X JAPANのファンだっていうのも大きいだろう。
政財界の人とも、つながるだろうし。

図書館で借りる事の多い私でさえ、
こうして、この本を買っている。
本屋でみつけて、
「そう言えば、トシどーした?」って、気になってたからだ。

音楽に興味の無い家族まで、「読みたい。」と言い、
「才能ある人は、…洗脳されてもしかたないんだよ。」と、
トシの立場を理解した様子。

トシは、ヘタレが魅力になっている稀な人だ。(笑)
自分では、誰か他のカリスマにすがっていたいと思うのだろうけど、
自分も、カリスマなんだよね。
ヴォーカリストとしてだけじゃなく、心配されるカリスマ。(笑)

トシの、そのスナオさ、その純粋さが、
トラブルに巻き込まれる原因だとしても、
そのもろさ、その感受性が、
周りには、ちゃんと伝わるんだろう。

私は、「ENDLESS RAIN」が好きで、CD持ってる。
「ジパング」という映画の主題歌で、
高嶋政宏が、地獄極楽丸を演じた。

映画の内容は忘れたが、
壮大で美しい歌は、忘れられなかった。

再結成のキッカケが、周りの金めあてだったとしても、
トシが、X JAPANに戻った事は、本当に良かったと思う。

ウルフルズが、ドラマ「アオイホノオ」の主題歌の中で、
「バカにつける薬は、どこにも無いんだ。」って、歌ってるんだけど、
元々誰が言ったのか、よく言ったもんだ。
私は今、このフレーズが、とても気に入ってる。(笑)

結果が出るまで、突き進めばいい。
恋も同じだ。
バカになろう。

振り幅の大きい人間は、周りの言う事なんか聞かない。
だから、孤独になる。
そして又、孤独につける薬も無い。
誰かに頼ろうったってムリ。
完全な人間なんて、いないんだから。

謎の中の謎

マシャマシャが、ムシャムシャ食べて、
ブクブク太ってる様子とか、
守谷さんと2人して、悪の権化のような行動が、
これでもかってくらい描写されているが、
果たして、ここまで書いて、今後、
マシャマシャと守谷さんを受け入れる社会は、あるのだろうか。
特に、守谷さんは怖過ぎる…。(笑)

P150
「トシも香さんも自殺寸前の状況で私のところにきたものですから…。」

マシャマシャのこの言葉は、本当な気がする。
そして、彼自身も、エゴ人間達から、逃げ出して来た人なのだろう。
確かに世の中、アゴ…、いや、エゴ人間の吹き溜まりだ。

ところで、トシを匿ってくれた家の主、
トシが、「お父様」と呼ぶ老紳士は、いったい誰なのか?

「…清廉に生きていくことじゃな。」って、
ドラマみたいなセリフ言ってるが。
ホームオブハートより、そっちの方が謎だよ。(笑)

この本には、トシも気づいてないような、
もっと怖い事が、隠されているような気がする…。(笑)

 

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