今度、生まれて来たら、
大きな家に住んで、柴犬を飼ってみたい。
今みたいに、神経を、ピリピリさせたくない。
近所の疑惑
早朝、1階の窓から、のぞかれていると思ったのは、
2階の人が、ベランダで、
結露を拭いていたのだと分かった。
でも、家を出る時間が、違う日もあるのに、
同じタイミングで、やっているのが怪しい。
それも、ブーツをはいている日に限って。
以前、ドアの内側に、
チャイムの飾りを付けている人がいて、
夜中に、ぶつかって響く音に、何年間も悩まされた。
ある時、その人と話す機会があり、
「気づかなかった。」と、目の前で、はずしてくれて、
しばらくは静かだった。
ところが最近、ドアが開くたびに、
カシャーンと、音がすると思ったら、
又、付けているようだ。
裏切られた気がした。
分かってやっているのだろうから、
もう、どうしようもない。
元々、おっかなくて、苦手なタイプだったが、
改めて嫌になった。
噂好きな人に、「今から、お仕事?」と、声をかけられると、
本当は休みの日でも、「ハァ。」とか、テキトーに答えている。
生活サイクルなど、教えるものか!
みんな、何を考えているのか、分かったもんじゃない。
でも、近所とは、うまくやるしかない。
結ばれぬピンクリボン
久しぶりに、乳がん検診を受けようと思った。
行政のオプションだと、
触診とマンモグラフィーしか、やってくれない。
以前、「エコーも、やった方がいい。」と言われ、
わざわざ、別な病院に、行くはめになった。
それなら次は、単独で検査して、
全部やってもらおうと思い、近所のクリニックに行ったら、
保険の都合なのだろうが、
「ここでは、『検診』はやってない。違和感があるなら、検査する。」と、
まどろっこしい事を言われ、言葉を失った。
受付で、できると聞いたから、予約したのに。
結局、以前、良性と言われたシコリがあるという口実で、
検査してもらった。
そうしたら、エコーで、のう胞がみつかった。
マンモでは、写らない。
マンモとエコーでは、見るものが違うのだ。
乳がん検診を促進しているくせに、
中途半端な検査をする行政は、
本当は、人が死のうと、どうでもいいのだろう。
自殺防止キャンペーンをやっているだけで、
自殺する原因を、解決しないのと同じだ。
失うのが恐い
エースのジョーみたいに、
火事になったら、ヘコむだろうな。
平気だなんて、ウソだ。
振り幅の大きい人は、大変だ。
世の中が、人が嫌で、普通に小さく生きているのに、
いつも、ヒーヒー言ってる自分が嫌だ。
親の前では、子供になってしまう。
今は、こうやって書く事で、気を紛らせているが、
やがて、味方である身内が、みんな死んでしまったら、
私は(人はみんな)、お金や病気よりも、
孤独に負けてしまうのだろう。
先日、悲しい夢を見た。
白い壁の中に、顔だけになった母が、浮き出ていて、
それに触りながら、
「お母さん、寂しいよ。」と、泣いている夢を…。