身内から、「三浦春馬、死んだ?」というメールが届いた。
芸能人に興味が無い身内でも、驚いたらしい。
コロナ感染で、亡くなったのかと思い、
ネットで調べたら、首吊り自殺だった。
志村けんの時とは違う、別なショックを受けた。
どうしちゃったんだ?
朝から「新型コロナウィルス」という言葉で始まり、
「東京では感染者が〇〇〇人」で終わる、このご時世。
ボーッと生きていても、ウンザリする。
デリケートな人は、よけいウツになるだろう。
顔が知られている人は、何か言えば批判されるし、
30才は、仕事や恋愛で、悩む事も多いだろう。
「死にたい」のではなく、「疲れた」のかもしれないね。
しかし、もったいないとしか言いようがない。
彼のような容姿とポジションをもってしても、
絶望するのかと思うと、暗くなる。
ニュースを報道するスタジオの人の表情が、
みんな、私と同じになっていた。
他人には分からない苦悩を、バカにしたりしない。
「死」という選択も、「有り」なのだろう。
しかし彼は、ドラマで、
ALSの役や、臓器提供の為に作られたクローンを演じた事もあるのだ。
生きる事の尊さを、感じていないはずはない。
あと数十年もすれば、全てどーでもよくなり、
図々しく最後まで生きてやると思える日も、来るかもしれないのに。
(私のように。)
「キンキーブーツ」観たかったよ。
いち有名人の若者の死は、とてつもなく寂しい。
不自由なく、全て持ち合わせている人は、
周りの目を気にして、落ち度なく生きようとしたり、
何か足りない事が許せなくて、
いつまでも求めたりしてしまうのかもしれないが、
周りだって、たいした事ないんだよ。
真面目過ぎる人には、物事と向き合うなと言いたい。
(自分にも言い聞かせている。)
結果を出すな。
死ぬなよー。