ごきげんよう。
昨年のとある週末の朝、めったに見ないTVアニメに目が止まった。
「マリア様がみてる」
今時珍しく、清楚なお嬢様キャラ。何だかシリアスで、面白かったので、
毎週見ようと思ったら、残り3話で終わってしまった。
お姉様とはどんないきさつだったのか、とても気になり、プレミアムブックを買ってみた。
原作がコバルト文庫から出ているのを知り、図書館から借りてきて、全部読んだ。
ちなみに最新刊の予約は、65人待ちだ。
スール(姉妹)制度とか、生徒会の役員を薔薇の名前で呼んでいるところが、
美しくてワクワクする。アニメのシリアスさも良かったが、原作の方は明るい感じだった。
特に、祥子のイメージが違っていた。
マーブルが原作にはまったのは、しっかりしたキャラクター設定と心理描写。
何気ない日常会話で綴られているかと思えば、時に裏話として、
それぞれの人物の目線で、ストーリーがなぞられていく。
特にマーブルは、前ロサ・ギガンティアの佐藤聖の話が好きだ。
「いばらの森」より「白き花びら」の章、聖が、卒業していくお姉様から受けたアドバイス。
「あなたは、のめり込みやすいタイプだから、大切なものができたら、自分から一歩引きなさい。」
この言葉にドキンとしたのも、マーブルの性格が聖に似ているからだ。
一見、可愛い子をからかいたがるオヤジなのだが、実際は、常に他人と距離をおいている。
聖がプティ・スールに選んだのが藤堂志摩子だったのだが、やはりマーブルもそうしただろう。
ちなみにアニメ的には、由乃ちゃんや瞳子ちゃんのような、キッとした可愛いキャラに惹かれるが。
可愛いと言えば、F沢駅前のOビル内にある「イースト・ボーイ」には、普通のカジュアルの他、
女子高生が登校時に着ているような、アイボリーやグレーのニットが並んでいるが、
マーブルが目を奪われたのは、壁に整然と吊るされたリボンタイ。
それだけではない。女子高生が自分で丈をつめたような、チェックのミニスカート、
セーラーカラーのブラウスまである。
あまりに気になったので、店員に聞いてみた。
「これって、実際、高校の制服に対応してるんですか?」
「いいえ。私服の高校に通っていても、制服を着たいと言う生徒がいるので置いてるんです。」
驚いた!! 中身は本物の高校生なのに、「ナンチャッテ制服」って事?
それって、コスプレじゃないの?私服だらけの校内で、制服っぽい格好してたら目立つよねぇ。
だけど、様々な色や柄のリボンタイが「選んでくれ。」と言わんばかりに並んでいるのは、
何とも可愛い。これをつける中身よりも、リボンタイに「萌え」を感じたりして。
でも心配しないで。マーブルは着たりしないから。(爆笑)
そう言えば、N駅の改札口で、ロリータ・ファッションの女の子とすれ違った事があるが、
あれも目立つ。
その子は綺麗だったからいいが、ロリータは、雰囲気が合ってる子が着ないとねぇ。
ブスが着ると、とんだ勘違いになってしまう。
かつて、筋肉少女帯のライブに行った時、回りがゴスロリだらけで、
普通の格好のマーブルは、かえって目立ってしまったが。
韓流スターで、「オオカミの誘惑」主演のカン・ドンウォンは、尾美としのりに似てる。
「天国の階段」主演のクォン・サンウは、池田聡に似てる。
ポスターか何かの黒いシルエットを見て、「あれってシャア?」と友人に聞いたら、
思いきり否定された。 ダース・ベイダーだった。
ちょっと違うと、大違い。
蓮音、あなたほど赤のサテンパンツが似合う人はいない。(笑)