金は無いが、腹は減る。
あの人の元(今?)カノの、あの朝の行動を見てから、
ショックで、体重が減ってしまったが、
時間がたつと、イライラは残っても、食欲は戻る。(笑)
横浜ウォーカーの「丼特集」で、
美味しそうな天丼が、紹介されていて、
店は遠かったのだが、どうしても食べたくて
先日、家族と行ってしまった。
連れの交通費も天丼代も、私が負担した。
本当は、交通費を使ってまで、
わざわざ食べに行く余裕は無いのに…。(汗)
でも、その写真の、衣の付き具合、カラッと揚がった様、
「甘辛タレが美味しい。」とのコメント、
特集の中でも、「あこがれの店」というジャンルでの紹介なのだ。
美味しいに違いない!
その天丼は、ランチメニューらしいので、
「土日もランチはあるか?」と問い合わせたのだが、
女性従業員は、忙しかったらしくて、手短に電話を切られた。
でも、あんなに感じの良い電話の切り方も無かったので、
かえって、恐縮してしまったくらい。
天ぷらも、お客も、大事にしているのだろう。
土日も、ランチタイムはあるらしいが、
電話した平日の夜に、混んでいるなら、
土日のランチタイムも、混んでいるかもしれないので、
平日に行く事にした。
あこがれの天丼
相模大野駅、南口の近くの路地にある、
「天麩羅 ほり井」。
早めに家を出たので、開店30分前に着いてしまい、
スーパー三和で、時間をつぶした。
AM11:30ピッタリに、暖簾をたぐると、
中にいた女性は、少し驚いた顔で、
「どうぞー。」と言った。
「これ、ありますよね?」
切り抜いたページを見せた。
「もしかして、お電話いただいた方?」
「ハイ。」
「ごめんなさい、切っちゃって。」
「いいえ。(笑)」
カウンターの隅に座り、
差し出されたメニューを受け取りもせず、
天丼を頼んだ。
(現在、ランチの天丼は1000円で、タマネギ入ってる。)
もしかして、2人だけでやってるの?
だったら、忙しい。
開店するなり、雑誌の記事を握りしめて、入って来る客なんて、
店主に、プレッシャーをかけたかもしれなかった。
小麦粉をかき回す手が、何だか慌てているように見えた。(笑)
静かで、清潔な店内。
私達だけの貸切みたい。
カウンターの上にある換気扇から、時々鳴るピ~という音が、
まるで、和風のBGMのようだった。
揚げてるところを見ながら、ワクワクした。
確か、写真の天ぷらの衣は、
焦がして茶色になって、カリカリに見えたのだが、
目の前で揚がった衣は、普通に黄色だった。
だが、出て来た天丼は、茶色。
タレの色だったという訳か。
確かに、甘辛タレが美味しい!
エビ2本、イカ、ナス、シシトウ、サツマイモ、タマネギ。
写メ撮ってたせいで、パクつくのが遅れた。
一番初めに口に入れた、イカが軟らかくて、一番美味しかった。
やっぱり、熱々を食べなきゃダメだ。
写真では、カボチャだったのが、サツマイモになっていた。
できれば、カボチャが良かった。
だって、カボチャの天ぷらって、美味しいじゃん!
交通費のせいで、天丼の何倍も、
お金がかかってしまったが、
満足。
普段、少食なので、丼の白飯は多く感じたが、
米、一粒も残さず、完食。
「食」は大事だ。
死ぬまでに、後悔しないような食事がしたい。