ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

恋の賞味期限

2006-09-21 13:00:55 | 

どんなに あなたを 好きになっても

賞味期限は 2年なの


「大好き」で「大好き」な その時期を過ぎると

それは 心の底に沈み

花びらのように 美しく 積み重なって

思い出の中の 「大切な人」になる


だから それまでの 2年間

私は あなたの周りを 惑星のようにめぐり

みつめたり かまったり ぶつかったりする


それは 「愛されない」 という自由

それは 「わかり合えない」 という苦しみ


それでも 私は 楽しくて

旬な あなたを かじる


「覚えていて私を」って

ワガママな 傷をつける

 


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「X-MEN」がこの胸を熱くする

2006-09-21 12:48:01 | 映画


ウルヴァリンのワイルドなカッコ良さに惹かれて、「X-MEN3」を観に行った。
その前にTVで、「X-MEN」「X-MEN2」を観ていた。

「X-MEN」は、まさに序章。
バイクのスイッチを押して速くなった時の、ウルヴァリンの喜ぶ顔は、
コミックっぽくて面白い。(笑) 

「X-MEN2」は、ミュータントそれぞれの能力の見せ場が、とてもカッコ良くキマっていて、
心理描写も丁寧だった。
ミスティークは、ウルヴァリンに恋していたのね。

「X-MEN3」は、戦闘のシュミレーションの授業風景が、一瞬で消えるシーンが綺麗。
アクションに終始していて、迫力があったが、
ジーン1人でカタがついてしまうような気もした。(笑)

でも私は、「X-MEN3」がどんな出来でも、楽しめると思っていた。
「X-MEN」「X-MEN2」を観て、ウルヴァリンと、この作品そのものが好きになっていたから。
映画でのウルヴァリンを、原作の姿ではなく素顔にした事で、
作品はより魅力を増したと思う。

Wolverine = 北米産のイタチの類

あの爪とヘアースタイルは「イタチ」だったのか。(笑)
渋くて寡黙だと思っていたウルヴァリンが、思ったより落ち着きないのが意外だった。(笑)

置いてあるパーカを勝手に着たり、
サイクロップスのバイクに勝手に乗ったり、
他人の家の冷蔵庫を勝手に開けて、ドリンクを飲んだりしている。
もっとシャイかと思ったら、いきなりジーンに告白してるし。まさにワイルド。(笑)

私はリーダーシップをとるウルヴァリンよりも、
記憶を消されて、イライラしているアウトローの彼が好き。
爪を出して戦ってる時の、ウルヴァリンの激しさが好き。

ローグが尋ねた。

「爪を出す時は痛いの?」 
「ああ、痛い。」

それはウルヴァリンの、心の痛みであるかのように思えた。
本当は傷つきやすい彼なのに、そう見えないから、
ジーンの件では「心の傷もすぐに治るのか。」と、イヤミを言われてしまう。(笑)

才能を愛するダンディーなマグニートー

彼が金属を操る時の所作は、とってもスマートでステキ!
イアン・マッケラン自身の品性を感じる。
彼も又、悪役を演じても、嫌な感じがしない役者だ。

マグニートーほど大物になると、
「カッチョ悪いヘルメット…。」とバカにされても、
パイロの能力を褒める余裕がある。大人だわー。
あの瞬間、孤独なパイロは、マグニートーに心を開いたのだろう。

そして、人間に戻ってしまったミスティークに向かって、
「美しい女だったのに。」と言い放つ彼は、
肌が青くて異形でも、彼女のその能力を愛していた。

もし ミュータントだったら

親しい友人に、どんな能力が欲しいか尋ねたら、

「不老不死…。」

つまんねー。もっと個性のある答えはないのか。(笑)

私だったら…、人の心を読めるのは便利だけど、わかってしまったらキツいかな。
とりあえず、見た目は人間の姿でいたい。

結局、「普通」に憧れる私も、ミュータントを差別しているのかもしれない。
ただ、ローグを除いては、ミュータントがキュアを打たれたくない気持ちはわかる。
「あるがままの自分」でいたいから。

攻撃は最大の防御

「差別」という、永遠のテーマをどう扱うかというよりも、
すごくシンプルな事が、私の胸を熱くした。

自分にあるもので他人を補い、
自分にないものを他人が補う。


いろんな個性が集まるから、自分が活かされる。
「できそこない」の何て素晴らしい事か!

そして、その個性をコントロールする為に、人は「学ぶ」。
学ぶ事は人を強くする。
アイスマンがパイロに勝ったのは、学んでいたからだろう。
強い者は、むやみに戦わないのだ。

怒りや恐怖を制御できない時 人は誰しも「爪」を出す

私は「X-MEN」を観て初めて、自分がいかに臆病な人間か、わかった気がした。

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イビキこだます避難所体験

2006-09-21 11:18:06 | Weblog


大地震にそなえて、居住地域の大がかりな防災訓練があった。
泊まりで避難所体験もできるというので、私は自ら希望した。

参加者はほとんどが自治会役員。
どうにか集めた最低人数、女性も少なく、健常者の大人ばかり。
積極的な人間が班に分かれて活動すれば、大きな問題も起こるはずはない。

それでも夜中の体育館に響くイビキはすさまじかったし、
起床時間より、1時間も早く誰かが起き出せば、
次々とかたづけ始めたり、しゃべったりで、寝ていられない。

自分の生活習慣を他人に押しつけてはいけない

本当に体験が必要なのは、参加する気もない無関心な人達。
実際に大地震が起きたら、体育館は勝手な人達であふれかえるだろう。

和気あいあいと談笑する中、1人がつぶやいた。
「1週間もしたら、誰も口きかなくなるよ。」
やる事のない避難所では、食事だけが唯一の楽しみとなった。

絶望した人々の心に濁流は流れる

アドバイザーの須藤眞啓氏の講義は、リアリティーにあふれていた。
介護を必要とする人が、パウダールームのない避難所で、人前でオムツを替えられる事を嫌がり、
やがて排泄しないように食事をしなくなり、死んでいくという話には涙が出た。
報道される美談とは裏腹な人間関係、ボランティアの実態、現実は厳しい。

マニュアル改善の為の訓練を無事終えて、満足気な主催者の話の後で、須藤氏は言う。

「マニュアルは役に立ちません。これは、だいたい1週間後の状態です。
3日間は飲まず食わずです。行政に頼ってはいけません。
3日分の食料は、自分達で用意して下さい。」

いいですか。3日分の食料は…!
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テンダーステムブロッコリーって知ってる?

2006-09-21 10:51:57 | Weblog


アスパラのような茎に、ブロッコリーの花が小ぶりについている。
通常のブロッコリーの隣で、試食販売されていた。
明太子マヨネーズ和えにしても、素材の味がしっかりわかる。

通常のブロッコリーを柔らかくしようとして、ゆで過ぎるとグチャグチャになり、
冷凍保存してもおいしくない。
外国産のアスパラは茎が硬すぎ、
国産でも皮をむくと、食べるところがなくなってしまう。(笑)

テンダーステムブロッコリーは、皮をむく必要もなく茎まで食べられ、
ゆでる時間も短くてすむ。

ケニアの高原で育ち ヨーロッパからやってきた

テンダーステムブロッコリーは、まだ割高感はあるものの、
どんな調理方法でも合うおいしい野菜だ。
私はこれに出会ってから、通常のブロッコリーもアスパラも買う気がしない。

ところがしばらくして、唯一販売していた大手スーパーが仕入れなくなってしまった。
従業員にたずねたら、「あまり売れなかったので…。」との事。がっかり…。(泣)

新商品を紹介するなら、もっと根気良く!
私が広めてあげるから。(笑)
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