ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

自然とあふれ出してきた「ありがとう」

2013-10-26 | 雑記
2006年の5月・・・亡父の33回忌のため、兄妹・孫が郷里の温泉旅館に集まりました。


当時、私は朝9時から夕方5時までは自分の仕事をやり、

夕方6時から深夜2時頃まで、とある会社で入金業務をやっていました・・・

休日なしの働きづめの生活に、74Kgあった体重は60Kgまで落ちてしまいました。


そんな時の休息・・・

一人で温泉に浸かりながら、誰に言おうとしたわけでもなく・・・

心の底から・・・「ありがとう」と呟いている自分がいました・・・

それは、この休息を与えてくれた兄妹達に対して云っていたのかもしれません。


「ありがとう」・・・今迄に、この言葉を心の底から云ったことがあったのだろうか・・・

社交辞令的に云ってたことがほとんどやったと思います。

それくらい、この時の「ありがとう」は自然に出てきた言葉でしたね・・・

本当に、感謝してもしきれないくらいの嬉しさがこみ上げて・・・自然とあふれ出してきた感じでした。


今朝は、この「ありがとう」についてのコラムを紹介してみようと思います。

~以下、10月26日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
 小社のお手洗いの良いところは、貼り紙がないことだとひそかに思っている
公衆トイレなどでは<一歩前へ>の掲示をしばしば見るが、どこか命令の響きがある。<○○こぼすな>。これに至っては、書き主の怒りがひしひしと伝わる。人間なら当然するべきことをしているのに、悪いことをしているような・・・
それが、いつからだろう。トイレが礼を言うようになったのは。<いつもきれいにご利用頂き、ありがとうございます>。商業施設では今や定番だろう。歌人の穂村弘さんが初対面の感想をエッセーにしている
<衝撃を受けた。私に云っているのか。私が「いつもきれいに」おしっこしているところを誰かが見ていた?>(ちくま文庫『絶叫委員会』)。なるほど、自分以外に知るよしもない秘めたる作法、しかも事に及ぶ前に礼をいただくのもヘンである
おぶわれたり、腕を支えられたり。台風で被災した伊豆大島から、多くのお年寄りが島外に避難した。写真に声はないが、隊員の背中で細める目が「ありがとう」と言うように映る。大切な言葉である。乱用はしたくない。一歩下がって。

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