ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

京都御所へ行ってみたぁ~!

2020-06-21 | 雑記

観光客が 少ない間に 近隣
京都御所


紫宸殿
京都御所の中で最も格式の高い正殿『紫宸殿』

半世紀以上住んでいるのに…此処も始めて…
 梅雨の晴れ間の週末の昨日、県をまたぐ往来自粛解除を受け、いよいよ京都への観光客も再び戻ってくるだろう・・・
 ならば・・・観光客が増える前に、京都に住んで半世紀以上経つのに、未だ訪れたことがない『京都御苑へ行ってみよう!』と午後から出かけてみました。


京都御苑内案内地図
 ネットで調べてみると、京都御苑の駐車場東側の寺町通沿いの清和院御門と、西側の烏丸通沿いの中立売御門の2か所にあるようなので、京都御所に一番近い中立売御門を目指して車を走らせました・・・
 駐車場代は普通車は3時間まで800円で、それ以降1時間ごとに100円ということでしたね。

 先ず、御所内を見学させてもらおうと出入口の『清所門』へ・・・検温をしてもらい、何処から来たのかを聞かれ・・・手荷物検査・・・手に消毒液してもらい見学用の首から掛ける名札を貰い・・・いざ中へ!

御車寄
御車寄
 中へ入ったら、順路に沿って右へ歩いていくと直ぐ右手が休憩所になっていました。 更に歩いていくと、左手に重厚な門構えが・・・ここが『御車寄おくるまよせ』といって、高位な貴族などが、参内した際に儀式や天皇との対面のために使用した玄関のようです。

新御車寄
新御車寄
 先へ進むと『新御車寄しんみくるまよせ』という、大正天皇の即位の礼が紫宸殿で行われる際に、馬車による行幸に対応する玄関として新設されたものらしいです。

建礼門
建礼門
 更に、先へ進むと京都御所の南向きにある正門『建礼門けんれいもん』が右手に見えてきました。
 かつては即位の礼など紫宸殿で行われる重要な儀式のときに開かれたようですが、現在は、天皇陛下及び国賓が来られた際にのみ使用される格式高い門のようですね。

紫宸殿
紫宸殿
 建礼門の右手(北側)を見れば、承明門の奥に、京都御所において最も格式の高い正殿であり、即位の礼などの重要な儀式が行われた『紫宸殿ししんでん』が見えます。
 紫宸殿に向かって右側に『左近の桜』、そして左側に『右近の橘』が植えられています。
 由来は儀式の際に桜の近くに左近衛が,橘の近くに右近衛が陣をしいたので,左近の桜・右近の橘と呼ばれたとの説があるようです。

御池庭
御池庭
 紫宸殿から、少し進むと左手に『小御所こごしょ』という鎌倉時代以降に建てられるようになり、江戸時代は将軍や大名などの武家との対面や儀式の場として使用された建物があります。
 その向かいには『欅橋けやきばし』という橋がかかった『御池庭おいけにわ』という回遊式庭園があすのですが、勿論、私達は立ち入ることはできませんでした。
 御池庭を右手に見ながら、さらに進むと、左手に『御常御殿ごつねごてん』という、紫宸殿近くの清涼殿内に設けられるようになっていた常御所が、大正18年に建物として独立した建物のようですが、天皇のお住まいであるとともに、儀式や対面の場としても使われていた建物があります。
 京都御所の見学だけでも、十分に満喫出来ました・・・
 京都に長年住んでいても、まだまだ知らないところばかりです。ホンマに京都は奥が深い所です・・・
 皆さんも県をまたぐ移動の自粛も解除されましたので、コロナ感染予防に十分注意を払って頂き、是非京都へも足をお運びくださいね。


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