バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
コンサート
夜からコンサート。場所はむかーし職場のあった多摩センター。久々だったけどあまり変わっていなかったな~。当時は多摩モノレールがまだできていなかったから、通うのが大変だったにゃあ・・・(遠い目)。
さておき、今日の特筆は「展覧会の絵」と「ボレロ」。
展覧会~もボレロも前にもともさん指揮で聴いたことがあったので、実はあまり行く気はなかった(もう一方の「シェエラザード」だったら、1も2もなく行った)のにゃが、今日はともさんのプレトークがあるというし、少し前にともさんの新作CDが発売されて、その中に収録されていた「展覧会の絵」で引っかかる点があって、興味が湧いたので行ったのだった。
CDのは最後の曲「キエフの大門」の大詰めで、大きなドラムの鳴るタイミングが実にビミョーなのだ。アンチともさんだったら、鬼の首でも取ったよーな勢いでこき下ろすんじゃなかろーかというような・・・。それでコンサートでもそうなのかなあ・・・と思って。
他にもCDを聴いたときに、すごく面白かったのが「卵の殻をつけたひなの踊り」。ホントにアヒルとかカモみたいな鳥がぴーちくぱーちく鳴いてるみたいな部分がある。元々それはあるのだけど、それがすごく“らしい”のだ。
全体に風景というか、絵が浮かぶような演奏なのだけども。
でも今日の演奏はCDともまた違っていた(生だからそりゃそーか)。問題のドラムのタイミングはそんなにビミョーじゃなかった(ごく普通)。ぴーちくぱーちくも、わりと派手だったけど、CDほどでもなく・・・。
でも凄く繊細かつ力強く盛り上がる、素晴らしい演奏だった。
プレトークで、ともさんがボレロのポイントを説明してくれた。ボレロはずっと同じメロディの繰り返しだけど、1箇所だけ変則的なところがあること(音の倍取り?)。シューマンくらいの時代だったら、それは楽譜の間違いとされて直されてしまうような手法だけど、ラヴェルの頃は、そーいった手法も認知されていた・・・といったようなこと。
他にも世界で仕事をすることや、今回のリトアニア国立~との関わりのことなども話されていた。前のラトビア~は同じバルト三国のオケだけど、ちょっとモスクワちっくで、今回のリトアニア~はサンクト・ペテルブルクちっくなのだそうな(分かるような、分からんような・・・orz)。ピアノのタマーラさんのことは、本来はもっと小さな場所で演奏するのが得意な人なのだというような感じのことを話していた(気がする)。あ、あとシューマンの頃をいう「ロマン派」のロマンは、ろまんちっくのロマンじゃなくて、ロマ人のロマに通じるもので、得られないものを渇望する人間の本質~(難しすぎてよく分かりませんっ)が根本にあるのだとか。
で、そのボレロは・・・
これまた面白かった!
今日のはテンポが後半に行くほど速くなっている気がした。ボリュームも後半に行くほど上がるので、最後の方はもう半狂乱!?
こういうのも珍しいような気がする。
プレトークでともさんが“見つけてくださいね”と言っていた、変則的な部分は・・・“ここかな?”と思うところはあったけど、上手く説明できない(確かピッコロさんが入るあたり???)のと正解がわからないので、すっきりしませんな。
あと、せっかく素晴らしい音楽を聴いたのに、駅までの帰り道でへったくそで独りよがりな歌!?をお仕着せで聞かせる若人(すとりーとみゅーじしゃんっていうの?)が居て、気分台無し!だったのが残念だった。自己満足でやってるなら、人の居ないところでやってよね~!
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さておき、今日の特筆は「展覧会の絵」と「ボレロ」。
展覧会~もボレロも前にもともさん指揮で聴いたことがあったので、実はあまり行く気はなかった(もう一方の「シェエラザード」だったら、1も2もなく行った)のにゃが、今日はともさんのプレトークがあるというし、少し前にともさんの新作CDが発売されて、その中に収録されていた「展覧会の絵」で引っかかる点があって、興味が湧いたので行ったのだった。
CDのは最後の曲「キエフの大門」の大詰めで、大きなドラムの鳴るタイミングが実にビミョーなのだ。アンチともさんだったら、鬼の首でも取ったよーな勢いでこき下ろすんじゃなかろーかというような・・・。それでコンサートでもそうなのかなあ・・・と思って。
他にもCDを聴いたときに、すごく面白かったのが「卵の殻をつけたひなの踊り」。ホントにアヒルとかカモみたいな鳥がぴーちくぱーちく鳴いてるみたいな部分がある。元々それはあるのだけど、それがすごく“らしい”のだ。
全体に風景というか、絵が浮かぶような演奏なのだけども。
でも今日の演奏はCDともまた違っていた(生だからそりゃそーか)。問題のドラムのタイミングはそんなにビミョーじゃなかった(ごく普通)。ぴーちくぱーちくも、わりと派手だったけど、CDほどでもなく・・・。
でも凄く繊細かつ力強く盛り上がる、素晴らしい演奏だった。
プレトークで、ともさんがボレロのポイントを説明してくれた。ボレロはずっと同じメロディの繰り返しだけど、1箇所だけ変則的なところがあること(音の倍取り?)。シューマンくらいの時代だったら、それは楽譜の間違いとされて直されてしまうような手法だけど、ラヴェルの頃は、そーいった手法も認知されていた・・・といったようなこと。
他にも世界で仕事をすることや、今回のリトアニア国立~との関わりのことなども話されていた。前のラトビア~は同じバルト三国のオケだけど、ちょっとモスクワちっくで、今回のリトアニア~はサンクト・ペテルブルクちっくなのだそうな(分かるような、分からんような・・・orz)。ピアノのタマーラさんのことは、本来はもっと小さな場所で演奏するのが得意な人なのだというような感じのことを話していた(気がする)。あ、あとシューマンの頃をいう「ロマン派」のロマンは、ろまんちっくのロマンじゃなくて、ロマ人のロマに通じるもので、得られないものを渇望する人間の本質~(難しすぎてよく分かりませんっ)が根本にあるのだとか。
で、そのボレロは・・・
これまた面白かった!
今日のはテンポが後半に行くほど速くなっている気がした。ボリュームも後半に行くほど上がるので、最後の方はもう半狂乱!?
こういうのも珍しいような気がする。
プレトークでともさんが“見つけてくださいね”と言っていた、変則的な部分は・・・“ここかな?”と思うところはあったけど、上手く説明できない(確かピッコロさんが入るあたり???)のと正解がわからないので、すっきりしませんな。
あと、せっかく素晴らしい音楽を聴いたのに、駅までの帰り道でへったくそで独りよがりな歌!?をお仕着せで聞かせる若人(すとりーとみゅーじしゃんっていうの?)が居て、気分台無し!だったのが残念だった。自己満足でやってるなら、人の居ないところでやってよね~!
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