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怖い絵展

やっと観てきた。あまりの混雑で、しかたなく午後半休を取り、遅目を狙って3時半ころ着いたら・・・入場80分待ち Orz
それでも一時の3時間超えよりはまし。

しかし入ったものの、中も凄い混雑・・・
元々こんなに人がくる設計じゃなかったんでしょーね。とにかく狭い。小さな絵が多いのと、絵の位置も低めなので例によって人垣で
下の方が見えにゃい・・・。
奥の方に入るのが大変で、入ったら入ったで出るのも大変。とにかく人の動線が滅茶苦茶。

まあ、でも見てみたかった絵(ビアズリーのとかフューズリの夢魔とか)は一通り見られた。
初めて見たけどギュスターヴ=アドルフ・モッサという人の絵が良かった。特に「she」が。頭にカラスが2羽、頭骸骨が乗ってるアヤシイ女性
^^;近くで見上げると、本当にぞくっとくる表情。

色々な怖さの絵があったけど、心理的に一番「嫌っ」な感じだったのは「スザンナと長老たち」セクハラ・パワハラなテーマで。

一番の目玉作品が「レディ・ジェーン・グレイの処刑」で、確かに興味深かったけど、私には怖い絵というより可哀想な絵。ああいうシーンを想像した(実際の様子とは違うらしいので)作者のポール・ドラローシュさんって凄いとは思った。なんといっても彼女の覚束ない手が切ない。あそこでバランス崩して怪我したところで、もはや・・・なのに、生きている間は人はどうしても無意識に保身をしてしまうものなのかと。


開催中に戻ってこれないかと思われていたおトンも行けたのは幸い。

しかし我が家では「人魚」と「セイレーン」の区分についての議論がおきた(単によく知らないだけともいう)。
あとセイレーンの下半身は魚なのか鳥なのか(両方あるのだとか)。
おトンは人魚のうち、歌で人を惑わすのがセイレーンと主張。
私はなんとなく海(海水)にいるのが人魚で、河(淡水)にいるのがセイレーンかと思ってた(ローレライと混同してた)。そしたら、じゃあ汽水域
にいるのは何?という話になり(知るか~!)
むすこは「じゃあ、カッパはどっち?」とか(河童は淡水でしょ)。
なんか論点がずれている^^;

人が多すぎなせいか、全体的には物足りなかったな~。期待が大きすぎたのかな~。
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