バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
説明が長くなる
事の発端はTV番組。歴史秘話ヒストリア。何気なく見ていたら、ボーイズラブ
^^;
な話題が。
万葉集にも男性が男性に送った恋歌があったとな。それが、猫の聞き間違いかもしれないけれど
(遠方に赴く際に)貴方の声を手首に巻いて持って行けたらいいのに、といった歌が紹介されたので
ん?声を手首に巻く?ウェアラブルなサウンド機器でもあったか!?と不思議だった。
ので、後で調べた。歌は
我が背子は玉にもがな霍公鳥声にあへ貫き手に巻きて行かむ-大伴家持
声は貴方のではなくて、ほととぎすの声で、当時はほととぎすが鳴く頃に薬玉を作る風習があり、玉は薬玉(=貴方)で、つまりは、貴方がほととぎすの鳴く頃につくる薬玉だったら、手に巻いて持って行けるのにな~
と歌ったらしい(なんて乙女ちっくなんでしょ!)
で、薬玉とはどんなもの?と調べると
サツキ、センダン、花橘、ヨモギ、菖蒲の花束にじゃ香や沈香などの香袋を3つ添えて、五色の糸を結び垂らしたもの、だとか。
で、これを再現してみようと・・・じゃ香も沈香もないけど(笑)
ようするに端午の節句のような意味あいだろうと解釈。袋もどんな格好だか細かいところは分からないので、(勝手に)鯉のぼり型にしようと。香りはアロマオイルで代用。
植物に関してはサツキと花橘(柑橘系の花だから庭のスダチ)、川辺でヨモギは入手可能。5日近辺ということで菖蒲の葉も買えた。
センダンはどうしても思いつかないので、他の葉で代用!香りが重要ならということで、クレゴマ。あとは目についたものを少し加えた。
五色の糸というのはたぶん白・黒・黄色・赤・青だろうと刺繍糸を利用。
と、いうのが冒頭の写真。
うーむ、少しバランスが悪い(そもそも鯉のぼりだし笑)
返歌は
うら恋し我が背の君はなでしこが花にもがもな朝な朝な見む-大伴池主
恋しい貴方がナデシコの花だったら、毎朝毎朝眺められるのにな~
だとか(メルヘンだわね・・・)。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )