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笑う男

忘れないうちに感想を書いておこうかと。
ネタバレではあるけれど。

すんごく上から目線で言わせていただければ^^;
ミュージカルとしては及第点だろうけど、ものすごく物足りないストーリー。

一番いただけなかったのは、主人公グインプレンが実は大貴族だったので、これから(民衆のために)がんばるぞー!と、盛大に歌い上げた(もしかして、この作品中最大の見せ場歌ではなかったか?)にもかかわらず、国会?で一度無視されただけで、なんにもフォローせず帰っちゃうこと。どんだけ腰抜けなんだよ、とつっこみそうに・・・
いやいや、そもそもまともに政治なんて学んでいないのだから仕方がないと思うしか Orz

病んでいるとしかいえないような女子アナ(違う!)ジョシアナ侯爵とか、納得行かない部分も多く。

デアの結末は意外なのかもだけど、レ・ミゼを体得していれば(笑)、「あ、これあかん奴だ」と分かってしまう演出で。
なんか色々残念な部分があったのだった。

想像以上に良かったのは、変人が多い中でウルシュスの人の良さがものすごく強調されること。
やまぐちさん、仕事量が多そう。時代がいったりきたりすることもあって、いつかカツラを間違うのではないかと(ヴィンプレンに会った頃はワンレン?笑、年取ってからはハーフアップ?笑)心配になった。

なんかフランス人のユゴーが、ロミジュリみたいなメロドラマを書こうと思ったけど、舞台をイギリスにしたから、こんなもんでいいやー(変人ばかり登場&主人公が根性無し)ってことになったのだろうか?
注)原作は読んでいません^^;

サブタイトルの「永遠の愛」がテーマなんですね。これがなければもっとモヤモヤしたに違いない。

楽曲はどうかというと・・・うーむ例によって全然耳に残らない orz
ウルシュスの歌があまり説明っぽくなかった点は良かった。
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