バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
外出記録
1回は「アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界」@府中市美術館
2回目は「モネ 睡蓮のとき」@国立西洋美術館
今の時期?あちこちでミュシャ展を開催している模様・・・
その中の1つか。
ふたつの世界、の意味は前期のポスターや商品パッケージなどで大活躍していた時代と、その後の精神的、民族主義的な絵画を描いていた時代を対照的に展示する、という意味だったかと(説明をよく読んでません)。
どちらも前に見たことはあるけど、何度見てもいいなーと思う。
俗っぽいと言われそうだけど、やっぱり前半のポスターとかの頃の方が好き。今回特に気が付いたのは、ミュシャさんの女性はポージングが綺麗、ただ立っているだけな感じでも重心の掛け方が普通ではない・・・(舞台風^^)とか、表情が凄くリアル。一見で何考えてるかわからないような表情じゃないのが面白い。
(食品のパッケージとかだと、「どや?おいしいじゃろ?」風というか)
背景のぼんやり感と、縁の飾りも粋。
後半になると、その表情のリアルさがちょっとコワイ・・・
モネ展の方は・・・まあ、本当に「睡蓮」ばかり^^;
前に行った「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館蔵」展だったか、「モネ 連作の情景」展だったかで、
”言うほど睡蓮じゃなかった"と言ったのが聞こえたかのよう 笑(・・・連作だから睡蓮だろうと勝手に思っただけだけど)
それは良いのだけど、これまたやっぱり人気がありすぎて、人多過ぎ・・・orz
壁一周睡蓮の部屋は特にぎゅうぎゅうで、人垣ができてしまうから全くクリアに見えないorz
写真撮影は可だから、写真でも撮って家でゆっくり見ろってこと?(それだけに余計混む)
おとんなんて早々にリタイヤ。
1週間後くらいにチェックしたら、入場制限が始まったらしい。
一番混雑した時期に行っちゃったかも。
しかし・・・紙の展示リストを見ても「睡蓮」「睡蓮」「睡蓮」・・・だから、気になった作品がどれだかが分かりにくい。
この部屋の〜番目だから、この睡蓮、という感じで確認するのが大変。番号だけでも大きく貼っといてほしかった。
人をかき分けて、さらに眼鏡をかけないと番号も見えなくて(厳密には説明のところに数字が入っていたかも定かでない)。
本場フランスの美術館でも、やっぱりこうなるのだろうか・・・
(こんなに貸し出ししているなら、いつ行っても置いてないとか!?)
アート番組収録で、貸し切りで見られる村雨さんがほんと羨ましかったー!
この展示会はモネさんの作品がわりと時系列的に見られた。
面白いことに?
わたしは初期の細かい頃の作品が好きで、晩年近くのになってしまうと、もの哀しさが先だってしまうのだけど、むすこは晩年近くの方の作品が好きなのだそう。
目が悪くなっても描き続けた執念のようなものがぐっとくるらしい。・・・若いからかしらねえ。
おとんはその中間の、細かさと大胆になる間あたりのが好きだと言っていた。
・・・人気が高いだけありますねえ。
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