ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ブランデーゼリー

2021-03-23 12:00:00 | 健康・病気・薬・食事

お菓子作りは難しい。

週末、暇にまかせて台所を整理していたら、まだ半分以上残っているブランディを発見。3年ぐらい前に頂いたものだが、完全に忘れていた。少し飲んでみると、まだまだ十分イケる味。

ただ、私は酒は控えている身だ。紅茶はけっこう好きなので良く飲む。ブランディを紅茶に入れて風味を味わうのは嫌いではないが、私が好きなのは、ブランディの香りが漂う紅茶であって、紅茶の香りがするブランディ(@ヤン・ウェンリー)ではない。

だから、なかなかブランディが減らない。

そこで母に倣ってゼリー菓子にすることを思いついた。亡き母は、毎年お正月のお節にワイン寒天を作っていた。母はお酒が弱く、日ごろまったく酒を嗜まない人であったが、なぜだか赤玉ポートワインだけは家に常備してあった。

このワインを煮立ててアルコールを飛ばし、寒天にしてお節の重箱に入れていた。私たち兄妹は、これが大好きだった。母が亡くなってからは、とんと食べていないので少し寂しく思っていた。

そこでワインの替わりにブランディを使ってゼリーを作ってみた。当初、寒天にするつもりだったが、なぜか寒天の素が売ってない。そういえば、以前某TV番組で取り上げられて人気になり、品薄になったことを思い出した。

まぁいいやと思い、ゼリーの素を買って作ることにした。

母がやっていたように、ブランディを火にかけてアルコールを飛ばすのだが、小鍋に火が付くほどのアルコール濃度が高いことを甘くみていた。その後、蜂蜜で少し甘くしてゼリーの素を入れる。

後は冷蔵庫で冷やすのみ。3時間ほどで程よく固まっていたので、食後のデザートとして食べてみる。

一口食べて気が付いた。アルコールが濃すぎる上に、全然甘くない。どうやら計量せずに目分量で作ったせいで、まるでデザートになっていない。考えてみれば、ワインとブランディではアルコール度数が全然違う。

しかも味見せずに適当な量の蜂蜜で済ませた。母はワインゼリーを作る時、かなりの量の砂糖を入れていたことを思い出した。全然蜂蜜が足りなかったのだろう。やはりお菓子作りは難しいと痛感した次第。

ふん!まだブランディは残っているので、次回でリベンジだい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする