新型コロナに振り回された一年でした。
実際、令和2年よりも今年のほうが仕事上での影響は大きかった。顧問先の梼Yや廃業もさることながら、私の事務所も濃厚接触者に該当したため休業を余儀なくされる始末。しかも3回も・・・おかげで業務に大きな支障が出る始末である。
私自身は4度もPCR検査を受けたが、いずれも陰性で済んでいる。しかし、夏に見つかった大腸ャ梶[プ、合計10個の切除手術をしたせいか基礎体力が大きく落ち込んだ。
その影響かどうかは分からないけど、年末の忙しい時期に胃腸炎に罹患する始末である。おかげで一週間近くまともに仕事にならなかった。日ごろから体調管理には気を遣っていたつもりだが、これほど病気に悩まされるとは思わなかった一年である。
さて、この散々な一年ではあるが、私にとっては新たな発見があった年でもある。その契機となったのが「日本史の謎は地形で解ける」酎コ公太郎であった。これは目からうろこが落ちるほどの衝撃であり、読後私は書店で歴史関連の書棚から地理関連の書籍を探し、大判の地図帳を購入したほどだ。
人に地政学を奨めておきながら、私自身日本の地理史に疎いとは情けない話である。関西の地理に疎いことは自覚していたが、まさか関東にもこれほど疎かったとは思わなかった。よもや、よもやである。
ところで再読本だが、これは迷う。というのは、この一年コロナ禍のせいで自宅待機が多かった為、自然と自宅にある本の再読にはまっていた。ちょっと思い出すだけでも「夏草の記憶」トマス・クックであり「千尋の闇」ゴダート、「五輪の薔薇」パリサーと欧米の作家を中心に再読にはまっていた。
いずれも過去に取り上げた名作ではあるが、再読して新たな発見があった訳ではなく、充実した時間を満喫できただけだ。本当は古代日本史関係の本を読み解きたかったのだが、なんとなく気おくれして手を出さなかったのは、病気がちで気力が不足していたからだと思う。
やはり健康って大事だと痛感した一年だ。
さて、では漫画となるとこれはもう「ベルセルク」三浦建太郎の急死に尽きる。改めて一巻から読み直しましたが、やはりダークファンタジー史に残る名作です。もう続きが読めないとなると失望以上に虚脱感が強いです。今年は水木しげるやさいとうたかをといった大物が逝去されていますが、私個人としては三浦の逝去こそがもっとも衝撃的でした。
ダークファンタジー系の傑作というか、私が大のお気に入りなのが「デッドマウント・ディスプレイ」。ようやく真の敵がみえてきて佳境に突入しつつあるので眼が離せない。今年は連載も順調だったので、このまま突っ走って欲しいものです。ただ、世間的にはまだまだマイナー漫画扱いなのが、ちょっと不満。
その一方、新作ではあまり感銘を受けたものがなかったのが残念。多少期待しているのは現在隔週販売のヤングアニマル誌に連載されている「新約カニコウセン」作画・真じろう/原作・原田重光でしょうか。SF版「蟹工船」であり、非常にハードな展開が面白いです。
それと、そろそろ絶望感すら漂ってきたのが「HUNTER×HUNTER」冨樫義博です。休載3年目ですぜ、もう呆れてものが言えません。目の前にいたら、首根っこ掴んで「おい、いい加減にせい」と威嚇したくなりそうで浮「。まァ実際は拝んで頼んでしまいそうですけど。
映画は残念ながら、未だ目の調子が復調していないので映画館での鑑賞は我慢しています。せめて「鬼滅の刃 無限列車編」ぐらいは観たかったのですがね。やはりTV画面で観るのは物足りない。最初から乗り気でないので、あまり見てませんでした。
さて、もう後数時間で令和3年が終わります。来年はもう少し良い年であってほしいものです。私はこれからデパ地下巡りして、正月の食材を漁ってきます。人混みがすごいみたいで、少し気おくれしますが、正月くら贅沢したいですから。
では、皆様良いお年をどうぞ。
実際、令和2年よりも今年のほうが仕事上での影響は大きかった。顧問先の梼Yや廃業もさることながら、私の事務所も濃厚接触者に該当したため休業を余儀なくされる始末。しかも3回も・・・おかげで業務に大きな支障が出る始末である。
私自身は4度もPCR検査を受けたが、いずれも陰性で済んでいる。しかし、夏に見つかった大腸ャ梶[プ、合計10個の切除手術をしたせいか基礎体力が大きく落ち込んだ。
その影響かどうかは分からないけど、年末の忙しい時期に胃腸炎に罹患する始末である。おかげで一週間近くまともに仕事にならなかった。日ごろから体調管理には気を遣っていたつもりだが、これほど病気に悩まされるとは思わなかった一年である。
さて、この散々な一年ではあるが、私にとっては新たな発見があった年でもある。その契機となったのが「日本史の謎は地形で解ける」酎コ公太郎であった。これは目からうろこが落ちるほどの衝撃であり、読後私は書店で歴史関連の書棚から地理関連の書籍を探し、大判の地図帳を購入したほどだ。
人に地政学を奨めておきながら、私自身日本の地理史に疎いとは情けない話である。関西の地理に疎いことは自覚していたが、まさか関東にもこれほど疎かったとは思わなかった。よもや、よもやである。
ところで再読本だが、これは迷う。というのは、この一年コロナ禍のせいで自宅待機が多かった為、自然と自宅にある本の再読にはまっていた。ちょっと思い出すだけでも「夏草の記憶」トマス・クックであり「千尋の闇」ゴダート、「五輪の薔薇」パリサーと欧米の作家を中心に再読にはまっていた。
いずれも過去に取り上げた名作ではあるが、再読して新たな発見があった訳ではなく、充実した時間を満喫できただけだ。本当は古代日本史関係の本を読み解きたかったのだが、なんとなく気おくれして手を出さなかったのは、病気がちで気力が不足していたからだと思う。
やはり健康って大事だと痛感した一年だ。
さて、では漫画となるとこれはもう「ベルセルク」三浦建太郎の急死に尽きる。改めて一巻から読み直しましたが、やはりダークファンタジー史に残る名作です。もう続きが読めないとなると失望以上に虚脱感が強いです。今年は水木しげるやさいとうたかをといった大物が逝去されていますが、私個人としては三浦の逝去こそがもっとも衝撃的でした。
ダークファンタジー系の傑作というか、私が大のお気に入りなのが「デッドマウント・ディスプレイ」。ようやく真の敵がみえてきて佳境に突入しつつあるので眼が離せない。今年は連載も順調だったので、このまま突っ走って欲しいものです。ただ、世間的にはまだまだマイナー漫画扱いなのが、ちょっと不満。
その一方、新作ではあまり感銘を受けたものがなかったのが残念。多少期待しているのは現在隔週販売のヤングアニマル誌に連載されている「新約カニコウセン」作画・真じろう/原作・原田重光でしょうか。SF版「蟹工船」であり、非常にハードな展開が面白いです。
それと、そろそろ絶望感すら漂ってきたのが「HUNTER×HUNTER」冨樫義博です。休載3年目ですぜ、もう呆れてものが言えません。目の前にいたら、首根っこ掴んで「おい、いい加減にせい」と威嚇したくなりそうで浮「。まァ実際は拝んで頼んでしまいそうですけど。
映画は残念ながら、未だ目の調子が復調していないので映画館での鑑賞は我慢しています。せめて「鬼滅の刃 無限列車編」ぐらいは観たかったのですがね。やはりTV画面で観るのは物足りない。最初から乗り気でないので、あまり見てませんでした。
さて、もう後数時間で令和3年が終わります。来年はもう少し良い年であってほしいものです。私はこれからデパ地下巡りして、正月の食材を漁ってきます。人混みがすごいみたいで、少し気おくれしますが、正月くら贅沢したいですから。
では、皆様良いお年をどうぞ。