ワクチンの原点は、ジェンナーの種痘である。
近世欧州を襲った最悪の疫病の一つである天然痘に対処するため、人体実験までして考えられた方法が、牛に天然痘を接種させて弱体化したウィルスを採取し、それを人間に注射して感染させて免疫力を強化することであった。
乱暴な方法だとは思うが、致死性が高く、しかも伝染力も高い天然痘から人類を守るための、やむを得ない方法であった。この方法は有効であったが故に、今日でも利用される。もちろんジェンナーの頃とは比較にならぬほど科学的に洗練されたものになっている。
しかし、科学的に進歩した手法であろうと弱った病原体を人間に強制的に感染させて、免疫力を付けるという本質に変りはない。いわば毒を持って毒を制する遣り口である。
そりゃ副作用も出ようってもんだわさ。
なので、私は正直あまりワクチン接種が好きではない。好きではないが、仕事の都合上、やむを得ず先週、ファイザー社製のワクチン、第一回目の接種を終えている。
比較的軽いとされる一回目だが、私は翌日には微熱と倦怠感に襲われている。腕も持ち上げるのが辛いほどに痛かった。まァ予測の範囲内ではある。
ワクチン接種を甘受したのは、これ以上新型コロナにより業務の遅延が生じるのを避けるためだが、これは表向きの理由。
決してウソではないが、本音は別のところにある。スタッフや顧問先などの不安を少しでも減じる為、これが最大の理由である。仕事柄、どうしても人と会わねばならないことがある。これを端折る訳にはいかないからだ。
本音を云えば、ワクチン接種でも完全にコロナ禍は止められない可能性が高いと思っている。でも、減らす効果は確実にあると思われる以上、次善の策として、ワクチン接種も止む無し。そう考えている。
同時に声には出さないけど、コロナなんて天然痘やコレラ菌に比べればはるかにマシだとも思っている。
人は完璧な存在にあらず、医療も完璧であるわけがない。そう私は達観しています。
追記 二回目のワクチン接種を終えました。腕の痛みはほとんどなかったけど、微熱と倦怠感がひどく、結局丸一日お休みしました。
近世欧州を襲った最悪の疫病の一つである天然痘に対処するため、人体実験までして考えられた方法が、牛に天然痘を接種させて弱体化したウィルスを採取し、それを人間に注射して感染させて免疫力を強化することであった。
乱暴な方法だとは思うが、致死性が高く、しかも伝染力も高い天然痘から人類を守るための、やむを得ない方法であった。この方法は有効であったが故に、今日でも利用される。もちろんジェンナーの頃とは比較にならぬほど科学的に洗練されたものになっている。
しかし、科学的に進歩した手法であろうと弱った病原体を人間に強制的に感染させて、免疫力を付けるという本質に変りはない。いわば毒を持って毒を制する遣り口である。
そりゃ副作用も出ようってもんだわさ。
なので、私は正直あまりワクチン接種が好きではない。好きではないが、仕事の都合上、やむを得ず先週、ファイザー社製のワクチン、第一回目の接種を終えている。
比較的軽いとされる一回目だが、私は翌日には微熱と倦怠感に襲われている。腕も持ち上げるのが辛いほどに痛かった。まァ予測の範囲内ではある。
ワクチン接種を甘受したのは、これ以上新型コロナにより業務の遅延が生じるのを避けるためだが、これは表向きの理由。
決してウソではないが、本音は別のところにある。スタッフや顧問先などの不安を少しでも減じる為、これが最大の理由である。仕事柄、どうしても人と会わねばならないことがある。これを端折る訳にはいかないからだ。
本音を云えば、ワクチン接種でも完全にコロナ禍は止められない可能性が高いと思っている。でも、減らす効果は確実にあると思われる以上、次善の策として、ワクチン接種も止む無し。そう考えている。
同時に声には出さないけど、コロナなんて天然痘やコレラ菌に比べればはるかにマシだとも思っている。
人は完璧な存在にあらず、医療も完璧であるわけがない。そう私は達観しています。
追記 二回目のワクチン接種を終えました。腕の痛みはほとんどなかったけど、微熱と倦怠感がひどく、結局丸一日お休みしました。