驕り高ぶると本音が出る。
その意味で表題の本は実に興味深い。いや、興味深いというよりも、その凄まじい本音に怖気ずくほどだ。本書の中で赤裸々に語られる若き研究者たちの語る内容は、日本のマスメディアがまず報道を避けるようなことばかり。
シナ人といえば、外交上手の接待上手。嘘を嘘で塗り固め、笑顔で親しみをこめた握手を交わしたすぐ後で、背後から冷たい視線で刺すかの如き裏表の激しい人たちだ。
彼らの本音を聞きだすのは、本当に難しい。なにせ、言ってることと、やってることが違いすぎる。私自身の経験に照らしても、あれほど理解しづらい人たちはいなかった。
この本の中で語られることも、どこまでが本気で、どこが見栄(面子というべきか)なのか判断しかねるが、言葉の節々にある傲慢にして独善的な態度ゆえに本音に近いだろうと想像はつく。
なにせ、シナ人にとっての平和とは、世界がシナ人の思いとおりになる世界のことだ。軍事力あっての平和であり、経済も文化も軍事力の裏づけがなければ無価値だと断言する。
意味なきジャパニーズ・スマイルで平和外交なんぞを口にする、どこかの国の善良なる間抜け政治家にこそ知って欲しいものである。いや、彼らが知りたがらず、見たがらず、自分の脳裏に描く妄想だけを信じていることは分っている。
ならば分るはずだ。シナ人が外国人を信用せず、自分たちが世界一だとの妄想を信じて疑わず、自分たちの正義こそが世界の正義だと思い込める愚かさを。
事実を直視する勇気を持たず、自分だけが正しいと思い込んで、周囲の声に耳をかさない人たちは、世界中どこにでもいる。ただ、シナ人は数が多い。それゆえに無視できぬ存在なのだ。
シナ人以外の人々にとっては、不快でしかない内容の本なのだが、それでも日頃隠されている彼らの本音を知る意味で価値がある本だと思います。
なかでも21世紀は残り少ない資源(石油など)を実力で奪い合う時代であると述べていることは注目に値するでしょう。現在問題になっているアフリカ、南米、オーストラリアなどでの中国企業の進出と買収は、決して経済目的の平和的なものではなく、軍事的意思に基づくものであることは間違いないことを見事に裏付けている。
「話せば分る」なんて甘いことが通じる相手ではないのです。いかに北京政府が騒ごうと、日本としては今後も軍事力を十分保持することが必要だと良く分ります。そのためにも、アメリカとの関係は良好に保つべきでしょう。
断言しますが、日本列島がシナの支配下にならない限り、シナと日本が平和な関係に落ち着くことはないでしょう。別に驚くこともないと思います。シナに限らず、世界の歴史を振り返れば普通のことなんですよ。
時には笑顔で握手して、時には罵りあい、場合によっては喧嘩する。それが普通の人間です。国だって同じことでしょ。
なお、表題の本は、日本ではタイトルが「中国が世界を思いどおりに動かす日」と意訳されて出版されています。原題の「不機嫌な中国」のほうが適切だと思いますね。
この本は十年ほど前に話題になった「NOと言える中国」の続編といっていいものですが、注目すべきは日本に対する記述の少なさ。経済大国となったシナにとって、日本はもはや重要な敵ではなくなったようです。
だからこそ、侮りやすく扱いやすい相手として日本が使われるのでしょう。現在、尖閣諸島周辺で拿捕されたシナ人船長問題で揉めている件なんぞ、その典型ではないかな。
私の想像ですが、おそらく北京政府の狙いは、経済格差が拡大して不満を抱えたシナの大衆に対するパフォーマンスでしょう。幸い今の日本政府は媚びへつらいを友好だと思い込める間抜けな連中が政権与党なので、日本を屈服させて国内の不満をそらす絶好の機会と考えているのだろうと思います。
で、その思惑どおりに事態は進みました。今後、日本の領土内でシナ人が犯罪を犯した場合、シナ政府が騒げば無罪放免されるという特権をシナ人に与えたわけです。
では、シナ人の不満は満たされたのか?
いやいや、地上で最も欲望に貪欲なシナ人です。この先欲望を益々エスカレートさせるでしょう。尖閣諸島はシナのもの、沖縄だってシナのもの。太平洋の西側半分を支配下に置くためには、日本列島を支配下に置くことは必要不可欠なことはアメリカをみれば分ること。
民主党政権は、ある意味パンドラの箱を開いたといってもいい。平和と友好を求めてやったこと(シナ人犯罪者を無罪放免する)が、結果的にはシナの軍事的野望に灯を点したと、未来の歴史家は著述するかもしれませんね。
その意味で表題の本は実に興味深い。いや、興味深いというよりも、その凄まじい本音に怖気ずくほどだ。本書の中で赤裸々に語られる若き研究者たちの語る内容は、日本のマスメディアがまず報道を避けるようなことばかり。
シナ人といえば、外交上手の接待上手。嘘を嘘で塗り固め、笑顔で親しみをこめた握手を交わしたすぐ後で、背後から冷たい視線で刺すかの如き裏表の激しい人たちだ。
彼らの本音を聞きだすのは、本当に難しい。なにせ、言ってることと、やってることが違いすぎる。私自身の経験に照らしても、あれほど理解しづらい人たちはいなかった。
この本の中で語られることも、どこまでが本気で、どこが見栄(面子というべきか)なのか判断しかねるが、言葉の節々にある傲慢にして独善的な態度ゆえに本音に近いだろうと想像はつく。
なにせ、シナ人にとっての平和とは、世界がシナ人の思いとおりになる世界のことだ。軍事力あっての平和であり、経済も文化も軍事力の裏づけがなければ無価値だと断言する。
意味なきジャパニーズ・スマイルで平和外交なんぞを口にする、どこかの国の善良なる間抜け政治家にこそ知って欲しいものである。いや、彼らが知りたがらず、見たがらず、自分の脳裏に描く妄想だけを信じていることは分っている。
ならば分るはずだ。シナ人が外国人を信用せず、自分たちが世界一だとの妄想を信じて疑わず、自分たちの正義こそが世界の正義だと思い込める愚かさを。
事実を直視する勇気を持たず、自分だけが正しいと思い込んで、周囲の声に耳をかさない人たちは、世界中どこにでもいる。ただ、シナ人は数が多い。それゆえに無視できぬ存在なのだ。
シナ人以外の人々にとっては、不快でしかない内容の本なのだが、それでも日頃隠されている彼らの本音を知る意味で価値がある本だと思います。
なかでも21世紀は残り少ない資源(石油など)を実力で奪い合う時代であると述べていることは注目に値するでしょう。現在問題になっているアフリカ、南米、オーストラリアなどでの中国企業の進出と買収は、決して経済目的の平和的なものではなく、軍事的意思に基づくものであることは間違いないことを見事に裏付けている。
「話せば分る」なんて甘いことが通じる相手ではないのです。いかに北京政府が騒ごうと、日本としては今後も軍事力を十分保持することが必要だと良く分ります。そのためにも、アメリカとの関係は良好に保つべきでしょう。
断言しますが、日本列島がシナの支配下にならない限り、シナと日本が平和な関係に落ち着くことはないでしょう。別に驚くこともないと思います。シナに限らず、世界の歴史を振り返れば普通のことなんですよ。
時には笑顔で握手して、時には罵りあい、場合によっては喧嘩する。それが普通の人間です。国だって同じことでしょ。
なお、表題の本は、日本ではタイトルが「中国が世界を思いどおりに動かす日」と意訳されて出版されています。原題の「不機嫌な中国」のほうが適切だと思いますね。
この本は十年ほど前に話題になった「NOと言える中国」の続編といっていいものですが、注目すべきは日本に対する記述の少なさ。経済大国となったシナにとって、日本はもはや重要な敵ではなくなったようです。
だからこそ、侮りやすく扱いやすい相手として日本が使われるのでしょう。現在、尖閣諸島周辺で拿捕されたシナ人船長問題で揉めている件なんぞ、その典型ではないかな。
私の想像ですが、おそらく北京政府の狙いは、経済格差が拡大して不満を抱えたシナの大衆に対するパフォーマンスでしょう。幸い今の日本政府は媚びへつらいを友好だと思い込める間抜けな連中が政権与党なので、日本を屈服させて国内の不満をそらす絶好の機会と考えているのだろうと思います。
で、その思惑どおりに事態は進みました。今後、日本の領土内でシナ人が犯罪を犯した場合、シナ政府が騒げば無罪放免されるという特権をシナ人に与えたわけです。
では、シナ人の不満は満たされたのか?
いやいや、地上で最も欲望に貪欲なシナ人です。この先欲望を益々エスカレートさせるでしょう。尖閣諸島はシナのもの、沖縄だってシナのもの。太平洋の西側半分を支配下に置くためには、日本列島を支配下に置くことは必要不可欠なことはアメリカをみれば分ること。
民主党政権は、ある意味パンドラの箱を開いたといってもいい。平和と友好を求めてやったこと(シナ人犯罪者を無罪放免する)が、結果的にはシナの軍事的野望に灯を点したと、未来の歴史家は著述するかもしれませんね。