我ながら情けない。
>重度のギラン・バレー症候群と診断されたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)の三男・マキシムス君の退院に暖かいコメントが寄せられた。
私は母をギランバレー症候群で亡くしている。活動的な人で、私のようなナマケグマと違い、いつも動き回っていた。だからこそ全身麻痺で動けなくなった自分を理解できず、病院で騒ぎ立てる有様であった。
だが時間とともに受け入れたかにみえたが、今度は極度に人嫌いになり家族以外を受け入れなくなってしまった。だから葬儀は身内でしかやっていない。随分と不平も言われたが母の最期の頼みだと突っぱねた。
ただ、それが正しかったのかは今も少し疑問に残る。別に親戚に不満がある訳ではない。ただ母の最期の頼みに忠実でいたかっただけだ。それでも心の中で消化しきれぬ思いはある。
フリードマン選手の息子さんが回復した記事を読み、あぁ回復することもあるのだと思ったが、そこからのリハビリは大変だろうと思う。何故に母も回復できなかったとの思いも、今更ながら私を悩ませる。
私はどうも器の小さい人間みたいだ。