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水の力は凄い。生命の源ではあるが、また、その破壊力も突出している。一夜の雨でまた第2堰堤から上の未舗装の山径は大荒れ。ようやく上ってくるのが楽になったと思っていたばかりだった。ただ、土砂災害で死者が出たり、川が氾濫し家が流されたり、今だ日常を取り戻せない多くの人のことを思えば、何程のこともない。それでもしかし、人は最悪のことばかり考えて生きているわけにはいかない。要はその加減だろう。
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牛が8頭上がってきた。ホルスもいいが、やはり和牛には別な愛着を感ずる。20ヶ月で人に食べられてしまうのではなく、この牛たちは繁殖牛と言って、和牛の子供を身籠っているお母さん牛である。今後も子牛を〝生産″する役割を負っている。
以前にも同じことを呟いたが、牛と人間だけは雌や淑女でも角を持っている。この立派な角、少し生意気な気がしないでもない。ともかく、しっかり体を作っていい仔牛を産め。
きょうは人の来訪もあって、忙しかった。第1牧区の電牧下の草刈りも、倒木があったりして一部やり残しがあったが、きょうで完全に終わった。少し余裕ができるから、牧場外のことにも手が出せるだろう。
O谷さん素晴らしい映像拝見しました。本当に良かった。風景、水の音、背景の音楽、あんなのを見たら人が押し寄せ、あそこの雰囲気が一変してしまわないかと不安です。だから、とりあえず、これだけにしておきます。
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