JAXAの天文台のすぐ下で、ようやく鹿を一頭捕獲した。6月15日以来。ここにその写真を載せようかとも思ったが、見る人によって印象はさまざま、受け取り方も異なろうし、今回は止めておくことに。それにしても、昨日だったら人の手を借りることもできたのに、皮肉な話だ。
牛の頭数確認というのは、結構難しく、経験も要る。すぐ動くし、重なると数え違いを犯しやすい。普段はカールツアイス社製の双眼鏡を使い、一頭一頭の耳に付けている牧場番号か、耳票と呼ばれる牛のID番号を記録する。今日は変なことを考えていて、ウッカリその双眼鏡を忘れてしまった。No22を確認しそこなったので、もう一度上がる。
当牧場は公道が牧場の中を走っている。それゆえか、牛の盗難を心配してくれる人がいる。しかし、耳票のない牛はどこでも殺処分してくれないし、あれば盗難された牛と分かるようになっている。また素人が牛を捕まえたり、殺したりなどまず無理。
午前中は晴れ間も見えたが、午後は今にも泣きだしそうな梅雨の空に戻ってしまった。雲間から見えていた空は汚れのない美しい夏の空だった。そうそう、晴れていれば今夜はスーパームーンが見えるはず。スーパームーンとは、満月で地球に一番接近したオ月サマ。通常のサイズより14%、明るさは30%も増して見えるのだと。