昨日紹介した種平小屋、どうしたことかiPhoneでは文字が読めない。どういうことだろう。同小屋のT夫妻は、近々小屋の近くを流れる栗立川の遡行図も作成しようとしている。入笠の伊那側に、沢登りを楽しむルートがそのうち何本もできるだろう。
さて、昨日の入笠、ど日蔭の曲がりを過ぎた辺りが最も残雪が多かったが、通行できないというほどではなかった。どうも、スピードを出し過ぎて、余計な轍を作る下手くそなドライバーがまだいるようだ。
今日の写真からも分かるように、日当たりのよい斜面に雪はもうない。大沢山の上部には、早くも生え始めた牧草の新芽を食べる鹿の姿が見えた。頭数は少しづつ減っていると思うが、年々鹿は学習し、知恵も付き、警戒心も旺盛になるばかりだ。頭が痛い。
遠くの取水場から引いている水は、まだ途中で凍っているのか小屋までは届かない。しかし、別の取水の方法もあるので問題はないし、例年小屋開けには間に合っている。大丈夫だろう。
牧場で働くようになって10年目の管理棟や山小屋は、さすがに手を入れたい所が目に付く。これまでも屋根の塗装や、板壁の防腐剤塗りなどはやってきたし、小屋の中の48畳の部屋の根太はすべて新しくした。手に負えない所は、業者にも頼んだが、特に管理棟は、前にも書いたが、改めて見るまでもなく時の経過を感じてしまう。
Nさんがコメントされていた会津藩々祖・保科正之を始め、高遠にはたくさんの歴史物語が残る。このブログにも、時にはそんなことも話題にしてみたい。
山小屋、キャンプ場の営業内容については、カテゴリー別の「27年度の営業」を参考にしてください。