入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

冬の入笠牧場 (6)続々また続その日その時

2014年03月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など





   今日も少し雲はあるが、天気は悪くない。気温は何度くらいか、このくらいの時間(AM8時)になればせいぜいマイナス2,3度、歩くにはちょうどよかろう。道中2時間とはかかるまいし、心配するような所もない。
  
               


 かくして、山の日々はたちまちに過ぎ、別れの時が来た。みな雪の山を味わい、古い山の歌を歌い、酒も呑んだ。この山や森で過ごしたわづかな時が、またいつものように尊い、懐かしい思い出に変わってゆけ。遠ざかる足音につれて、辺りがまた人気のない冬の山に帰ってゆく・・・。
                                              3月25日記
                      

 
 追記:リーダーのAKWさんから素晴らしいPHが何枚も届いたので、このブログに取り込もうと何度も試みる。が、それができない。以前、Ume氏やNKZ氏、高田氏の作品は紹介できた。まことに残念。もう少し勉強して、必ずご覧にいれたい。それまで乞うご期待。
 あの写真を見れば誰でも、裸足でさえ(オーバー?)、この冬の入笠に出かけてみたくなること必至。ああ、それにしても残念無念。折角、写真掲載を快諾してくれたAKWさんには不手際をお詫び申し上げます。
 
 3月の中旬、10日過ぎになるか、今冬はまだ歩いてない法華道から、春山を味わいに犬も連れて登りたい。


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冬の入笠牧場 (6) 続々その日その時

2014年03月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 昨夜(23日)、リーダーのAKWさんは早々にダウンし、OZWさんも9時前に、もごもご言いながら男性用の寝所に引き取ってしまった。珍しくアルコールが効いたようだ。二日酔いにでもならぬかと、翌朝を心配した。

 ところがである、彼女は凄い。まだ暗い極寒の午前3時半に起床し、朝食の準備を始めたそうだ。そして、予定通り全員が7時、ガヤガヤと元気に出発していった。

 みんなが出払えばすることもない。昨日作り置いた粕汁を温めて、魚を焼き、納豆と香の物を用意する。粕汁はトン汁と同じような内容(豚肉、大根、人参、ゴボウ、キャベツ、椎茸、豆腐)だが、味噌は薄く味付け程度にして塩で決める。こうすれば、今後も温めるごとに味が劣化しない、と信じている。
 そして、初日に入ることを拒まれた玄関の前に椅子と本を持ち出す。わずかに土や枯れ草も見える日だまりで、長い一日を出雲や満州、はたまたアラスカへと旅に出る。暖かくて、風呂にでも入ってるような快さ。ドロドロしたブランデー(ウイスキーは飲んでしまった)がその快感をさらに膨らませ高める。有難や。

 

 結局、みろく山の会の皆さんは、頂上から仏平に下り、ヒルデエラ(大阿原)を一周し、「ビューポイント」を経由して午後2時過ぎに帰ってきた。テイ沢はカットしたそうだ。

 で、3時半、貸してあったスノーシュー(ズ)も戻ったことだしと、希望者を募り少しばかり”とっておきの場所”を案内することに。

 
 
 
 
 

 

 参加者全員感動、歓喜盛大的、「本当に来てよかった」。今回も残念ながらPHは真実を語ってくれない。

 そして二日目最後の夜。”歌を忘れぬ80歳”さんの美しい歌声をバックに、主演”ロマンスADC”さん72歳の、かそけき恋の物語、涙の一幕がユルユルトと始まるのだった。(つづく)

 
 

 
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