Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

間違ってた!子供を遊ばす時間・・・

2013-10-14 | NYの育児・教育事情

息子と揉める大きな原因の一つに,学校帰りに「公園へ遊びに連れて行け」「プレイデイトをしろ」という息子の要求がありました.ナーサリー時代は終われば毎日1時間は外遊び,プリK(年中)時代もほぼ毎日プレイデイト.キンダー(年長)になってからも時間を30~45分と決めクラスの子達と一緒に即公園へ.

しかし,1年生になって宿題もばっちり提出されるし(キンダーの頃から毎日ありましたが…),その後の日本語や日本式算数の勉強を考えたら,遊ぶ前にさっさと勉強を済ませてもらいたいのが親心.

だけど,そりゃまあ,学校での緊張感やストレスを外で発散させたいのだろうとも思うので,どう息子を説得するべきなのかわからないまま,無理矢理連れて帰る状態.

まあその辺で息子と対立していたわけです.息子は「外で遊ばせてくれない意地悪母」と思っていたようです.

先日私が怒り狂って,息子の夕食を抜きにした件もこんなことが原因でした.

ところがその翌日,ひょんなことで助っ人が現れ,息子の目の前で私に話してくれたことが切っ掛けとなり,それ以来息子が学校帰りに外遊びをせがまなくなり,とっとと帰宅し,オヤツも食べずにさっさと1番に宿題に取り掛かるようになりました.

正直大助かりです.

まだ10日間ほどですけどね.

で,その助っ人というのが,「女鬼校長」と影で呼ばれている息子の学校の校長先生と,お世話になっている日本語先生.2人して同じことおっしゃるんですわ.

要は「学校が終わったら即帰宅し宿題に取り掛かる習慣を今から付けておいてください.宿題は学校で習ったことの続きです.学校の延長だと思って即取り掛かってください.プレイデイトや公園遊びは宿題が終わった後にしましょう.」と校長先生.

「学校が終わった後,即友達と戯れたり遊んだりする習慣の付いている子は,中学や高校になって治そうと思っても絶対に治りません.学校帰りに街をフラフラ歩いたり,タバコやもっと悪いもの(ドラッグなど)に手を出したり,ゲーセンに通ったり,恋人とイチャイチャしたり,その他いろいろ10代の子が友達と楽しむのは悪いことが多いですから,そういう道へ進みやすくなるんです.宿題の量は膨大なのに,放課後の『友好』の時間はもっと長くなっていき悪循環どころか修正が利かなくなります.今のうちから学校が終わったら即帰宅し宿題をする習慣を付けないといけません.遊びはそれから.」と日本語先生.

街をフラフラしている柄の悪そうな10代の子が大っ嫌いな息子は,「自分があんなになるのは嫌だ!」と思ったのか,物凄い顔をして私の横で話を聞いていましたが,それ以来学校帰りに「公園へ連れて行け!」と言うことはなくなりました.

私,日本の田舎育ちなのでね,放課後は宿題なんかしないで友達と暗くなるまで遊んで育ったんですわ(それこそ夕飯前まで).それが普通なんだと思っていたので,そんな風に遊ばせてやれない我が子が可哀相だな…と気持ちのどこかで思っていたので,すごく吹っ切れました!!

そうだったのねぇ.だから勉強の仕方が長い間分からなかったのかぁ….

そりゃそうか….

でも一つ言うと,子供達だけで勝手に遊びに出掛けることが許されないNYでは,この一旦帰宅し部屋着に着替え,宿題を終え,夕飯作りの最中に手を止め,また外着に着替え(絶対にドロドロにするから),薄暗い外で遊ばせ,帰宅しまた着替えさせ,夕飯の準備を再開するという工程が,非常に面倒に感じるんですけど….そんな時間にプレイデイトしてくれる子もいないだろうし….

でもここは,「宿題終えたら子供達の遊びに付き合うのは徹底してください!」と釘を刺されました…(汗).

結局どっちにしても大変だ….

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コメント
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