息子も減らず口ですが、娘も負けていません。あー言やこー言う2人組みなので、最近「口答えするなぁっ!!」と旦那に怒鳴られっぱなし…。3歳の娘も生意気なこと!!
久しぶりに娘に「おおきなかぶ」を読んであげたんです。一通り読んだ後に
娘:納得いかない面持ちで「このおじいさんは、
蕪がこんなに大きくなるのは知らなかったの?」
私:「うん、知らなかったんじゃない。大きくなったらいいなと思ってたんじゃない?」
娘:「そんなら仕方ないか…」
知ってて植えたのであれば、おじいさん責任と言いたいのだと思う…。
娘:「どうしてみんな、尻尾引っ張ったり、服引っ張ったりするの?
そんなことしたって蕪は抜けないじゃん!
みんながちゃんと蕪を持って引っ張らないと!どこ引っ張ってんの?!」
娘:「みんな何してんの?」
私:「猫がネズミを呼んで来ている間に考えてるのかな?どうやって抜こうかな?って」
娘:「ぼ~っと考えててもダメじゃん。
蕪のとこ(周り)の土を取ったり(掘ったり)しないと!」
娘:「First of all、この孫はブーツじゃなくて、スニーカーに履き替えないとダメよ。
力入らないもん。」
とこんな具合。
クソ生意気でしょ?でも、なんで尻尾引っ張ったり、服引っ張ったりするのか?って視点は的を得てるな…と笑ってしまいました.
それから、もう一つ。園でのお友達の話。
クラスにシャーちゃんという女の子がいるのです。同じアジア人ということもあってか(クラスでアジア人は娘とシャーちゃんだけです)、シャーちゃんママがプレイデイトを計画したり、娘と手を繋がせようとしたり、強引に娘と遊ばせようとくっ付けるのですが、娘はかなり嫌がるんですね。自分の気が乗らなきゃボーイフレンドとも手を繋がない子ですから。おウチでは元気いっぱいな女の子のようなのですが、園ではまだ一言も喋れない、お友達の輪に入れない女の子のようです。
娘:「今日ね、シャーちゃんがね、お天気したけど、あの子バカなんよ!」
(「お天気」とは、皆の前に出て当日のお天気を発表したり、皆に問うたりします)
(「バカ」という言葉は、日頃お兄ちゃんに「リーはバカだ」と散々言われていて、最近彼女も真似して使い出しました…涙)
私:「学校のお友達のことバカなんて言っちゃだめよ!そんなこと言う子は悪い子よ」
娘:「だってシャーちゃん、ずっともずっとも(「ず~っと」と「ちっとも」が合わさった娘語)何にも言わないんよ。」
私:「シャーちゃん、シャイなんよ。みんなの前でお話するの恥ずかしいんじゃない?リンちゃんだって最初そうだったでしょ?」
娘:「恥ずかしいっていったって、どれだけ恥ずかしいのよ。もう学校始まってずっと経ってる」
私:「まだ慣れないんじゃない?」
娘:「恥ずかしいんだったら、さっさと言えばいいんよ。今日はサニー(晴れ)かウィンディー(風が吹いてる)かとかささっと言えばすぐ終わるのに、じ~っとして何にも言わないから、先生も『みんな静かに、シャーちゃんをよく見ましょう』って言って、そんなことしたらもっと恥ずかしくなるじゃん!」
私:「そうだねぇ。それでシャーちゃん言えたの?」
娘:「ううん。みんなず~っと待ってたけど、それでも言わなかったの。時間の無駄!」
私:「そんなこと言わないの。次はたぶん言えるんじゃない?恥ずかしがり屋な子はいるんだよ。声かけてあげたり、一緒に遊んであげたりしようね。」
娘:「でもスナックタイム(おやつの時間)はシャーちゃん全然シャイじゃないよ。ほんとはシャイじゃないよ、あの子。」
私:ああ、そう言えば、毎朝時間が無いから朝食抜きで学校行ってるってシャーちゃんのママが言ってたなぁと思いつつ、「すっごくお腹空いてるのかもしれないね?遊ぶ時間のときも、シャーちゃんとは遊ばないの?」
娘:「リンちゃん、シャーちゃんとは絶対一緒に遊ばないの。シャーちゃんじ~っとしてるだけで、全然楽しくない。」
私:「でもシャーちゃんはリンちゃんと遊びたいと思ってるかもしれないから、一緒に遊ぶ?って声掛けてあげるのは大事なことよ。」
娘:「でもプレイタイム(自由遊びの時間)はすぐ終わっちゃうもん。リンちゃん、アメちゃんとかソフィーちゃんとか(皆一学年上のお姉ちゃん達)と一緒に遊びたいから、リンちゃん忙しいもん。シャーちゃんは何してるかな?ってそんなことばっかりthinkingしてたら、リンちゃんお友達と遊べなくなるもん。シャーちゃんが自分で頑張るか、違う学校行くかしないと、リンちゃんばっかりシャーちゃんのヘルプすることはできないもん!シャーちゃんのママも好きくない(好きじゃない)!」
と、しっかり主張!この子にグレーゾーンはない…。
まあね、3歳児の人間関係もいろいろあるんだな…と思ってね。なんと言っていいのやら…。
私やお兄ちゃんに向かって「バカ」って呼ぶのはまあ、なんとも思ってなかったんですけど、お友達のこと「バカ」って言ったのはショックでしたけど。
娘も知らない一学年上のお姉ちゃん達の輪に入っていくの勇気がいったと思うんだ。それでも頑張ったんだろうな…と思うし、クラス内の子みんなと仲良くするなんて不可能で、やっぱり気が合う、合わないっていうのが、子供同士でもあるわけだからね…。
ちょっと様子見てみます。
さて、ボーイフレンドのJくん。
私:「今日もJくんと遊んだの?」と聞くと、
娘:詰まらなそうに「ああ、Jくん。リンちゃんが何処行っても、いっつも一緒。」
私:「Jくん、リンちゃんの傍で何してるの?」
娘:「別に、な~んにも。」
私:「何にもしてないの?リンちゃんの傍に居たいだけか?でもリンちゃんJくんのこと好きなんでしょ?」
娘:「好きよ。でもねぇ、アーくんもいいなぁと思ってるの。」
私:「ええ?!アーくんのことも好きなの?」
娘:「あのね、アーくんちょっと悪い子なの。先生によく怒られてるの。『アーくん走らないの!アーくん大きな声出さないの!』って。でもね、悪い子なんだけど、悪い子のほうが、なんかリンちゃんカッコいいなぁと思って見てるの。でもアーくんは『ガールとは遊ばない』って言うから、リンちゃんちょっと涙が出るの。」
私:「えっ?!学校で泣いてるの?」
娘:「涙が2つくらいポロンと出るけどね。でもリンちゃんソフィーちゃんやアメちゃんと遊ぶの楽しいから、いいかって思う。」
とのことで、こんな小さくても既に優しい男の子よりも、ちょいワルがいいようで、女心も複雑です。
まあ、この娘とは家でず~っとこんな感じで話してるので、様子がよく分かっていいですけどね…。まるでドラマ見てるような展開です(苦笑)。
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