Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

盗み聞きする母親

2015-02-09 | NYの育児・教育事情

週の初め早々からガッチガチに氷まくった朝を迎えたわけですよ。
ほんともう、勘弁してくれ~。
雨が即凍ってるから、
なんだったら駐車場でアイススケートできるような、
そんな凍りよう。

車の上から熱湯ぶっ掛けてやろうかと思うほど、
車だってガッヂガヂ。

こんな朝なのに、今朝は8:20からサイエンスの保護者ワークショップがあって
行く気満々だったのね。
「対象保護者:小学3年生」
って、私の息子2年生だから、私は対象外!

なんだけど、聞きたいんだもん!しょうがない。
なんだったら摘み出される覚悟で、
こっそり変装して潜り込んでやる気満々だったわけ。

でも、息子を送って、娘を送ってしてたら、
明らかに間に合わない。
もうややこしいな・・・と考えた末、
「もう今日はええわ。あんたら家でのんびりせられ。お母さん学校行ってくるから。」
と言うと、
旦那:「子供達登校してないのに、母親だけ学校行ってるのって、やっぱりおかしくない?」

息子:「嫌だ~!今日はジム(体育)があるから絶対行く~!それに僕は皆勤賞目指してるんだ~!」

ってこと。
っつーか、息子の登校ポイントは体育と皆勤賞。
出来の悪い男子の典型じゃないか?!
でもまあそれなら仕方がない・・・。
ということで、渋々学校へ連れて行ってきた。

参加者は入り口で氏名やら子供の学年とクラスやらを記入しなくていけない。

やっぱ3年生の保護者しかいないね・・・(汗)。
なので、息子の学年、2年生の部分を、
「2」なのか「3」なのかはっきりしないように書くのに梃子摺る・・・。
年中の子が書いた数字ですか?って突っ込まれても仕方ないような字。

「あら?あなた、どっちのクラス?お子さんの名前何?」とか聞かれるのが嫌だったので、
こっそり遅れて入り、後ろのほうに座ることにする。

レクチャー始まってた会場にこっそり入ったのに、
先生が、「あれ?なんか変なの入ってきた?」みたいな、キョトンとした顔して、
一瞬レクチャー止まったし・・・。
残念ながら、顔、覚えられてんの。

おかしいな・・・。普段は着ない、
私らしくない、ヒョウ柄の服着て行ったのに、余計目立った?

午前中いっぱい使ったレクチャーそのものはとても良かった。
気になっていた部分が明確になって、今後に役立てそう。
というか、夏休みの自由研究に使うために、
わざわざコソ泥のように忍び込んだってわけ。
性格的に先回り、先回りしないと落ち着かないイラだから・・・。

さてと、お開きになって、皆が井戸端会議に花を咲かせる前に、
そそくさと抜けて帰宅。
セーーーーフ!!
見事、盗み聞きできたという達成感!

「2年生の保護者なんですけど、ちょっとお邪魔させてください!」
と、一言言えればそれでいいんだけど、
なんかそんな事言うと、
物凄く「張り切ってるママ」感が否めないでしょ?
嫌なのよ、そんなの。
そんなハキハキ言ってると、PTA役員推し進められる破目に遭うんだから・・・。
この行動力第一のNYにおいて、
コソコソとゴキブリのごとく行動することだって実は身を守るために必要。

で、明日は数学のワークショップ。

また早朝から頑張らねばならぬ。

 
今日の煮込み、ポトフ。
しし唐と豚肉の炒め物、奥にオヤツ用のつくね。

もうね、寒いから、
毎日煮込んでるよね。

煮込まざるを得ないってくらいの感覚で、
毎日煮込んでっから。

煮込みなかった日にゃ、
「あれ?今日煮込みは?!」って、
旦那も子供達も不信感持って聞いてくるもんね。

大きな鍋でコトコト煮込んで、
もちろん翌日に残しておくんだけど、
鍋ごとベランダに放置してるもんね。

鍋ごと凍ってるし・・・。
でも味がしみて、2日目もというより、
2日目のほうがより美味しいんだよね。

しし唐はね、時期外れなのは重々承知してるんだけど、
アメリカのスーパーで「SHISHITO」って売られててビックリしてね。
それで思わず騙されたかのように購入。
アメリカ人に理解してもらえるのかな?
あの、ロシアンルーレット的に、強烈に辛いのが混じってるっていうのが。
絶えられなくて苦情とか、
騙されたといって訴訟とか。

そんな心配をしながら、
どんなもんか買ってみた。
3つに1つが辛かった・・・。
辛い率高過ぎじゃない?!

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イスラムの人に過剰反応してしまう自分

2015-02-09 | NYの育児・教育事情

NY在住のイスラムに関わることなんだけどね。

こんなこと書くと、誤解されて、また苦情来てもややこしいしね、
書くことそのもので私自身も複雑な気持ちになるので、
一旦書いてたんだけど、やっぱり消したのね。
で、2度目書きかけてたけど、途中で止めてたのね。

でもやっぱり、無駄にドッキドキするときもあるので、書いておくことにするわ。
もしかしたら、私と似たような体験する人もいるかもしれないから(って、たぶんいないな・・・)。

まあ、あんな惨い残酷な事件があって、
毎日必死で日本のニュース見てたらさ(アメリカのニュースじゃ大して報道されなかった)、
急に、まさかの在外邦人にも白羽の矢が当たって「ひょえ~~~!!」ってなって、
NY総領事館からは、
「日ごろからテロや誘拐の危険から身を守るように」という重いメールがきたりしたわけなのね・・・(汗)。
おまけに日本のニュースじゃ黒ずくめの男や、武装した軍団が出てて怖いし、
流れるニュースもおぞましいし、と思っていたら、
訳の分からぬアラビア語のシツコイ間違い電話が7回もかかってくるしね。

もうなんて表現したらいいの?この血の気の引く感じ・・・。

去年の11月か12月のブログにUPしてたはずなんだけど(見つからない・・・)、
私のコンピューターに変なウイルス付いちゃってね。
ウイルス名も何もかも分かってるんだけど、
私の個人情報がどんどん中東へ流れて行っててね。

そう、まさかの「中東」。

もう、おっそろしいったらない(汗)!!

そんな全てが合わさって、
なんかもうよく分かんないから、中東も、イスラム教徒も極力関わりたくない・・・という心境。
見極め付かないんだもん!

しかしここはNY。
中東からの移民も、イスラム教徒も多い。

個人的にイスラム教や中東の人と接点がないので、親しい人はいなかったんだけど、
息子の学校ボランティアを通して、
ある熱心なイスラム教徒のママと親しくなってんのね。
常識あって、真面目で明るくて、ご主人と子供達のために献身的に尽くす彼女。
毎日朝食のメニューも違うし、
朝?夜?3時に起きて、旦那希望のケーキ焼いたりするような、
今どき世界遺産級な「良妻」。
私にパイを焼いて届けてくれたりしたこともあったのよ。

先日、歩いて息子を学校まで迎えに行った日のこと、
ほんと寒かったの。
彼女はイスラム教の伝統的な、
あの顔だけ出すような布のような服の上から(名前調べたけど、違いがわからん・・・)、
ごっついジャケット着てた。
「いいわね。あなた、下に何着てても、外から見えないのね。」
と自分で言っておいて、
脳裏に浮かぶのはサジダ・リシャウィ死刑囚が身に巻き付けていた爆弾の映像・・・。

しまった、こんなところで思い出してしまった・・・(汗)。

と、思ったけど、こうなったらもう悪いほうにしか想像が出来ない単純脳。

彼女と会うといつも、イスラム国と、一般のイスラム教徒は、
何処がどう違って、
どうしてあんな軍団が出来上がってしまったのか?
いつも生の声が聞きたい、聞きたいと思っているけれど、
結構そういう話題ってタブーな空気漂ってる気がするのよね。
なんて、頭の中はずっとそんなことを考えているんだけど、
口先からは他愛もない世間話しか出てこない。

「今日は寒いから、歩いて帰るのなんてやめなさいよ。
ちょうどあなたの家の近くを通るから、
車で送っていってあげるわ。」

と言ってくれた彼女に、「ああ、ほんと?ありがとう!」と、
口先だけの他愛もなかった世間話の延長で、
思わずお願いしてしまった自分。

その直後から思い出す、
誘拐の危険から身を守るように」という領事館からのメール・・・。

誘いに乗っておいて、ここで断ると失礼か?
どうする?
大丈夫か?
ちょっとそこまでだから心配ないか?

と、頭の中パニック状態の中、
学校から元気よく出てきた息子に、
「デヴィッド、今日は私たちと一緒に帰りましょうね。」
という彼女。
「いえ~い!!」と飛び跳ねる息子。

もう断れないね・・・(汗)。

「車の中、汚いけど許してね。」という彼女の車の中は、
雪も泥もなく、とっても綺麗。
私の車のほうがよっぽど泥雪まみれ。

で、乗ってすぐ目に付いたのが
アラビア語のお守り!
交通祈願か何かなのか?

それ見て急に動悸が激しくなってくる自分。

で、エンジンかけたと同時に、
流れるアラビア語の音楽。

ひょえ~~~っと慄いた。

中学生のお兄ちゃんも一緒に車に乗り込み、
イスラム3対日本2じゃ、どう考えても太刀打ちできないなと、
いざというときに備える覚悟・・・。

そういえば、アメリカ生まれだけど、
1年間だけ中東で教育を受けたと言っていたな、
そういうときに洗脳ってされるのかな?
とか、要らぬことばかりが頭を過ぎる。

もういっちょ言うと、彼女の名前が、
アメリカが捕まえて殺害した、
テロの総責任者と同じ名前。
なんか怖くて、未だに名前で呼べない・・・。

「考え過ぎだって!自分!」

と思っても、止まらない悪い妄想。

領事館の言う、誘拐というのはこういうことだったのか?
もしここで誘拐されても、
自ら車に乗り込んだ私の、自業自得ってことになるのか?
日本の母は、記者会見でトンチンカンなことを言うことになるのか?

そんなこんなで即家の近く。よかった渋滞とかなくて・・・。

すると、「これでもうあなたの家、わかったわよ!」と彼女。

バレたのか?!
私の家がバレてしまったのか?!

と焦り、
「こ、ここで降ろしてくれたらいいわ。」と、赤信号で停まった隙に、
「早く!早く!」と息子を引き釣り降ろし、
最後は顔、引き攣りながら「ありがとうね~。」って。

家まで息子と走って帰って、
ふぅ~、なんかマジで疲れた・・・。

その日の晩、旦那に話すと、
「バ~カ!お前考え過ぎだよ。一般のイスラム教徒は優しくて問題ないよ。
でもまあ・・・、

NYにも、イスラム国の支部みたいなのはあちこちにあるだろうけどな。」

って、その最後の言葉が余計~!

ヨルダンが迷いもせず「倍返し」政策に乗り出した先週の金曜午後、
我が家から一番近いイスラム教のモスクは、
いつも以上に混雑&渋滞していたように感じた。
特に若者が目立つ。
祈りに行くような落ち着いた服装じゃなくて、
アラビアン・ナイトみたいな、お洒落な格好で、
ラクダに乗ってきたんじゃないか?と思うような、
カッコいい男性もいて、
写真撮らせてもらえばよかった・・・と、後になって少し後悔。

まあね、家の近所にモスクあるってことは安心だよね(狙われないよね)。
(の前に、こんな田舎自体、先ず問題ない!と言いたい人のほうが多いはず。)

と思って、なんて名前のモスクだ?と看板を見たら、
シ、シーア派?!
シーア派と読むような、そんな気もするし、
スンニ派と読むような、そんな気もする・・・。
分からん。
アラビア語をローマ字に変えたような字じゃ・・・。

ただ、「中東系の男前は、私の好み!」というのは事実。

因みに、彼女はイスラム国とは無縁だと信じてます。

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