Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

すげぇ押してくる、押されてる

2015-02-12 | NYの育児・教育事情

娘の懇談があったんですよ。
まっ、娘に関しては正直何にも心配していなかったんです。
あの子、世渡り上手な部類に入るから、
きっと先生から褒められるだけだなって、余裕噛ましていたわけですよ。

「よくおいでくださいました。」
「いえいえ、いつもお世話になっております。」

みたいな、お互い低姿勢でスタートしたと思ったらいきなり、

「あなた今年は手ぇ抜いてますね?」って。

ええっ?!私かよ?みたいな、突然な叱られ体勢。

「何も遅れていないし、プリK(年中)の過程、全て出来る子です。
お友達と仲良く遊ぶし、学校も好きだし、何も問題ありません。
ただあの子なら、もう既に本がスラスラ読めていても不思議じゃないのですが、
おうちで十分サポートしてあげていますか?
していませんよね?」って念押し。

「こ、こ、今年の私の任務は日本語でして・・・、
英語は旦那が担当ということになっています。」

と、言い逃れようと、
変な汗かきながら頑張った。

「リディアはとに角学びたい子。勉強が大好きな子です。
時間を惜しまず、彼女に費やしてあげてください。勿体無いです!!」って、
穏和な先生からまさかのイエローカード。
しかもかなり厳しく。

息子の学校の先生もそうだけど、
すげープッシュしてくるよ。
空手の先生もそうだけど、日本語の先生も、そして娘の先生も、
みんなが総攻撃で、母親の私を押すんですよ。

日本で学校終えて、25からNYでまた勉強。
嫌で嫌でね。日本で学校好きだったこと一度もなかったから。
「何で今更!何の罰ゲーム!」ってずっと文句言いながらだったけど、
何かの手違いで奇跡の有名私立大学、学費免除で入学。
ちょれーと思ったもんね。
アメリカで勉強するの、ちょろ過ぎるって、ほくそ笑んでたもんね。
バカでもタダで大学入れっぞ!
村人ども~集まれ~!って集合かけたもんね。

30で全て終えて感無量。
成績優秀者で名前呼ばれて卒業して、
達成した~!仕切った!よくやった!と思った。
もう勉強とはオサラバだ~!って、旗振った。心の中で。

なのに、子供産んだらまた「勉強、勉強」って、
みんなが私を押すんですよ。

なんか、人生計画が大幅に狂ってる。
軌道修正しても、すぐこっちへ流れていく。

どんなに他のことに目を向けても、
また「勉強」のほうへ引っ張られていく。

こんな人生・・・、

望んでなかった。

旦那に言ってやった。
「学校の先生、あんたに対して猛烈に怒ってたよ!
アメリカ育ちのくせに子供の勉強も見ずに、何やってんだ!って。
私、ビビッて泣きそうになったよ。」って。

こういうことは大袈裟に言うに限る。

旦那、少し肩が落ちて反省モードに突入。
しめしめ、少しは重い腰上げて関わろうとするはず・・・。

この旦那ね、息子が生まれた頃は、
「高校生になっても俺は勉強見てやるんだ。」って胸張って言ってたんだよ。
「誰が高校にもなってオヤジに勉強見てもらうんだよ。
気持ち悪ぃよ!」って言っても、
貫くぞ!みたいだったのに、
子供がプリK(年中)で挫折。お手上げ。

はえーよ!!

諦めるの早過ぎて引く・・・。

まあでもね、二番目以降に生まれた子へ時間作るのって、
ほんとに難しい!

そういえば数年前に大先輩ママに言われたんだった。
あんときはマジでビビった。

私の周りには有難いことに、ガンガン叱咤激励するタイプの先輩達が沢山いるのです。
もうね、職場の上司でも先輩でもないのに、
ちょっとしたママ同士の知り合いなのにそこまで言う?!
というか、こういう人間関係慣れてない人なら、泣くんじゃね?と思うほど、
オブラートに包む会話なんてこと全く無しで、
ズケズケ説教してくれるんですわ。

うん、愛を感じる!

そのとき言われたのはね、

「送迎(学校もお稽古も含む)と家事で手一杯で、
忙しい忙しいって言ってるママが多いけど、(明らかに私のこと)
ふざけるな!と思う。(そ、そんな・・・。どうもすみません)
そんなこと、NYのどの(人種の)母親もみんなやってることよ。
送迎と家事はこなして当たり前。
下の下の母親だってやってることなんだから。
送迎しただの、ご飯作っただのは、母親として最低限。
それ以外に、子供に何がしてやれるか?
何を教えてやれるか?
あんたは何を伝えてやれるか?よ。そう思わない?」って。

ちょっとね、いくらなんでもはっきり言い過ぎじゃね?
面と向かって言われて、膝がガクガクしたわ・・・。
なんか尻をね、バンバン蹴られているような感覚。

でもね、

厳しいお言葉だけど、ほんとそうだなって反省したんですわ。
これ言ったママっつーのがね、
専業主婦じゃなくて、
フルタイムで働くワーキングママで、しかもシングルマザー。
NYに頼れる親も親戚も無し。

だからほんとに、すげぇと思った。
説得力半端ねぇってね、
もう神々しく見えたよね。

その後はずっと私のNY子育てモットーになってる。

まあね、人間、叱られるうちが花。

明日から頑張ります・・・。
というか、(旦那を)頑張らせます。

クリックしていただけると励みになります

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっんと、糠に釘・・・

2015-02-12 | 2人育児

まただったんですよ・・・。性懲りもなく。
また例の、朝バトルだったんですよ。
予想通りのちょうど一週間後(一週間前日記はこちら)。

なんと息子、朝からシーツと枕を担いで、
悠々とリビングにやってきたんですね。
「まさかっ?!どういうこと?」って逆にこっちが吃驚して二度見。

「もう週末だったっけ?」と思わせるくらいの当然さを醸し出してんのね。

何?私を挑発してんのか?
それとも先週のバトルをもう忘れたのか?

なんなんだ?と思いながら様子を伺っていたわけなんですよ。

そうしたら、本格的にソファーで二度寝する準備・・・。

ムムッと込み上げてくるものがあるけど、
まあいい。今んとこマイナス30ポイントくらい。
これからササッと起きて、
ササッと食べて用意がきるのであれば、
まだ逆転のチャンスはある。

つーか、100歩譲ってチャンスをあげた。

んでね、「焼き加減フワフワのパンにヌテラ(へーゼルナッツとチョコ)塗って」って、
目を瞑ったまま言うので、
まさに、そうしようとしましたよ。
そしたら急に、「やっぱりバターと苺ジャム!」
「あっ、やっぱりバターとハニー。」という、いつもと変わりないフェイントの追い討ち。

しましたよ、しましたよ。
言われるとおり、家政婦のように。
卵は半熟、ミルクは人肌にもしましたとも。

私だってね、旦那と子供達を笑顔で送り出したいですからね、
朝の多少の我が侭は聞き入れるのですよ。

そうして、ダイニングにノタノタとやって来た息子の一言。

「え~っ、食べたくねぇ~!」

こ、これですよ(汗)。

「今、何つった・・・」って、私もね、人相も声のトーンも別人に変わりましたから、
一瞬にして。

「バナナは2切れじゃなくて、1切れしか食べれないってことだよ!」と、
必死の言い訳をする息子。

ああ、男が言い訳なんて見苦しい。
およしなさい。

「いらない、食べたくない」→「一切食べなくていい。」なんだって、うちでは。

ということで、一口も食べずに終了~!

「朝食抜き、氷点下徒歩通学のランチ抜き」にまたしても決定。

でさ、「歩いて行くから、さっさと用意しなさいよ!」
って怒鳴って、
一番ビクッてするの、

うちの旦那・・・(汗)。

ほんとのとこをバラすとね、朝、いっちばんダラケてんの、旦那なのよ。
ダラダラゴロゴロ・ボケ~の繰り返し。
板間がいいって、
床でゴロゴロゴロゴロされるんすよ。
毎朝、毎朝。

踏み潰すぞっ!!

子供達が家を出る頃、まだ寝てる。
私が子供達をそれぞれ学校に送って、
スーパーマーケット行って、
帰ってきても、まだ家にいんの。
通勤に1時間半もかかるから、
職場に着いたらお昼なんですよ。
なのに、2時ごろ昼休みだって電話掛かって来て、
トイザラスとか、FAOシュワルツとか、電気屋から電話掛けてくんの。
「仕事してんのか?!」って、ほんとに謎。

子供達、父親の働く後姿なんか見たことないからね。

でさ、旦那の上司にね、
「性根を根本から叩き直すために、
一回脅しでクビにしてやってください。」
って、お願いしたこともあるくらいだから。
上司、アハハって笑って、
「あんたがいるから大丈夫!」って、
笑い事じゃないよ!

それでも、大遅刻していく。
本人も「アメリカ育ちはこれでいいの。」って開き直る、
恐ろしや、NYの「ゆとり世代」。
大物になるか、一生ヒモみたいな男になるか、どっちかだわ・・・って言われて、
どっちにもならず、ずっと中途半端な立ち居地なんですけどね。
完全週休2日の、業務時間5時間、昼休み2時間って仕事だかんね。
今どき珍しい。
今も昔もずっとこんなの。
なんだったらもう一つ仕事増やせよ!
夜勤か遅番かなんか。

恥ずかしくって言わなかったけど、年末年始の冬休み、3週間以上あったのよ!
子供の冬休みより長ぇ~よ!!

もうね、食ってばっかりで、

ほんと、邪魔・・・。

3週間あったら、何かいいパートでもすれば?って思ってしまうわけ。
このままリストラされんじゃないかって、
私は内心不安だったわけですよ(毎年)。
一応、あれでも一家の大黒柱ですからね。
なのに当の本人は全く不安じゃないの。
常に「なんとかなるでしょ~。」ってノリで、実際なんとかなってきてんだよね。
どんだけ心臓に毛が生えてんだよ!


ああ、話が大きく逸れた・・・。

「食事は自分で調達しなさい。」と、息子に告げると、

「はい・・・。」って息子。

ってことで、また歩いて行ったってわけです。

私、往復1時間かかるんだけど、
私のほうが体力的にキツい罰ゲーム・・・。

学校終わって息子に、
「朝食食べたん?」って聞いたら、

「うん。やっぱ歩くとお腹空くんよな。ベーグルにバターとジャム付けたのと。
牛乳と、ハムエッグ。ランチも大盛りにしてもらった。」

って、ちゃっかり食べてた。

はぁ~。

今日の煮込み。

 
ビーフシチューと、ブロッコリーの炒め物。

クリックしていただけると励みになります

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする