はい、うちの息子のことです。
時計を見ません。
全く見ようとしません。
敢えてオサレじゃない大きな時計を壁に掛けてあるにも拘わらず、
その存在を完全無視してます。
今何時?っていう質問には答えられるんですが、
いつまでも永遠に時間があるとでも思っているかのように、
自由気ままに過ごそうとしたり、
フラフラ~っと遊び始めたり、
夜の8:45になって、
「お母さん、ちょっとテレビ見てもい~い?」とかマジで言うので、
時計を見ようよっ(怒)?!
となるわけです・・・。
朝も同じ、朝食時間が3時間くらいあるとでも思っているかのように、
優雅にお過ごしになる・・・。
自分一人だけ一日48時間くらいあるから、大丈夫だ~みたいな気でいやがる。
「あと5分で出発!」とか言っても、
勝手に出発すりゃあいいじゃん!っていうノリ。
ほんと、他人事で効き目無し。
「食べ始めてから既に40分経ってるよ!」って注意しても、
あら?そうですか!そんなに経ってますか?っつー目で見てる。
向かいの家の子(息子の1学年上)は、
毎日スクールバスで、やや遠くの学校へ通っていましてね、
毎朝7:00amには家を出て行くのが聞こえるし、
帰宅は4:00pm。
起床が早いので就寝も8:00pm。
そう考えるとですよ、
うちの息子は3:00pmに帰宅の
9:00pm就寝ですから、
お向かいの子よりも、
自由な時間が2時間もあるわけなんです。
遊ぶ時間がないだの、
テレビ見る時間がないだの言ってる、
アンタの時間の使い方に問題があるのよーつって、
口をすっぱーくして言ってるにも拘わらず、
ちっとも意味が分かっていない・・・。
時は金なり!!
って、再三言ってきたでしょーが?
ちっともピンときていないので、
冬休み中に、放課後の時間表を作り、
息子と一緒に考えてみることにしました。
9:00pm就寝からの逆算方式で、
自由時間が一体どれだけあるのか、
何がササッと片付けれられるか、
どうすれば自由時間が増えるのか。
息子に考えさせてみました。
曜日別に分けてみた。
奥から2つ目の線が沢山入っているのが「魔の水曜日」。
午後、何も予定がないとこんな状態。
青い斜線が「勉強と自由」の時間。
時間がない、ないと思っていたけれど、
書き出してみると意外にあるようなんですけど・・・(あれ?)。
学校行ってる時間が6時間。
就寝まで家で過ごす時間も6時間。
同じだったんだー。
へぇー。
これは、
もしかして、
私の段取りが悪いとか・・・?
宿題は早く済めば1時間半ほど。
Writingが2つなど時間のかかる宿題が出ていると2時間くらい。
それでも、3時間も自由時間があることが証明された。
自由に過ごす時間といったってね、
脳を使うようなこともしたがらないし、
創作するようなこともしたがらないし、
することといえば、
「legoを手に持って遊びながらテレビを見る」くらい。
そう考えると、
3時間もぼけーっと無意味に過ごすよりは、
何か習わせて忙しくさせたほうがいいのではないか?と、
この表を見て改めて考えさせられる。
因みに空手のある日でこんな感じ。
緑色が空手枠。
サッサとしなくてはいけないことをすませれば、
1時間はちゃんと自由時間が取れる。
1時間あれば十分じゃない?
息子、この表に興味持って見てくれました。
今週は初めから、
学校から帰宅後時間表を見、
「あれとこれをサッサとしたら、自由時間が増えるな。」と、
計画を立てるようになってくれてた。
だから魔の水曜日がスムーズだったわけなんですよ。
お蔭で朝ごはんを食べるのは早いし、
夕飯も、宿題も、何もかもサッサと済ませてる。
こうやって、時間感覚を目で見える形にしないと分かんなかったんだなぁ。
やっと人間らしくなってきたよ。
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