見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

考えることは楽しい、だけど、、、

2015-11-17 20:26:58 | 日記

 予報通り、終日の雨。
 明日もこの調子のようですが、農作業の遅れが気にかかります(^^;;

 ただ、雨が降ってもやることがたくさんあるのはありがたいこと。
 朝、今日の予定をいくつか立てていたのですが、大事なことが幾つかできません。明日に延ばすことにして、銅彫金をやっている方の個展に。
 いつもステキな作品。但し、会期は今日まで。次は1月6日~12日、米子高島屋で。

大豆の乾燥も面白い
 今日のメインは、昨日収穫してきた大豆を乾燥させるための吊り下げ作業。下に置いておくと、風の当たらないところはカビるんですよね。
 車庫の小屋裏にロープを張り、大豆の枝を引っ掛けて吊るすことにしました。
 ただ、ロープを張る場所だったり、結構な重さがあるので、ロープの弛みをどうするか。その前に、そもそも何にどう吊るすのか?


 実は、場所も含めていろいろ考えました。庇の下に吊るす、裏の倉庫と母屋の間に吊るす?それとも車庫。量や方法などをシミレーションして車庫に決定。
 次に、何に吊るすか?材木、ワイヤ、針金、ロープ、、、遊んでいる資材は?取り付けは?吊るす方法は? で、2種類の細いロープに決定。
 ロープをどこに張り、どう固定するか、大豆を引っ掛けておいて後で張る、少しやってみましたが、予想通り、うまくいかない。
 結局、最初にロープを張ることとし、弛みを最小限にするため、ところどころ針金で吊ることにしました。書くと簡単なんですが、、、

 結構な量の大豆、根っこをカットしたことで、この車庫でも場所を確保できました。
 実は、後これに近いほどの黒大豆もまだ畑に。干す場所がかなりタイトです。しかも、乾いた後どうやって外すのか?悩んでいます(^^;;

よくやっちょうねー
 僕が車庫でこんな作業をしていると、近所のおばちゃん、いや、おばあさんが、「よくやっちょうねー!」と声をかけてくださいました。答えは「いや、もごもご」
 よく同じような感じで声をかけてくださるのですが、本当によくやってるねえ、あんた、って感じなんですね。
 このおばあさんの子供は同世代ですが、絶対しないだろうと思えます。では、何でこんな鬱陶しいと思えるような作業ができるのか?

考えることは楽しい
 ここからが本題(*^^*)
 我ながら、よくぞ手間のかかることを、知恵を使って楽しみながらやっているよなあ。何ですが、考えて実践するってとてもクリエイティブ!
 僕の高校の後輩が、考えるってこんなに難しいことだということが初めてわかった、だけど楽しいと言っていたと聞きましたが、一斉授業、しかも与える授業、その上体験不足、失敗させない、考えることが苦手な子供が増えるわけです。

 たった、大豆を収穫して干す、それだけのことですが、今、一体どれだけの子供たちが与えられた条件の中でこんなことができるようになるのかなあ?
 年寄りの取り越し苦労ならいいのですが、、、
 ハピコ(ボランティアで男女の仲介をする島根の制度)の方と話しながら、そんなことが一層目の前の課題として迫ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする