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12.7cm高角砲

2005年08月11日 09時39分00秒 | 尾道ロケセット/呉大和ミュージアム
防爆風盾が装着された高角砲でして主に航空機に対する攻撃兵器でしたが、現代の12.7cm速射砲とは発射速度も射程距離も、そして精度までも段違いなのが悲しい所でしょうかね。
元々、この部分には15.5cm3連副砲が配置されていたのですが、実戦用途無しの判断で対空兵器へ変えられました。盾があるのは、主砲の一斉射撃を行った時に発生する爆風に対しての対策で、攻撃に対する防御では無かった点を考えなくてはなりません。射撃指揮は、全て担当の射撃指揮所からの指令で行われ砲手は言われたとおりに撃つだけです。

どーせ、目視で撃ちますのでそんな簡単には当たりはしません年末公開の映画でも見られるように、死ぬために戦っている様なものだった悲惨さが伝わってくる部分ですね。

※手前は25mm3連装機関銃です。12.7cm高角砲は2連装で奥にある物です。

※22/04/24追記:記事タイトルに対する写真が分かり難い(メインが25mm3連装機銃に見える)と判断したため、12.7cm連装高角砲の写真2点を追加します。通常型と、防爆(主砲発射時の衝撃波に耐えるのが目的だがあまり用をなさなかった)天蓋付き。

 

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