思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

2016 造幣局広島支局 花のまわりみち

2016年04月17日 12時33分21秒 | 桜花
庄原市の観光HPをみると、今年の千鳥別尺のヤマザクラは、既に満開寸前らしい。例年なら4/25頃~5月辺りが見頃だというのに。こういう年も有ります。
で、観に行くのは断念しました。流石にね、高速道路を使っても3時間以上掛かる場所なので腰が持たない。残念ですな。

代わりと言ってはなんですが、造幣局広島支局で毎年行われている、花のまわりみちへ行ってきました。こちらも例年はバイクで行く(駐車場の確保が
困難で有る為)のですが、クルマです。つまり、結構歩く事になります。ここで役に立つのがキャリーカート。腰が悪くなかったら、カメラバッグと
三脚かついで歩くのなんて訳ないんですがねぇ。カート引っ張って、ボチボチ歩いて行く事にしたのであります。ま、腰が悪い以外は、そんな調子悪く
ないからね。


須磨浦普賢像。ウチのブログでは、過去記事でも再々ご紹介している品種。咲き始めは黄色みの強い緑。日が経つと中心部から紅が差して来るので、
なんとも言えない不思議な色になります。形はベースで有る普賢像なので、大きめの優雅な花姿です。

で、撮影時に居た女親と息子ちゃんの会話。「女親:あれ、何色に見える?」「息子:緑!」「女親:よく見なさい!緑じゃないでしょ?」
「息子:でも、緑にしかみえんし」「女親:ピンクじゃないの!なんであれが緑なの。良く見なさい!」「息子:でも・・・緑」という具合。
息子ちゃん(典型的なカープ坊や※カープの帽子を被っている※ですw)が可哀想なので、オイラが「この品種は薄い緑で、日が経つにつれて
紅が差して来る」と説明すると、「女親:すごいじゃん!緑で合ってるんだって!」と。。。ま、息子ちゃんがニッコリしていたので、良いか。
己のミスを謝れないってのは、潔くないっていうか、それ見て育った子はどーなるんだろーかってね。プライドが高過ぎるというか。。。
ま、オイラはこの手合いの大人は「キライ」ですなぁ。息子ちゃんに、ゴメンの1つでも言ってやれば良いのにな。


紅普賢像。今年の花となっています。とはいっても、思ったより紅くはないんですよね。関山とかの方がヨッポド紅いので・・・


楊貴妃。球形にビッシリと花が密集して咲きます。風の通り道に植えられている事と、天候の悪化の前という事で、風に揺られて止まらない。
最近は、マクロでジックリ撮る人が減っていますので(手持ちの高感度撮影で速いシャッターというのが主流)、風の止み間を待つという事が
ご理解いただけないようです。


加計桜。今まで「調査中」としていた木ですが、DNA鑑定と専門家の意見により、独自の特徴を持った新発見品種として登録された模様。
ハッキリ言って、散る間際なんですが、見れただけ良かった。葉っぱが細いのも特徴の1つです。


駿河台匂。咲き始めの葉っぱが目立たないオオシマザクラと言ったところか。花のまわりみちは、基本的にヤエザクラばかりなので、
この手のシンプルな花が好きだという人も大勢居ました。ま、多くの桜の先祖をまとめちゃうと、ヤマザクラ系・エドヒガン系
・オオシマザクラ系になっちゃう訳なんで。


手鞠。確かに手まり状なんですけど、先述の楊貴妃とかも手まり状に咲きますから、なかなかねぇ。作出した人が付けたんだから仕方ない。
紅手鞠・大手鞠・小手鞠等々、色やサイズが違うだけで基本的に一緒という品種。


数珠掛桜。菊咲きで花弁数が200近くなる品種。元々、花のサイズが小さいことと、花の咲く枝が高い位置だったので、以前は撮らなかったの
ですが、時々行われる植え替えにより、撮りやすくなりました。随分と紅が強い桜です。
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4月は色々とある

2016年04月10日 14時08分02秒 | 日常的電脳日記
この所、酷い腰痛で寝起きもままならなかった。仕事中に「腰が痛むのか?」と上司に問われたのが、今回の腰痛を意識するようになったきっかけ。
確かに腰や背中にハリを感じてはいたが、動作に現れているとは思わなかった。確かに傷みも有るので、常備している痛み止めを使って仕事を続行。

で、翌朝。ベッドで身を起こすどころか、寝返りすら不能。実は、夜中も寝返りを打つたびに目が覚めていた状態で、「ま、仕事は無理だねw」
程度に考えていたのだが、トイレに行けない現実を見て、コイツは思ったより深刻な状態になっているのだと気が付いた。遅いよねー。
30分ほどかけてトイレへ辿り着いたのだが、まー、遠かった。這うようにしてというのはこの事。何やっても腰の奥から激烈な痛みを発し、
2010年の夏以来の、腰痛による冷たい汗が出たのでした。でも、以前の様な神経痛とは明らかに違うんですよ。筋肉だろうとは思いましたが。

午後診察(1500から)に間に合うよう、以前のヘルニアでお世話になった整形外科へ。実は、15年12月にも行ったのですが、その時とは程度がチョイと
違っていた。なにせ、待合で座ってられないから、本来幼児の待機場所であるマット敷きフロアで横になって待ちます。
そこから診察まで約2時間。呼ばれて起きるのも難儀して、「車イス持って来ましょうか?」と言われる始末。
結局、レントゲンで骨の異常なし、但し、腰椎狭窄及が認められるため骨盤矯正の施術を受け、後は痛み止めとシップで様子見。

で、3日休んだ午後からは着座時間も30分手度なら我慢できるようになったのですが、歩くのが拙い。トレッキング用に買っておいた、簡易型の
ストックを使ってボチボチ歩ける事が分かったのですが、結局、翌日も休んで4日連続休場の不戦敗。これ書いてる今も、家事が出来なくて困ったのーと
思案しながらも、ブログだけは更新しているというアホさ加減。

そんなこんなで腰以外は元気で過ごしていたつもりが、休んでいる間に色々調べごと(最近は、タブレット端末があるので助かるわー)をしていると、
ジムのスタッフが辞めちゃってたり、ちょいと杖ついてぶらついてたら、20年ほど前に色々あった人と出くわして、お互い気付いている筈なのに他人のフリ。
お互い歳とったねぇ。でも、喋り口や声、ものの考え方や仕草などは変わってないのな・・・と感傷に浸ったりで、正に追い打ち状態。
チャイコフスキー交響曲第6番を聴いて、落ちるとこまで落としておいて、ベートーベン交響曲第6番を聴いて、花も嵐も実も有るさ!と持ち上げたり。
人間やってりゃ、色々ありますわ。おしまい・・・

・・・で終わったら、写真ブログにならないので、腰を痛める(ヘルニア持ちな時点で傷めっ放しともいえるが)直前(16/4/2)に撮影した写真から。


現在のオイラのサブカメラである、オリンパスE-M10。小さい割に意外とズッシリ来る。使用レンズはZD14-54_II。適度な描写の甘さがお気に入り。
春がすみ(はい、例によってPM2.5です。今年は黄砂の飛散が比較的少ない年なのですイマノトコ)で、真昼間でも光量不足。かといって露出補正
すると、コントラストが下がるばかりという悪循環。


これ、オリンパスC-2020Zという、1999年発売のデジカメです。この機種を手にした事が写真にハマるきっかけになった事もあり、感慨深い。
流石に解像度不足は否めず、風景写真だと眠すぎる描写です。けど、雲の辺りとか、結構粘っていたりするんですね。あと、シャッター速度も出る。
補色系CCDというやつは鮮やかさでイマイチだけど、結構「写真」っぽく写るんです。


こちらは、オリンパスC-4100Z。2002年発売。4Mになると、解像度は結構足りて来る。でも、原色系CCDの初期型であり、実行感度が低くてシャッター速度が
厳しい。挙句にメモリーカードが「スマートメディア」なので、128MBを使っても、40枚も撮れないという。C-2xxxZ系最後のカメラです。

両者とも、液晶モニターが屋外で見えにくい。特にC-2020Zは、製造から時間が経っている事も有って、本当に見えないんですわ。こういう時に、オマケ程度
にでもついてくれている光学式ズーム連動ファインダーは有り難い。C-4100Zの写真は夕方の逆光なので、ファインダーで構図を決めて(これとて、パララクス
が若干あるけど)、露出は勘という。意図的に逆光アンダーで回りを落とすと決めていたので、意図通りの写りとなりました。
今のコンパクトデジカメやスマホには、光学ファインダー自体が有りません。それだけ液晶画面が良くなったという事なんですが、不便を楽しむようになっては、
オイラも歳とったなーって、ホント痛感致しますよ。エンスージアスト(熱狂的な趣味者)とか書けば、多少カッコよく感じるかも知れませんけどね。

さて、洗濯どーしよ。食事はどーにでもなりますけどねぇ。
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16年の桜は満開までの日数が短かった気がする

2016年04月03日 22時20分42秒 | 日常的電脳日記
桜、とくにソメイヨシノは、葉が伸びる前に花が咲くので「白一色」に見えるのが美しい。近くに行けば桜色というか、薄紅がかっている事が
直ぐに分かるのだが、遠目に見ると白い。この2つの特徴を併せ持つ事も、この桜が全国的に支持されている理由でありましょう。


桜で始まった話なのに、なぜか「507SS じんりゅう」を。サンセットの呉湾クルーズは予約制なので、この日に乗れたお客さんはラッキー!
なぜかって?この日(16/3/28)に配備先である呉へやって来たという訳なのです。午前中はセレモニーが有ったはず。んー、見たかったのう。
そうりゅう型潜水艦は、通常動力潜水艦では世界最新の技術が投入されており、詳しいスペックは謎の部分も多いのであります。


間に潜水艦の話を挟みましたが、ソメイヨシノに戻ります。白と薄紅の意味が分かって頂けるかと思います。


んー、取敢えず押えて撮りましたけど、この場所に立って、それなりに構図出来る人なら誰でも撮れちゃう写真。スマホだって、最近のは
非常に高性能だから、コンパクトカメラ自体を見かけなくなって来ました。カメラが好きなオイラにとっては、少々残念。
だって、スマホが幾ら良く撮れるとはいっても、針の穴程度の光しか得られていない訳でね、やっぱ写真はレンズだろ!という思いから
すると、カメラ使ってよーって思うのでありますな。

ま、その人がそれで満足出来てるんだから良いんですけど、少しでも「写真」を撮る気が有るなら、やっぱカメラを、ね。使って欲しいのです。


この週末は、少し高い山のヤマザクラが満開となっていました。低いところのは、スッカリ葉桜となっています。この赤い葉っぱが鮮やかな緑
となり、やがて濃い緑へと変わって行く。不思議なものです。葉の赤みや緑への変化の様子は、木々の個体差で変わるのも面白い。
こういう「変化・個体差」というのは、人間にも当てはまりますね。型にはまったヤツより、少し変わった奴の方が面白いし興味も湧く。
もっとも、変わってるけど面白みも無い特徴も無いってのはダメですけどねw そういうのは、誰だってダメだと思うんですよ。

でも、観察すれば特徴や良いところというのも、大概の場合は有るものです。


広島湾方面。山々には桜が見えますね。春の西日本は霞が出やすいのですが、この日も存分に霞んでおりました。大昔は霞も風流の一つで、
栄養を含んだ土を日本に運ぶのだとされましたが、現代では、単なるPM2.5と呼ばれる訳です。
なにせ、黄砂の場合は付着が目に見えて分かるので意外と目が粗くて大きいのですが、PMの奴は、文字通り微粒子有害物質ですからね。
コメント (2)
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