思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

2016年 夏終了で秋の気配

2016年08月28日 23時31分55秒 | 日常的電脳日記
サンマやサバが沖獲りされてしまって、なかなか日本漁船が操業している海域に回遊して来なくなっている今日この頃ですが、
その割に、サンマやサバの缶詰って安価に入手できてるもんだから、危機感が薄いと感じているのは私だけでしょうか。
必要以上に用意して、鮮魚で捌けず揚げ物や焼き物に加工しているスーパーは、少なくないのではないかと思ったりします。
ウナギなんかは、その最たるもの。国産ウナギ2000円なんて、そんな再々買って食おうとは思いませんし、中国産うなぎ980円
なんてのも、端から買って食おうなんて気にもなりません。

さて、空の様子を見て見ると、高層と低層の雲が入り混じっていて、尚且つ流れも速い。寒気の流入と暖かい夏の空気の名残り、
更に太平洋の低気圧が入り混じる様になると、秋の気配となって来ます。暑いですけどねぇまだまだ。秋の虫の声も目立って
来たのではないかと思うでしょ?そーいうことなんです。



こんな感じで、夕日にカメラを向け露出アンダーで撮ればコーなるという。ホワイトバランスを「曇天6000K」程度にしておけば
赤みも増しますが、空を見せたかったので、敢えてそのまま。逆光に強いレンズを持っていれば誰にでも撮れます。



こういう風景も、その場に立って撮れば、誰にでも撮れます。そういう時代なんです。



これも、頭上に厚い雲が有って、向こうの空が開いている時に撮れば、誰にでも撮れます。



で、頭上に雲が有る条件で、夕日の沈む方向の空が開いている時にボケーっと待っていれば、地平線の向こうから太陽光が
射して来ると、赤くなるの(大気を長距離通って来る&人類活動によるチリなどの影響を受ける)のであります。
これも、知っていて暇人であれば、誰にでも撮れます。

こうやって考えると、機材が進歩して気軽に撮影が出来るようになってくると、「撮るか撮らないか」だけの事なんです。

写真だけではなく、世の大概は単純で、デジタル的にいえば「1か0か」です。違いはというと、「条件付け」という事になる。
分かるかな? 自分がやりたいと思って出来ているってのは、本当に本当に本当に幸せな事なんだと思うのであります。
つまり、やりたくないと思っていてもやらなきゃならん事の方が、圧倒的に多いってコト。その中でも、自分のお気に入りを
見つけ出し、実行出来るってのは、本当に幸せであり、感謝しなきゃならんのだろうと考える。
いくら理屈付けしても、分からない事の方が遥かに多いので、理屈を更に考えなきゃならん。そんな夏の終わりなのであります。

- 当記事の最後に -

えー、何の事は無い。つまるところ、広島県地方の夏の花火の最後を飾る「竹原の花火大会」が観に行けなかったってコト。
出発したが腰に違和感を覚え、引き返して夕暮れを撮りました、という訳。また来年。
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日は暮れて、日は昇る。で、また暮れる。2016年のお盆。

2016年08月15日 23時52分06秒 | 日常的電脳日記
盆休みなる夏季休暇がやって来た…が、先般より再々書いている通り、腰に起因する神経痛問題により、殆どゴロゴロと過ごしている有様。
昼間はエアコンを付けず、窓を開けて扇風機。夜になってからエアコンという、なんだか2010年に腰やった時と同じ状態に。
それでも、約5分程度なら痛みも無く見た目普通に歩けるので、何となく家事はこなせる。この点だけが、過去よりマシな部分。

例年なら、県内の花火大会撮影で忙しくしている時期なのですが、今年は我慢ですな。三原も、福山も断念しました。昼前までは行くつもりで
準備らしきことを進めるのですが、結局、今年は我慢じゃ…と思い直して中止。当然ながら、行かないのが正解なのであります。
大概の花火大会は、駐車場へクルマが置けたとしても、撮影ポイントまで割りに良い距離を歩く必要が有りますから。
生きてりゃ、また見れるわいな。たぶん。見るというか、撮るの方が正解かも知れないけどさ。



とっぷりと日が暮れて行くのでありますが、なかなか雨が降りませんな。山間部はボチボチ夕立もある様ですが、沿岸部は蒸し暑いばかりで
雨が降らない。夜に流れて来た雲が、僅かに雨を降らす事も有る様ですけど。クルマの屋根を見たら、そういう痕跡が有った。



アーサヤケーノーヒカリノナカニー立つ影は「日新製鋼呉製鉄所」の煙突。モクモクと煙が出ますなぁ。でも、煙よりも砂鉄やコークス粉の方が
遥かに問題だったりしますが。問題問題言っても、一向に改善の気配すらないし、本気で取り組むと呉が傾くという。



なんか良く分かんないんですが、コイワシの群れが良く湧いております。俗にいう「なぶら」なんですけど、そんな追いまわしている魚が
見える風でも無く。スズキが追ってるんでしょうかね。カモメが水面ギリギリで捉えようと頑張るんですが、そんな簡単に行きません。



そんな訳で、今日も日が暮れる訳です。空の雲が妙な感じでして、山口県(周防の辺り)方面に低い雲が有る様子。コッチは煙霧で降る
気配なし。



フィルター効果を発揮して、こんな感じの夕陽となりました。もう少し長いレンズを持って行きたいところですが、長いレンズは大きく
重いのであります。クルマで来ていないのでレンズがないという訳なんです。まー、あまり長いので撮っても、太陽写真そのものに
なってしまうだけの事なんですが、それならそれで、黒点とか見えたりしてニヤリとしちゃったりするものです。

ま、なんか楽しみというヤツは、そこ彼処に有るものですわ。墓参りに行っても、そこでチョッとした光景を見てニヤリとかね。
傍から見たら、コッチミルナという状態かも知れませんが。寝る。
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16年8月上旬に思う

2016年08月09日 15時26分59秒 | 日常的電脳日記
まー、腰痛坐骨神経痛というお約束というか、枕詞というか。先週末から相当怪しかったが、ブロック注射の効果と、土曜の午後まで横になっていた
効果もあり、歩き回るのに十分なレベルにまでシビレ症状は緩和されていた。

で、昨日の仕事を終えてから、急激に症状が悪化。慌てて安静にしたけど、今朝までに回復しませんでした、という。結局仕事を休んで、暑い最中
横になって過ごしていたら、椅子に座れるくらいには良くなって来た。しがな一日、着座で腰を圧縮して散々痛めつけている状態なので、基本的に
良くなるとは思わないのですが、消去法(現場仕事はもっと務まらん)で、今の仕事で頑張る他に生きる道はないのであります。

とかいう、自身の状態を自己正当化する方法でしか、気晴らしが出来ないという有様。きっと、読んでる人だって、ツマンネーと思うに違いない。
なので、文字色を「白」にして、見た目の透明化を図るのであります。


さて、色々ある訳ですが、言い訳はこの程度にしておきましょうか。


オリンパスE-M1:ライブコンポジッット使用

実は、灯篭流しを観に行ったのは初めて。駐車場が無い事を覚悟の上で行ってみたら、広島産業奨励館跡の近傍に、偶々空きを見つけて入れる事が出来た。
歩きまわれない身にとって、これは本当に有難かった。

長秒露光ではオーバーしてしまう場面でも写真に出来る同社のライブコンポジットは、1撮影機会のレリーズで重ねた結果のみ記録とか、1フレームの露光は
最長60秒までという制約が有るものの、使い込めば面白くて作品作りに役立つ素晴らしい機能。使わない手はない。
殆どの人は、水面に浮かぶ「灯篭」そのものの形を写している訳で(オイラも撮ってますがw)、こういうのも有りだと思う。

 
オリンパスE-300

久々に、コダック製FFT-CCD機で撮影。思ったより蒼くならないのは、大気中のチリがあるから。俗にいう、煙霧という状態となっている為です。
スカッとした条件なら、嘘くさいくらいに紺碧に写ります。しかし、今となっては解像が相当に甘いですね。今のレンズとカメラが如何に凄い技術を
使っているか、良く分かりました(縮小画像を見ている皆様方には、意味が分かんないかも知れませんね)。


オリンパスE-300

ネコ又は、イヌだったと思われるもの。海ゆかば、 水漬く屍であります。白いのは皮膜又は筋膜で、毛色じゃありません。次は、もっと良い生物か、
もっと可愛がられる環境に生れて来られることを祈るのみです。躯は、海の生物たちの糧となります。
オイラは30歳過ぎた頃から色々と考える事が有って、中世欧州で流行った「メメント・モリ」の思想に近いものを抱いております。
我が国においては、諸行無常とか、死して屍拾うもの無し(←コレは違うな、うん)とかいう言葉が、昔から存在するのであります。
思うに、今の日本人は、自分は死なないとか思ってるのが増えてる気がするんです。それはそれでモチベーション維持という観点では間違いじゃないけど、
どーなんかーなーっていう・・・
コメント (2)
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16年7月末の空

2016年08月01日 23時02分14秒 | 日常的電脳日記
遠くまで行かなくても写真は撮れる。これは真理である。でも、遠くに行って、見た事ない風物を目の当たりにし、体感し、捉えてみたい。
そんな訳で、本日の記事は「雲」の写真なのであります。とりあえず、空が見えれば撮れるから。


アグファフォト(GE):AP15

んー、Vividで撮ったらコーなった。フォーギーというか、単に解像していないだけという。面白いカメラじゃあるが、絶対的な撮影能力は
ハッキリ言って低い。GEが日本市場を諦める事となった(っていうか、本家も家電の自社開発止めちゃってるんですけどねw)迷品。


カシオ:EX-P700

真面目に?絞り羽を使っていた時代の高級コンデジ。なんか、グレー掛かっていつつも若干アンバーカブリという… ま、当時のカシオ
らしい写りといえば、そういう写り。ちなみに、撮影時刻は12時頃。


ニコン:E5000

露出合わせが難しい。液晶モニターは非常に見え難く、パララクス枠付きの光学ファインダーで狙いを付けるも、実際に写っている範囲は
当然違う訳でして。粉っぽい&僅かにマゼンタカブリで、補色系ですか?という写り具合。っていうか、15年も前のカメラなのに、動いて
くれてありがとう!と称えるべきか。


ミノルタ:DiMAGE S304

こいつ、なんと「オート」が一番まともに写ったというw ミノルタというメーカーの設計思想は、随分と時代を先取りしていたのかも
知れません。このカメラも、15年前の(略)アリガトウ!と称えるべきか。ミノルタはカメラ事業からとっくの昔に撤退済みですし。
ちなみに、雲はそうでもありませんが、標準設定のままで撮ると、一般的に精気の無い発色で写ります。


オリンパス:SH-60(現在の常備コンデジ)

かなり解像感の高い画像に見えるけど、実際は溶けちゃってディテールが結構アバウト。シビアにみなけりゃ、相当写るカメラの部類。
ま、コイツの特技は高倍率ズーム&強力な手ぶれ補正に有る訳で。


オリンパス:E-M1(現在の主力ガンデジ)

露出をアンダーで撮れば、もう少し立体的に写ったかも知れませんが、こんなモンです。オリンパスは随分と「写る」ようになりました。
ですが、雲の描写は苦手な部類だと思いますね、未だに。画面内に占める色の割合で、輪郭強調の度合いを調整している気もする。
どっちにしろ、進歩の早い(旧型になり易い)デジカメ界に於いて、地味にファームアップで熟成されて来た事実は、素直に感謝します。

なので、次世代機は、もう少し写って欲しいなぁ。


オリンパス:E-M10(現在の補助ガンデジ)

M1とは、リンゴとナシ程度の差しかない。一応、スペック的にノイズ成分はM10の方が少ないらしいのだが…

- 総評 -
真昼間に撮っているので、立体感が得られにくい条件にしては、そこそこ写ってるのかなーとか思ったり。コレクションとなっている
旧式デジカメも、偶にレンズに光を通してやって、カビの発生を防ぐという目的も有ると言えば有るんですけどね。
ま、こういう機会でも無ければ、比較してみようなんて思わない訳で。神経痛というヤツも、人間の行動をコントロールするだけの
切っ掛けを生み出すとは、なかなかでありますな。



オマケ。久々に花火を撮ったら、重ね過ぎてイマイチな出来に。シャッターを開けっぱなしにして、レフ板の黒側を向けてレンズ前を
遮へいする訳なんですが、良い感じに撮れない事も有りますよ。毎年、何らかの機会を見つけては撮っているのですが、今シーズンは
遠征するのに相当思案する状態なので、近所の花火へ出かけて行ったら、肩慣らしにもならんかった、と。
まー、ウグイスだってシーズンの鳴き始めはヘタクソですしね。でも、上手くなるだけの回数、花火撮影に出かけるのは厳しいねー
今年は。とりあえず、宮島は止めておこう。ありゃ、体が達者じゃないと無理だw

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